世界・海外・国外の文学賞

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マギー・ハリス

マギー・ハリス

Maggie Harris

プロフィール

性別
女性
国籍
ガイアナ
言語
英語
居住地歴
ガイアナ(出生〜移住まで) → イギリス、サネット/ケント(1973年頃〜2006年、その後復帰) → ウェールズ(2006年〜約2016年)

経歴

職業
詩人, 短編作家, ノンフィクション作家, ヴィジュアルアーティスト, クリエイティブライティング講師
活動期間
1980年〜
所属
サウサンプトン大学(International Teaching Fellow)
影響を受けた人物
レナード・コーエン, デレク・ウォルコット, カマウ・ブラズネイヴ, ローレンス・スコット, イサベル・アジェンデ, ジーン・トゥーマー, アリス・ウォーカー, トニ・モリソン, ポーリン・メルヴィル, グレース・ニコルズ

学歴

ケント大学
アフリカ・カリブ研究
学位: BA(アフリカ・カリブ研究)、MA(ポストコロニアル研究)
国: イギリス
成熟学生として在籍し学士・修士を取得

受賞歴

ガイアナ文学賞
2000
対象作品: Limbolands
主催: ガイアナ文学賞運営団体
結果: winner
ガイアナ文学賞
2014
対象作品: Sixty Years of Loving
主催: ガイアナ文学賞運営団体
結果: winner
コモンウェルス短編賞(カリブ部門)
2014
対象作品: Sending for Chantal
主催: コモンウェルス財団
結果: regional winner
Kingston University ライフライティング・コンペティション
2008
対象作品: Kiskadee Girl
主催: キングストン大学
結果: winner
Wales Poetry Award
2020
対象作品: and the thing is
主催: Poetry Wales
結果: first prize
Edge Hill Short Story Prize
2016
対象作品: In Margate by Lunchtime
主催: Edge Hill University
結果: longlisted
University of Kent T. S. Eliot Prize
主催: ケント大学
結果: recipient
Leverhulme Trust 研究海外奨学金
主催: Leverhulme Trust
結果: scholarship

受賞・候補エディション

作品

代表作

Limbolands

1999年 詩集

移民、喪失、郷愁を扱った初期詩集。ガイアナ出身の視点から故郷と新天地の間で揺れる感情を描く。

移民喪失郷愁風景

Sixty Years of Loving

2014年 詩集

人生、愛、女性としての経験を織り込んだ詩集。表紙には著者自身の美術作品が使われている。

女性性時間記憶

After a Visit to a Botanical Garden

2010年 詩集

植物園訪問を契機に風景と記憶、植民地史との関わりを詩的に探る作品群。

風景記憶植民地主義

Canterbury Tales on a Cockcrow Morning

2012年 短編小説集

ケント地方や英国での生活を舞台に、多様な人物の視点から移民・結びつき・日常の瞬間を描く短編集。

移民コミュニティ日常

In Margate by Lunchtime

2015年 短編小説集

短編によって郊外や海辺の風景とそこに生きる人々の小さなドラマを描く作品集。エッジ・ヒル賞のロングリスト入り。

場所性日常記憶

Writing on Water

2017年 短編小説集

流動性や移動をモチーフに、個人の履歴や関係の揺らぎを描いた短編集。

移動関係性変化

Kiskadee Girl

2011年 回顧録

著者のカリブでの幼少期を中心にした回想録。Kingston University のライフライティング賞受賞作。

幼年期家族帰属

全著作

  • Limbolands
  • From Berbice to Broadstairs
  • After a Visit to a Botanical Garden
  • Selected Poems 1999–2010
  • Sixty Years of Loving
  • On Watching a Lemon Sail the Sea
  • Canterbury Tales on a Cockcrow Morning
  • In Margate by Lunchtime
  • Writing on Water
  • Kiskadee Girl

翻案

  • Rochester Cathedral のパブリックアート('Dear Mr Dickens' に詩が展示)
  • Canterbury Westgate Gardens のパブリック展示('Canterbury' が展示)
  • BBC の委嘱詩 'Lit by Fire'(ノース・フォアランド灯台について、2016年)

作風・主題

文体
叙情的で凝縮された言語物語性を帯びた短編の語り口ポストコロニアル的視点と風景描写の融合ヴィジュアルアートの影響が感じられる描写
頻出モチーフ
移民と故郷の喪失家/ホームの問い母性と女性の経験風景と記憶

評価・遺産

ガイアナ出身の詩人・短編作家として、移民経験や郷愁、女性性を主題にした作品群で評価される。ガイアナ文学賞複数回受賞やコモンウェルス短編賞地域部門受賞など受賞歴があり、地域の文学祭創設やパブリックアートへの寄与を通じて地域文化にも影響を与えている。

大衆文化への影響

  • Rochester Cathedral と Canterbury の公共空間に詩が展示されるなどのパブリックアートへの貢献

引用

  • 一般に言って、ガイアナ出身の作家として、移民と喪失の主題、『ホーム』の問い、歴史と風景との関わりが私の作品に不可欠です。故郷と『ルーツ』の喪失は強い底流であり、女性であるという事実もまた重要です。旅や定住、母性、創造的な人間であるという実感も本質的なテーマであり、必ずしも否定的なものではなく人生の一部です。
    出典: インタビュー(出典: Maggie Harris - Wikipedia の参照資料)

豆知識

  • 1971年にガイアナからイギリスへ移住した。
  • 1990年代〜2000年代にかけてヴィジュアルアーティストとして展示歴がある。
  • 2002年にサネットで地域のライブ文学祭「Inscribing the Island」を創設した。
  • 『Sixty Years of Loving』の表紙には著者自身の美術作品が使用されている。