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メフメダリヤ(マク)・ディズダル

メフメダリヤ(マク)・ディズダル

Mehmedalija "Mak" Dizdar

ペンネーム: マク日常的・詩作で使用された短縮筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1917-10-17 (ストラツ(Stolac))
死没
1971-07-14 (サラエボ(Sarajevo)) 53歳
国籍
ボスニア・ヘルツェゴビナ
言語
ボスニア語
宗教
イスラム教
居住地歴
ストラツ → サラエボ

経歴

職業
詩人, 編集者
活動期間
1936年〜1971年
所属
ボスニア・ヘルツェゴビナ作家連合(会長), 日刊紙「オスロボジェニェ」編集職
所属団体
ボスニア・ヘルツェゴビナ作家連合
影響を受けた人物
ボスニア中世の文化(stećci), イスラム神秘主義(スーフィズム), ボスニアのキリスト教伝統

学歴

州立シャリーア・ギムナジウム(サラエボ)
国: 当時のボスニア
サラエボの州立シャリーア・ギムナジウムにて学び、卒業したが正確な年は不明。

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯業績(Golden Wreath受賞)

    本受賞はディズダルの詩作全体を称えたもので、伝統的モチーフと歴史的記憶を現代詩へと継承・変奏する力が高く評価された。地域文化の深層に根ざした作品群が顕著である。

    歴史民族記憶

作品

代表作

カメニ・スパヴァチ(石の眠り)

1966年 詩集

中世の墓碑(stećci)の象徴や碑文を詩的に再解釈した代表作。生と死、記憶、ボスニアの領土性を主題とし、キリスト教的・イスラム的な要素を融合する。

生と死民族的記憶中世の遺物と象徴
翻訳
  • 英語訳:フランシス・R・ジョーンズ(Francis R. Jones)による翻訳が知られる

モドラ・リエカ(青い川)

1971年 詩集(長篇詩)

生涯後期の作品群をまとめた作品。歴史的視座と個人的感情を結びつけ、中世の象徴性を引き続き探求する。

記憶と時間故郷象徴的イメージ

全著作

  • 『カメニ・スパヴァチ(石の眠り)』
  • 『モドラ・リエカ(青い川)』
  • 短編詩・断章(選集・散佚あり)

翻案

  • サラエボのブロンズ胸像や記念碑に詩が刻まれている例がある

作品の翻訳

  • 『カメニ・スパヴァチ』英訳(訳:フランシス・R・ジョーンズ)

作風・主題

文体
象徴主義的グノーシス的要素を含む口語と古語を融合した語り
頻出モチーフ
stećci(中世の墓碑)月と星の図像死と復生

評価・遺産

20世紀ボスニア文学の中心的詩人の一人。『カメニ・スパヴァチ』はボスニア近代詩の基礎的作品とされ、国民的記憶と中世遺産の再解釈で高く評価されている。

記念館・博物館

  • マク・ディズダル財団 サラエボ(所在)

関連学会

  • ボスニア・ヘルツェゴビナ作家連合

資料所蔵先

  • マク・ディズダル財団のアーカイブ

大衆文化への影響

  • サラエボにある胸像や追悼碑に詩文が刻まれている

引用

  • 「ここではただ生きるために人は生きない。ここではただ死ぬために人は生きない。ここではまた生きるために死ぬのだ」
    出典: 詩(トゥズラ虐殺の記念碑に刻まれた一節)

豆知識

  • 本名はメフメダリヤ・ディズダル。
  • 兄ハミдは作家として活動した。
  • 母と妹はヤセノヴァツ強制収容所で亡くなった。
  • 『カメニ・スパヴァチ』と『モドラ・リエカ』は20世紀ボスニア詩の重要作とされる。
  • 1950–60年代以降、ボスニアの口語と中世語彙を結びつける独自の詩風を確立した。