世界・海外・国外の文学賞

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マリンダ・ロー

マリンダ・ロー

Malinda Lo

プロフィール

性別
女性
生誕
中国
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
マサチューセッツ州(アメリカ)

経歴

職業
作家, リサーチャー
活動期間
2009年〜
所属団体
ラムダ・リテラリー財団 関連イベントへの参加

学歴

ウェルズリー大学
国: アメリカ合衆国
ハーバード大学
地域研究(Regional Studies)
学位: MA
国: アメリカ合衆国
スタンフォード大学
文化・社会人類学
学位: MA
国: アメリカ合衆国
博士課程進学の意図で在籍したが博士号は取得せず修士号を得ている

受賞歴

ナショナルブック賞(ヤングピープルズ・リテラチャー)
2021
対象作品: テレグラフ・クラブの最後の夜
部門: Young People's Literature
主催: ナショナルブック財団
結果: 受賞
ストーンウォール図書賞(児童・ヤングアダルト部門)
2022
対象作品: テレグラフ・クラブの最後の夜
部門: Young Adult Literature
主催: アメリカ図書館協会
結果: 受賞
ウィリアム・C・モリス賞
2009
対象作品: Ash
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: 最終候補
アンドレ・ノールトン賞(YAファンタジー・SF部門)
2009
対象作品: Ash
主催: SFWA(サイエンス・フィクション作家協会)
結果: 最終候補
ミソポイア(神話学)ファンタジー賞
2009
対象作品: Ash
主催: Mythopoeic Society
結果: 最終候補
ALA ベスト・ブック・フォー・ヤングアダルト
2012
対象作品: Huntress
主催: アメリカ図書館協会
結果: 選定
カーネギー・コーポレーション グレート・イミグランツ賞
2022
主催: カーネギー・コーポレーション・オブ・ニューヨーク
結果: オナリー(顕彰)
Lambda Literary Award
2009
対象作品: Ash
主催: ラムダ・リテラリー財団
結果: 最終候補

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Last Night at the Telegraph Club

    1950年代サンフランシスコを舞台に、中国系アメリカ人の若い女性の恋と覚醒を描く歴史的ヤングアダルト。愛と恐怖政治の時代背景が絡む物語。

    LGBTQ+歴史人種

作品

代表作

Ash

2009年 ヤングアダルト / ファンタジー

グリム童話の『シンデレラ』を再解釈したYAファンタジー。主人公の女性の愛と選択を描く。

クイア・アイデンティティ再解釈された民話自己決定

Huntress

2011年 ヤングアダルト / ファンタジー

『Ash』と同じ世界観を舞台にした続編的要素のある物語。東アジアとヨーロッパの影響が混在するファンタジー。

文化的混淆友情と愛冒険

Adaptation

2012年 ヤングアダルト / SF

ある少女が自身の正体と世界の秘密に巻き込まれていくSF的要素を含むYA作品。SF・ミステリの要素がある。

アイデンティティ陰謀自己発見

Inheritance

2013年 ヤングアダルト / SF

『Adaptation』の続編。前作の謎の続きと主人公の成長を描く。

継承帰属感成長

A Line in the Dark

2017年 スリラー / ヤングアダルト

スタンドアロンのスリラー作品。心理的緊張感と若者の関係性を描く。

秘密心理的緊張信頼と裏切り

Last Night at the Telegraph Club

2021年 ヤングアダルト / 歴史フィクション

1950年代のサンフランシスコを舞台に、アメリカ生まれの中国系若者が同性愛を受け入れていく過程を描く歴史的YA小説。

同性愛人種とアイデンティティ歴史と追憶

A Scatter of Light

2022年 ヤングアダルト / 成長小説

2013年を舞台に、同性婚が合法化される時代背景と結びつく若者の成長物語。『Last Night at the Telegraph Club』の伴走的な関係にある作品。

自己発見現代のLGBTQ経験愛とコミュニティ

全著作

  • Ash (2009)
  • Huntress (2011)
  • Adaptation (2012)
  • Inheritance (2013)
  • A Line in the Dark (2017)
  • Last Night at the Telegraph Club (2021)
  • A Scatter of Light (2022)

作風・主題

文体
歴史的事実とフィクションを織り交ぜる叙述丁寧な人物描写と感情の細部への留意YAに親和的な平易さと深みの両立
頻出モチーフ
アイデンティティと疎外感クイアの愛とコミュニティ文化的ルーツと記憶

評価・遺産

多様性とLGBTQ表象を強調したYA文学の先導者の一人として評価される。自身の作品でクイアやアジア系アメリカ人の物語を前面に出しつつ、出版業界における多様性調査でも知られる。主要な文学賞受賞やノミネート歴を持ち、教育的・文化的影響を与えている。

関連学会

  • ラムダ・リテラリー財団(関連プログラム)

引用

  • ついに、多面的で、レズビアンで、歴史的なティーン小説――多くの読者が待ち望んでいた作品だ。
    出典: Kirkus Reviews(レビュー) (2020年)

豆知識

  • 中国で生まれ、3歳でアメリカへ移住した。
  • 2011年にDiversity in YAを共同設立し、YA文学における多様性を可視化する活動を行っている。
  • 既婚(配偶者はエイミー・ラヴェル/Amy Lovell)。
  • 2021年に『Last Night at the Telegraph Club』でナショナルブック賞を受賞した。