世界・海外・国外の文学賞

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メアリー・フッド

メアリー・フッド

Mearī Huddo

プロフィール

性別
女性
生誕
1946-09-16 (ジョージア州ブランズウィック)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ジョージア州ブランズウィック → ジョージア州ホワイト → ジョージア州ダグラスビル(ダグラス郡) → ジョージア州ウッドストック(レイク・アラトゥーナ近辺) → ジョージア州ジャクソン郡

経歴

職業
小説家, 短編作家, 作家
活動期間
1980年〜
所属
ミシシッピ大学(グリシャム講座、作家招聘), ベリー・カレッジ(初代ライター・イン・レジデンス), ラインハルト大学(作家招聘), エモリー大学オックスフォード・カレッジ(作家招聘), センター・カレッジ(訪問作家), マーサー大学(フェロル・サムズ英文学講座)
影響を受けた人物
アースキン・コールドウェル, カーソン・マッカラーズ, ユードラ・ウェルティ

学歴

ジョージア州立大学
スペイン語学科
学位: 学士(スペイン語)
国: アメリカ合衆国
通学・在学中に近郊から通学していたとされる。詳細な卒業年不明。

受賞歴

フラナリー・オコナー短編賞
1984
対象作品: 彼女はどこまで行ったか
主催: University of Georgia Press(フラナリー・オコナー賞事務局)
結果: 受賞
ザ・サザン・レビュー / ルイジアナ州立大学 短編賞
1984
対象作品: 彼女はどこまで行ったか
主催: The Southern Review / ルイジアナ州立大学
結果: 受賞
ナショナル・マガジン賞(フィクション部門)
1986
対象作品: 「Something Good for Ginnie」
主催: アメリカ雑誌協会等(National Magazine Awards)
結果: 受賞
リリアン・スミス書籍賞
1987
対象作品: 金星は青い
主催: リリアン・スミス賞選考委員会
結果: 受賞
ディキシー作家・ジャーナリスト協議会 年間作家賞
1987
対象作品: 金星は青い
主催: Dixie Council of Authors and Journalists
結果: 受賞
タウンゼント賞(フィクション)
1988
対象作品: 金星は青い
主催: アトランタ周辺文学団体(Townsend Prize 運営)
結果: 受賞
ホワイティング賞
1994
主催: ホワイティング財団
結果: 受賞
ロバート・ペン・ウォーレン賞
2001
主催: 授与団体不詳
結果: 受賞
タウンゼント賞(フィクション)
2016
対象作品: 南の空の澄んだ眺め
主催: Townsend Prize organizers
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

彼女はどこまで行ったか

1984年 サザン・リテラチャー(南部文学)

農村から都市へと変化するジョージアの風景を背景に、家族と個人の軋轢を描く短編集。登場人物たちの記憶と喪失、日常の緊張を繊細に描写する。

南部のアイデンティティ家族と世代間の関係変化と郊外化
翻訳
  • オランダ語, フランス語, 日本語, スウェーデン語 に翻訳あり

金星は青い

1986年 サザン・リテラチャー / 中編・短編

表題作を含む中編と短編の集成。地方の記憶や人間関係が複雑に絡み合い、登場人物の内面の変化が描かれる。

記憶と過去小さな町の人間模様

慣れ親しんだ熱

1995年 小説 / サザン・リテラチャー

南部社会の人間模様を中心に据えた長編小説。登場人物たちの欲望と孤独、地域社会の変化が主題となる。

欲望と孤独地域社会の変容
映像化・舞台化
  • [映画(脚色・企画段階)] 慣れ親しんだ熱

南の空の澄んだ眺め

2015年 短編集 / サザン・リテラチャー

長年の作家活動の集大成とも言える短編集。南部の風景と人間関係、移ろう時間が主題としてまとめられている。

郷愁土地と記憶

シーム・バスターズ(中編)

2015年 中編小説

地方の労働や職業、そこに生きる人々の関係を描く中編作品。

仕事と共同体労働の景観

全著作

  • How Far She Went(1984)
  • And Venus is Blue(1986)
  • Familiar Heat(1995)
  • A Clear View of the Southern Sky: Stories(2015)
  • Seam Busters: A Novella(2015)

翻案

  • 『Familiar Heat』は脚本化されている(2003登録の脚本情報あり)。ハリウッドの関心あり。

作品の翻訳

  • オランダ語、フランス語、日本語、スウェーデン語に翻訳された作品あり

作風・主題

文体
叙情的で細部描写が豊富南部リアリズムに根ざした語り口
頻出モチーフ
小さな町の生活過去と記憶家族の絆と断絶風景(南部の土地)

評価・遺産

メアリー・フッドは南部文学の重要な現代作家の一人と見なされ、登場人物の内面や地方の変化を描いた作品群で評価されている。2014年にジョージア作家殿堂へ殿堂入りしている。

関連学会

  • ジョージア作家殿堂(Hall of Fame)

資料所蔵先

  • エモリー大学スチュアート・A・ローズ文書館(Mary Hood Papers)

大衆文化への影響

  • ハリウッドによる映画化の関心(著作の脚色検討)

引用

  • 「たとえば男が畑を横切って歩いているとする。『あれは誰だ?』と問われれば、南部の人は『あの犬とその男が鉄の橋で落雷に遭ったのはその祖父じゃなかったか?母の三番目のいとこ—私の生まれる前に死んだ—が次の夏、ダムのすぐ上で八ポンドのナマズの腹から列車の時計を見つけたんだと思う。確か八ポンドだった。ユニースの腕くらい大きかった。あの新しいブルーのキャデラックのために結婚したやつだ、だから日曜用の靴を履いて歩いているように見えるのもわかる、もしそれがその人ならな、確かにそうだ。』といったように答えるだろう。北部の人なら同じ問いに(直接問われたときだけ、むやみに言わない)『あれはジョー・スミスだ』と答えるだろう。」
    出典: 『The New Georgia Guide』(1996) - Mary Hood (1996年)

豆知識

  • ケネソー州立大学は現代文学とライティング会議10周年を記念して彼女を『Writer of the Decade』に選出した。
  • 作品はアースキン・コールドウェル、カーソン・マッカラーズ、ユードラ・ウェルティと比較されることがある。
  • 作家パット・コーンロイは『メアリー・フッドは良い作家ではない、偉大な作家だ』と称賛している。