世界・海外・国外の文学賞

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マックス・ポーター

マックス・ポーター

Makkusu Pōtā

プロフィール

性別
男性
生誕
1981-01-01 (ハイ・ウィカム(イングランド))
国籍
イギリス
言語
英語

経歴

職業
作家, 元書店員, 元編集者
活動期間
2009年〜
所属団体
ロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチャー
影響を受けた人物
テッド・ヒューズ, エミリー・ディキンソン, ディラン・トマス, フランシス・ベーコン(画家)
ノミネート
2015年 ガーディアン ファーストブック賞 ロングリスト/ショートリスト, 2015年 ゴールドスミス賞(実験的な書き方) ショートリスト, 2019年 ウェインライト賞 ロングリスト(Lanny), 2019年 マン・ブッカー賞 ロングリスト(Lanny), 2019年 ゴードン・バーン賞 ショートリスト(Lanny)

学歴

コートールド美術研究所
美術史
学位: BA
国: イギリス
美術史を専攻。さらにパフォーマンス、精神分析、フェミニズムを学ぶMA取得。

受賞歴

サンデー・タイムズ PFD 若手作家賞
2016
対象作品: Grief Is the Thing with Feathers
主催: The Sunday Times
結果: 受賞
Books Are My Bag 読者賞(フィクション部門)
2016
対象作品: Grief Is the Thing with Feathers
主催: National Book Tokens
結果: 受賞
ディラン・トマス賞
2016
対象作品: Grief Is the Thing with Feathers
主催: Dylan Thomas Prize
結果: 受賞
ヨーロピアン文学賞(Europese Literatuurprijs)
2017
対象作品: Grief Is the Thing with Feathers
主催: Europese Literatuurprijs
結果: 受賞
ロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチャー フェロー選出
2020
主催: ロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチャー
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Verdriet is het ding met veren

    母の死を巡る家族の悲嘆を、詩的かつ実験的な文体で描いた作品。悲嘆を象徴する“カラス”が寓意的に登場し、ユーモアと鋭い感情表現で喪失と癒やしのプロセスを探る。

    悲嘆家族詩的表現喪失

作品

代表作

Grief Is the Thing with Feathers

2015年 ハイブリッド(小説と詩の間) 128ページ

カラスが喪に服する一家を訪れるという寓話的で詩的な語りを通じて、喪失と悲嘆、家族の絆を描く作品。断章的な詩文と物語が混ざり合う実験的なテクスト。

悲嘆家族鳥/寓話喪失と再生
映像化・舞台化
  • [舞台] Grief Is the Thing with Feathers(舞台) / Enda Walsh (2019)
  • [長編映画] The Thing With Feathers(映画) / Dylan Southern (2025)
翻訳
  • 27か国語に翻訳

Lanny

2019年 小説 320ページ

田舎の村を舞台に、生と死、幻影が交錯する物語。少年ラニーを中心に共同体の記憶や神話性、社会的分断と環境危機が描かれる。

村社会子供時代伝承と幻影社会的分断
映像化・舞台化
  • [長編映画(企画)] Lanny(映画化予定)
翻訳

The Death of Francis Bacon

2021年 詩的散文/フィクション的伝記的断章 208ページ

画家フランシス・ベーコンの最期の日々を舞台に、絵画の視覚的エネルギーを文字で再現しようとする詩的断章。思考と視覚の葛藤を描く作品。

芸術と視覚意識の崩壊
翻訳

Shy

2023年 中編小説/ポリフォニック 96ページ

問題を抱えたティーンエイジャーを多声音で描く物語。現代主義の要素を取り入れた語り口で、内面と社会的圧力が交差する。

青少年の危機多声音成長と孤立
映像化・舞台化
  • [映画(作者自身による脚色)] Steve / Tim Mielants (2025)

全著作

  • Grief Is the Thing with Feathers(2015)
  • Lanny(2019)
  • The Death of Francis Bacon(2021)
  • Shy(2023)
  • 短編・詩・エッセイ等(寄稿多数)

翻案

  • Grief Is the Thing with Feathers(舞台化・2019、ニューヨーク公演等)
  • The Thing With Feathers(映画、2025年サンダンス上映)
  • Steve(Shyの映画化、Netflix配信予定、2025)

作品の翻訳

  • Griefは多数の言語に翻訳済

作風・主題

文体
詩的で断片的、リズムと音に重きを置く文体ジャンルの境界を越えるハイブリッドな実験性
頻出モチーフ
鳥(カラス)喪失と悲嘆家族のダイナミクス視覚と絵画性

評価・遺産

短いキャリアの中で独自の詩的実験とジャンル横断的な手法により高い評価を受け、舞台化・映画化を通じて大衆文化にも影響を与えている。若手作家として多数の賞を受賞し、現代英文学の注目作家の一人となっている。

関連学会

  • ロイヤル・ソサエティ・オブ・リテラチャー

大衆文化への影響

  • 舞台化(Enda Walsh演出、Cillian Murphy主演)や映画化により広く紹介

引用

  • その本は心を打ち、黒いユーモアがあり、深く共鳴する。誰かを失っても世界を愛するということの完璧な総括だ。
    出典: The Guardian(Sarah Crownによる書評) (2015年)

豆知識

  • かつてチェルシーのDaunt Books支店を管理しており、2009年にBookseller of the Yearを受賞。
  • Grief Is the Thing with Feathersは舞台化され、Cillian Murphyが主演。後に映画化されサンダンスで上映。
  • 2025年の国際ブッカー賞審査委員長を務める。