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マジシ・クネネ

マジシ・クネネ

Mazisi Kunene

別名: Mazisi Raymond Kunene / Mazisi kaMdabuli Kunene
ペンネーム: レイモンド・クネネ英語圏で使用される別名・通称

プロフィール

性別
男性
生誕
1930-05-12 (ダーバン(クワズールー=ナタール州)、南アフリカ)
死没
2006-08-11 (ダーバン、南アフリカ) 76歳
国籍
南アフリカ
言語
ズールー語, 英語
居住地歴
ダーバン(生誕) → ロンドン(亡命・滞在) → ロサンゼルス(UCLA 教授) → クワズールー=ナタール州、南アフリカ(帰国後)

経歴

職業
詩人, 大学教授, 翻訳者, 文化顧問
活動期間
1950年〜2006年
所属
アフリカ民族会議(ANC), アフリカ連合戦線(African United Front、指導的役割), ユネスコ(文化顧問), カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA), ナタール大学(帰国後の所属)
所属団体
アフリカ民族会議(ANC)
影響を受けた人物
ズールーの口承伝統と民話, 伝統的ズールー詩人・叙事詩
影響を与えた人物
南アフリカの現代詩人たち, アフリカ研究・比較文学の研究者と翻訳者

学歴

ナタール大学
ズールー語・歴史
学位: Bachelor of Arts / Master of Arts (Zulu poetry)
期間: 1950s(在籍・卒業年は不明)
国: 南アフリカ
ズールー文学と歴史を専攻。修士論文は「ズールー詩の分析的調査」。
ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)
期間: 1959(留学)
卒業年: 1959
国: イギリス
1959年に留学。詳細な学位情報は不確定。

受賞歴

バントゥー文学賞(Bantu Literary Competition)
1956
主催: 主催団体不明
結果: 受賞
アフリカ詩人桂冠(UNESCOによる称号)
1993
主催: ユネスコ
結果: 授与
南アフリカ初代ポエット・ローレート(名誉称号)
2005
主催: 南アフリカ政府(称号)
結果: 授与

受賞・候補エディション

作品

代表作

ズールー詩選集

1970年

道徳的省察から政治的論評に至る幅広い主題を扱った詩のアンソロジー。元はズールー語で執筆・刊行。

社会正義文化と伝統反アパルトヘイト

皇帝シャカ大王:ズールー叙事詩(英語版)

1979年 叙事詩 / 叙事的詩

ズールー民族の興隆とシャカ王の物語を叙事詩の形で語る作品。ズールー語の口承叙事詩の英訳・定着を目指した大作。

歴史王権と英雄譚民族の起源
翻訳
  • 英語訳(著者自身による英語版の刊行)

数十年の賛歌:ズールー叙事詩(Anthem of the Decades)

1981年 叙事詩

死が人類にもたらされた伝説をズールーの叙事詩として語る作品。女性への捧げ物としての側面もある。

死生観女性の役割神話

祖先と聖なる山:詩集

1982年

100篇の詩を収めた作品集で、社会政治的主題に重点を置くものを多く含む。

祖先崇拝社会批評土地と帰属

全著作

  • Zulu Poems(ズールー詩選集)、1970
  • Emperor Shaka the Great(皇帝シャカ大王:ズールー叙事詩)、1979
  • Anthem of the Decades(数十年の賛歌:ズールー叙事詩)、1981
  • The Ancestors and the Sacred Mountain(祖先と聖なる山:詩集)、1982
  • Isibusiso Sikamhawu、1994
  • Indida Yamancasakazi、1995
  • Amalokotho Kanomkhubulwane、1996
  • Umzwilili wama-Afrika、1996
  • Igudu lika Somcabeko、1997
  • Echoes from the Mountain: New and Selected Poems by Mazisi Kunene、2007(英語選集)
  • Unodumehlezi Kamenzi(isiZulu版『皇帝シャカ大王』)、2017

作品の翻訳

  • Emperor Shaka the Great の英語訳(著者自身による英訳・刊行)

作風・主題

文体
ズールー口承叙事詩の伝統に根ざした語り口典礼的で儀式的な言語象徴的で叙情的なイメージ
頻出モチーフ
祖先と伝承民族の起源と英雄譚土地と帰属抵抗と解放

健康

  • がん
    晩年にわたる長期の闘病(詳細期日は不明)
    長年の闘病の末、2006年に死去。活動に影響を与えた。

評価・遺産

マジシ・クネネはズールー語の口承叙事詩を現代文学として定着させた主要な詩人であり、反アパルトヘイト運動の支持者でもあった。UNESCOなどによる顕彰や、南アフリカ初のポエット・ローレート就任などを通して、アフリカ文学と口承伝統の保存・普及に大きく貢献した。

大衆文化への影響

  • 2022年にGoogle Doodleで顕彰

引用

  • 「いかなる基準でも、壮大な事業と成果である」
    出典: World Literature Today(Christopher Larson による評) (1983年)

豆知識

  • 1966年にアパルトヘイト政権により作品が検閲・禁止されたことがある。
  • 2005年に南アフリカ初のポエット・ローレートに選ばれた。
  • 2022年5月12日にGoogle Doodleで顕彰された。