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ナンシー・バーバラ・ボンド

ナンシー・バーバラ・ボンド

Nancy Barbara Bond

プロフィール

性別
女性
生誕
1945-01-08 (アメリカ合衆国 メリーランド州 ベセスダ)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
メリーランド州ベセスダ(出生) → マサチューセッツ州コンコード(生育) → ロンドン(8歳時に1年間滞在) → ウェールズ、アバリストウィス(大学在学) → マサチューセッツ州コンコード(作家・書店業)

経歴

職業
児童文学作家, 図書館司書, 教授, 書店業
活動期間
1966年〜
所属
シモンズ大学 子どもの文学センター(教員), マサチューセッツ州ガードナー公共図書館(館長), マサチューセッツ・オーデュボン協会(事務職)

学歴

マウント・ホリョーク大学
英文学部
学位: B.A.
期間: 1962-1966
卒業年: 1966
国: アメリカ合衆国
英文学専攻で学士号取得
ウェールズ図書館学校(アバリストウィス)
図書館学
期間: 1971-1972
卒業年: 1972
国: イギリス(ウェールズ)
図書館学の大学院課程を修了

受賞歴

ニューベリー・オナー
1977
対象作品: 『ハープの弦』
主催: アメリカ図書館協会(ALSC)
結果: Honor
ティル・ナ・ノグ賞(Tir na n-Og)
1977
対象作品: 『ハープの弦』
部門: English-language children's book about Wales
主催: ウェールズ芸術評議会
結果: Winner
ボストン・グローブ・ホーンブック賞(Boston Globe–Horn Book Award)
1981
対象作品: 『The Voyage Begun』
主催: ボストン・グローブ / ホーンブック誌
結果: Winner
ボストン・グローブ・ホーンブック・オナー(Boston Globe–Horn Book Honor)
1977
対象作品: 『ハープの弦』
主催: ボストン・グローブ / ホーンブック誌
結果: Honor
ALAベストブック(Young Adults部門)
1984
対象作品: 『A Place to Come Back To』
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: List
International Reading Association Award
1977
対象作品: 『ハープの弦』
主催: International Reading Association
結果: Winner
Booklist 編集者お気に入り(Editor's Choice)
1984
対象作品: 『A Place to Come Back To』
主催: Booklist
結果: Selected

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: A String in the Harp

    ウェールズの田園で見つかった古い竪琴を巡り、子どもたちが過去と現在を結ぶ冒険に巻き込まれる。音楽と伝承、家族の結びつきが物語の核となる静謐なファンタジー。

    ウェールズの田園で見つかった古い竪琴を巡り、子どもたちが過去と現在を結ぶ冒険に巻き込まれる。音楽と伝承、家族の結びつきが物語の核となる静謐なファンタジー。

    370ページ
    ファンタジー伝承音楽家族
  1. 受賞作: A String in the Harp(ハープの弦)

    ウェールズの田舎を舞台に、家族と過去の結びつきが描かれる物語。時間や記憶の重なりを通じて主人公が成長し、文化的な遺産に向き合う。

    歴史家族ウェールズ成長

作品

代表作

『ハープの弦』

1976年 児童ファンタジー / 歴史的要素

アメリカ人家族が母の死後ウェールズで過ごす1年を描く児童小説。フォークロアとファンタジーの要素を織り込み、成長と癒しが主題となる。

喪失と癒し成長(カミング・オブ・エイジ)ウェールズの民俗学自然

『敵の中の友』

1978年 児童文学 / 青年向け

友情と対立をテーマにした若い読者向けの物語。具体的なあらすじは限定的だが、人物の成長と人間関係の修復が中心。

友情対立と和解成長

『壊れた石の国』

1980年 児童文学 / 歴史的要素

地方を舞台にした物語で、過去の出来事や風土が登場人物の生活と結び付く。

歴史風土と人間

『航海の始まり』

1981年 児童文学

冒険や旅を扱った作品。批評的に高く評価され、同作でボストン・グローブ・ホーンブック賞を受賞した。

冒険自己発見

『帰ってくるべき場所』

1984年 ヤングアダルト / 児童文学

若者向けの作品で、帰属感やアイデンティティの問題に焦点を当てる。ALAの推薦リスト入りやBooklistのEditor's Choiceに選出された。

帰属感家族アイデンティティ

『別の海岸』

1988年 児童文学

離別や新しい出発をテーマにした作品。

別れ新しい出発

『真実を語るために』

1994年 児童/ヤングアダルト

真実と善悪、告白や対人関係のテーマを扱う作品。

真実倫理人間関係

『友の愛』

1997年 児童文学

友情と人間関係の価値を探る短編的要素のある作品。

友情コミュニティ

全著作

  • 『ハープの弦』 (A String in the Harp), Atheneum, 1976
  • 『敵の中の友』 (The Best of Enemies), Atheneum, 1978
  • 『壊れた石の国』 (Country of Broken Stone), Atheneum, 1980
  • 『航海の始まり』 (The Voyage Begun), Atheneum, 1981
  • 『帰ってくるべき場所』 (A Place to Come Back To), Atheneum, 1984
  • 『別の海岸』 (Another Shore), Macmillan, 1988
  • 『真実を語るために』 (Truth To Tell), McElderry Books, 1994
  • 『友の愛』 (The Love of Friends), McElderry Books, 1997

作風・主題

文体
叙情的で風景描写を重視する文体フォークロアと現実主義を融合させる語り口
頻出モチーフ
ウェールズの風景と伝承自然音楽(ハープなど)喪失と再生

評価・遺産

ナンシー・ボンドは1970年代以降の児童文学において、ウェールズの民俗と自然描写を通じてファンタジーと現実を巧みに織り交ぜた作風で知られる。代表作『ハープの弦』はニューベリー・オナーやティル・ナ・ノグ賞を受賞し、現在も再版を重ねて読み継がれている。

関連学会

  • シモンズ大学 子どもの文学センター(関連)

資料所蔵先

  • コンコード図書館所蔵: Nancy Bond Papers, 1972–1996

引用

  • 「私の物語はそれぞれ地理的な舞台にしっかり結び付けられており、その場が物語の展開に重要な役割を果たす。」
    出典: インタビュー(Raymond Thompsonによる)

豆知識

  • 8歳のときに父のフルブライト奨学金で家族とともにロンドンに1年間滞在した。
  • 初の児童小説『ハープの弦』は1977年にニューベリー・オナーを受賞した。
  • 1979年から2001年までシモンズ大学の子どもの文学センターで教壇に立った。
  • 作品はいくつか再版され、現在も流通している。