世界・海外・国外の文学賞

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ニコラス・ドナベット・クリストフ

ニコラス・ドナベット・クリストフ

Nicholas Donabet Kristof

プロフィール

性別
男性
生誕
1959-04-27 (イリノイ州シカゴ)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
オレゴン州ヤムヒル(生育) → ニューヨーク州スカースデール(在住) → ニューヨーク市(仕事の拠点)

経歴

職業
ジャーナリスト, 作家, コラムニスト
活動期間
1984年〜
所属
ザ・ニューヨーク・タイムズ(The New York Times), ハーバード大学監督評議会(Board of Overseers) 元委員, アメリカ・フィロソフィカル・ソサエティ(American Philosophical Society), Association of American Rhodes Scholars(理事会)
所属団体
アメリカ・フィロソフィカル・ソサエティ

学歴

ハーバード大学(ハーバード・カレッジ)
政府学(Government)
学位: BA
期間: 1977–1981
卒業年: 1981
国: アメリカ合衆国
Phi Beta Kappa に選出
マグダレン・カレッジ(オックスフォード大学)
法律学(法学)
学位: BA(first-class honours、のち慣例によりMA)
期間: 1981–1983
卒業年: 1983
国: イギリス
ローズ奨学金(Rhodes Scholar)として在学
アメリカン大学カイロ校(American University in Cairo)
アラビア語研修
期間: 1983–1984
国: エジプト
アラビア語を学ぶための在籍

受賞歴

ピューリッツァー賞(国際報道)
1990
対象作品: 天安門広場に関連する学生運動の報道(共著:シェリル・ウーダン)
主催: コロンビア大学(ピューリッツァー賞)
結果: Winner
ピューリッツァー賞(評論)
2006
対象作品: ダルフールなど世界の虐待を告発するコラム
主催: コロンビア大学(ピューリッツァー賞)
結果: Winner
ジョージ・ポーク賞
主催: ジョージ・ポーク賞委員会
結果: Winner
デイトン文学平和賞(生涯功労賞)
2009
主催: デイトン文学平和賞
結果: Winner
エミー賞(ニュース・ドキュメンタリー部門、チーム)
2021
対象作品: 「Heartache in the Hot Zone: The Front Line Against Covid-19」
主催: 全米テレビ芸術科学アカデミー
結果: Winner
アネ=フランク賞
2008
主催: 授与団体(Anne Frank Award)
結果: Winner
ゴールドスミス賞(キャリア優秀賞)
2013
主催: ハーバード大学(Goldsmith Awards)
結果: Winner

受賞・候補エディション

作品

代表作

China Wakes(チャイナ・ウェイクス:台頭する大国の葛藤)

1994年 ノンフィクション(ジャーナリズム)

中国の急速な台頭と政治・社会的変化を報告するルポルタージュ。

中国の近代化政治変動

Thunder from the East(東からの雷鳴:アジア台頭の肖像)

1999年 ノンフィクション(国際報道)

アジアの経済的・社会的変化を地域ごとに描いた報告書。

経済発展社会変動

Half the Sky(ハーフ・ザ・スカイ:世界の女性たちに機会を)

2009年 ノンフィクション(フェミニズム、国際人権)

女性に対する抑圧や人身売買、性暴力などの問題を取り上げ、対策と希望を提示する作品。ドキュメンタリー化もされたベストセラー。

女性の権利人身売買ジェンダー平等
映像化・舞台化
  • [ドキュメンタリー] Half the Sky(ドキュメンタリー) (2012)

A Path Appears(ア・パス・アピアーズ:人生を変える道)

2014年 ノンフィクション(慈善・社会変革)

慈善や社会的取り組みがどのように人々の暮らしを変え得るかを考察する作品。

慈善活動社会変革

Tightrope(タイトロープ:希望を求めるアメリカ人)

2020年 ノンフィクション(社会論)

アメリカの中下層で広がる経済的・社会的困難と再生の道を論じたルポ。

格差社会的再生
映像化・舞台化
  • [ドキュメンタリー] Tightrope(ドキュメンタリー) (2019)

全著作

  • China Wakes(チャイナ・ウェイクス)
  • Thunder from the East(東からの雷鳴)
  • Half the Sky(ハーフ・ザ・スカイ)
  • A Path Appears(ア・パス・アピアーズ)
  • Tightrope(タイトロープ)

翻案

  • Half the Sky(ドキュメンタリー、2012)
  • Tightrope(ドキュメンタリー、2019)
  • Win a Trip with Nick Kristof(学生向け報道同行プログラムを素材にした映画『Reporter』)

作風・主題

文体
現場密着のルポルタージュ人権問題や社会正義を強調する論説風文体
頻出モチーフ
貧困と格差女性とジェンダーの問題紛争地域の人道問題

評価・遺産

クリストフは国際報道とオピニオン欄を通じて、ダルフールや人身売買、女性の権利など忘れられた人道問題に注目を集めた。複数のピューリッツァー賞受賞や多数の栄誉により、現代ジャーナリズムにおける影響力の大きい論者と評価されている。一方で報道スタイルや西洋中心的な論調への批判も存在する。

関連学会

  • アメリカ・フィロソフィカル・ソサエティ

資料所蔵先

  • ザ・ニューヨーク・タイムズ アーカイブ
  • ハーバード大学アーカイブ(関連資料)

大衆文化への影響

  • 映画『Reporter』(Win a Trip プログラムを素材にしたドキュメンタリー)
  • 『Half the Sky』に基づくドキュメンタリー作品

引用

  • 『私たちの世代のジャーナリストの道徳的良心』と称されることがある。
    出典: ワシントン・ポストの評 (2011年)
  • 「世界のどこにも、私ほど貧しい人々の暮らしを掘り下げて示した者はいない」
    出典: ビル・クリントン(2009年の発言) (2009年)

豆知識

  • 妻のシェリル・ウーダンと共に受賞した1990年のピューリッツァー賞で、夫婦でピューリッツァーを受賞した最初の例の一つである。
  • The New York Times のコラムニストとして長年にわたり人権問題や紛争地域の報道で知られる。
  • 2016年、ホテルの部屋に侵入した窃盗犯を追いかけ取り押さえた出来事が報じられた。