世界・海外・国外の文学賞

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パオロ・カッチャ・ドミニオーニ

パオロ・カッチャ・ドミニオーニ

Paolo Caccia Dominioni

プロフィール

性別
男性
生誕
1896-05-14 (ネルヴィアーノ、ミラノ、イタリア王国)
死没
1992-08-12 (ローマ、イタリア) 96歳
国籍
イタリア
言語
イタリア語, フランス語
居住地歴
エジプト(カイロ) → リビア(北アフリカ) → スーダン → イタリア(ローマ)

経歴

職業
軍人, 軍の将校, 技師(土木技師), 作家, 新聞・通信員
活動期間
1915年〜1992年

学歴

ミラノ工科大学
工学部 / 土木工学科
学位: 博士(工学)
期間: 1913-1922
卒業年: 1922
国: イタリア
1913年入学。第一次世界大戦への志願出征後,1922年に土木工学の博士号取得。

受賞歴

金メダル(軍事勲章)
主催: イタリア王国(軍)
結果: 受賞
銀メダル(軍事勲章)
主催: イタリア王国(軍)
結果: 受賞
銅メダル(軍事勲章)
主催: イタリア王国(軍)
結果: 受賞
戦功十字章(War Cross of Military Valor)
主催: イタリア王国(軍)
結果: 受賞
戦功功績十字章(War Merit Cross)
主催: イタリア王国(軍)
結果: 受賞
イタロ=オーストリア戦記念メダル(1915–1918)
主催: イタリア
結果: 受賞
統一記念メダル(Commemorative Medal of the Unity of Italy)
主催: イタリア
結果: 受賞
第一次世界大戦勝利メダル(Allied Victory Medal)
主催: イタリア
結果: 受賞
鉄十字章(2等)
1942
主催: ドイツ(当時)
結果: 受賞(エルヴィン・ロンメルより授与)
ドイツ連邦共和国功労十字章
主催: ドイツ連邦共和国
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: El Alamein

    第二次世界大戦の北アフリカ戦線、特にエル・アラメインの戦いを扱った戦史的記録。著者の現地調査と軍事経験をふまえ、戦闘の経過、兵士の生活、戦略や地形の影響を織り交ぜて克明に描写する。

    第二次世界大戦北アフリカ戦線軍事史戦記

作品

代表作

Alamein 1933-1962(アルアラメイン:イタリアからの記録)

1962年 軍事史・ノンフィクション

第二次世界大戦の北アフリカ戦線におけるイタリア側の経験と記録をまとめた著作。戦闘の記録、戦場での観察、戦後の戦没者収集への取り組みなどを扱う。

北アフリカ戦線戦場の記憶遺骸収集と追悼
翻訳
  • Alamein 1933-1962: An Italian Story(英訳)

La fine del Carso

1928年 戦記・紀行

第一次世界大戦やその周辺を題材にした初期の作品。

第一次世界大戦戦場体験

全著作

  • La fine del Carso (1928)
  • Basta con questa guerra (1931)
  • Amhara. Chroniques de la Patrouille Astrale (1937)
  • Resurrezione e ardore di un cantiere in terra lontana (1938)
  • Casa del perduto amore (1951)
  • Alamein 1933-1962 (1962)
  • Ascari K7 (1966)
  • Le trecento ore a Nord di Qattara (1972)
  • La frana del San Matteo. Saga in Mar Rosso, 1889-1890 (1982)
  • 1915-1919. Diario di guerra (1993, 死後刊行)
  • Takfir. Cronaca dell'ultima battaglia di El Alamein (1994, 死後刊行)
  • その他編著・追悼文献(2000年代改訂版や編著を含む)

作品の翻訳

  • Alamein 1933-1962: An Italian Story(英訳、Dennis Chamberlain 訳、1966)

作風・主題

文体
軍事記録的、報告調の文体現場観察を重視した詳細な描写
頻出モチーフ
戦場の記憶と追悼砂漠と北アフリカ技術・工学的視点

評価・遺産

カッチャ・ドミニオーニは、北アフリカ戦線での軍事指導と戦後の戦没者遺骨収集・記念碑設計により知られる。アルアラメインの戦没者埋葬と記念施設の設計・実現に長年尽力し、イタリア側の戦史記録と戦場記憶保存に大きく寄与した。

記念館・博物館

  • イタリア国立オッサリオ(ムーチソン) オーストラリア、ビクトリア州マーチソン

豆知識

  • 第二次世界大戦中のエル・アラメインでの戦績により、ロンメル将軍から鉄十字章(2等)を授与された。
  • 戦後は戦没者遺骨収集とアルアラメインの記念碑・墓地の設計に20年近くを費やした。
  • エジプトでの技師時代にポプスキー(Vladimir Peniakoff)と親交を持ち、その後敵味方として対峙したことがある。
  • 長年にわたりイタリア紙『コリエーレ・デッラ・セラ』の特派員を務めた(1931–1961)。