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ポール・ホーガン

ポール・ホーガン

Paul Horgan

別名: Paul George Vincent O'Shaughnessy Horgan

プロフィール

性別
男性
生誕
1903-08-01 (バッファロー(ニューヨーク州))
死没
1995-03-08 (ミドルタウン(コネチカット州)ミドルセックス郡病院) 91歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
カトリック(ローマ・カトリック)
居住地歴
バッファロー(ニューヨーク州) → アルバカーキ(ニューメキシコ州) → ロチェスター(ニューヨーク州) → ワシントンD.C. → ミドルタウン(コネチカット州)

経歴

職業
小説家, 歴史作家, エッセイスト, 教授
活動期間
1924年〜1995年
所属
ウェズリアン大学 高等研究センター(フェロー・著者在職), イェール大学(セミナー・ワークショップ講師), アイオワ大学(セミナー講師)
所属団体
アメリカ・カトリック歴史協会(会長を務めた)

学歴

New Mexico Military Institute(ニューメキシコ軍事学校)
高等課程(寄宿学校)
期間: 1915-1922
国: アメリカ合衆国
同校で画家ピーター・ハードと親交を結んだ
イーストマン音楽学校
音楽学部 / 作曲/演奏学
期間: 1923-1924
国: アメリカ合衆国
1年在籍後に中退

受賞歴

ハーパー賞
1933
対象作品: The Fault of Angels(英語原題)
主催: Harper and Brothers(出版社)
結果: 受賞
ピューリッツァー賞(歴史部門)
1955
対象作品: 『グレート・リバー:北アメリカ史におけるリオグランデ』
部門: 歴史
主催: コロンビア大学(ピューリッツァー賞委員会)
結果: 受賞
バンクロフト賞
1955
対象作品: 『グレート・リバー:北アメリカ史におけるリオグランデ』
部門: 歴史
主催: コロンビア大学図書館
結果: 受賞
ピューリッツァー賞(歴史部門)
1976
対象作品: 『ラミー(サンタフェ):その生涯と時代』
部門: 伝記/歴史
主催: コロンビア大学(ピューリッツァー賞委員会)
結果: 受賞
グッゲンハイム・フェローシップ
1947
主催: ジョン・S・グッゲンハイム記念財団
結果: 受賞
名誉教皇騎士勲章(枢機卿の栄誉)
主催: ローマ教皇庁
結果: 受与
レジオン・オブ・メリット
主催: アメリカ陸軍(戦時部門)
結果: 受与

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Great River: The Rio Grande in North American History

    リオ・グランデ(リオ・グランデ)を軸に北米史を展望する地域史。環境・経済・文化の各側面から国境地域の形成と歴史的変遷を描き、米墨の交錯する歴史を明らかにする。

    環境史国境史米墨関係地域史
  1. 受賞作: Great River: The Rio Grande in North American History

    リオ・グランデ流域の自然史と人間史を縦断的に描き、先住民、植民者、国家境界、環境変化が交錯する地域の歴史を詩的かつ学術的に叙述する。北米の国境形成と文化交流を扱う大著。

    地域史北米史国境史自然史
  2. 受賞作: Lamy of Santa Fe

    ニューメキシコのサンタフェで活躍したカトリック司教アマンド・ラミーの生涯を通じて、地域社会の宗教的・文化的変容を描く伝記的歴史研究。地域史と宗教史の交錯に光を当てる。

    伝記南西部史宗教史地域史

作品

代表作

『グレート・リバー:北アメリカ史におけるリオグランデ』

1951年 歴史

リオグランデ川のメキシコとアメリカ合衆国における歴史的重要性を叙述した通史。

国境地域史水資源と文化

『ラミー(サンタフェ):その生涯と時代』

1975年 伝記/歴史

ジャン=バティスト・ラミー大司教の生涯とニューメキシコにおける影響を描いた伝記。

宗教史ニューメキシコ史植民地と教会

『天使の責め』

1933年 小説

作者のロチェスターでの経験に基づく初期の小説。ハーパー賞受賞作とされる。

若者の経験芸術と職業

『遠いラッパ』

1960年 歴史小説

南西部のアパッチ戦争を題材にした歴史小説。人気作の一つ。

フロンティア軍と先住民の関係

『ストラヴィンスキーとの出会い』

1972年 伝記

作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーについての伝記的考察で、批評家から高い評価を受けた。

音楽史芸術家の肖像

ヒロイック・トライアド:『ホワイトウォーター』『薄き山の空気』『メキシコ湾』

1970年 小説(連作)

南西部の異なる文化を取り上げた三部作。地域性と文化衝突を主題とする。

文化交流地域の物語歴史と伝承

全著作

  • Men of Arms(1931)
  • The Fault of Angels(1933)
  • Great River(1951)
  • Lamy of Santa Fe(1975)
  • Encounters with Stravinsky(1972)
  • A Distant Trumpet(1960)
  • Whitewater(1970)
  • The Thin Mountain Air(1977)
  • Mexico Bay(1982)

作品の翻訳

  • 『聖人職人のクリスマス・イブ』はドイツ語に翻訳(Annemarie Böll により)

作風・主題

文体
歴史的事実と小説的叙述を織り交ぜる手法地域に根ざした詳細な描写叙事的かつ説明的な文体
頻出モチーフ
フロンティアと国境リオグランデ川宗教(カトリック)と文化の出会い人と土地の関係

評価・遺産

ポール・ホーガンは米国南西部を主題に歴史とフィクションの双方で重要な業績を残した作家である。ピューリッツァー賞を二度受賞し、地域史とアメリカ文学の研究に貢献した。彼の資料は大学図書館にアーカイブされ、学術的評価と地域文化への影響が認められている。

関連学会

  • アメリカ・カトリック歴史協会

資料所蔵先

  • イェール大学ベインケ文庫 - Paul Horgan Papers
  • イーストマン音楽図書館(Sibley Music Library)所蔵のコレクション

大衆文化への影響

  • 南西部文学の文脈で繰り返し言及され、地域像形成に寄与した

引用

  • ウォレス・ステグナーを除けば、現存するアメリカ人の中で、フィクションと歴史の双方で同様に高い評価を受けた者はほとんどいない。
    出典: デイヴィッド・マッカラフ(1989年の評) (1989年)

豆知識

  • 最初期はロチェスターでオペラの舞台装置デザイナーを務めた経験がある(経験はなかったが依頼を受けた)。
  • 第二次世界大戦中は米国戦争省の情報部門で勤務し、少佐に昇進、レジオン・オブ・メリットを受章した。
  • 生涯で40冊の書籍を出版し、19の名誉学位を受けたとされる。