世界・海外・国外の文学賞

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ピーター・ワヴェルツィネク

ピーター・ワヴェルツィネク

Peter Wawerzinek

プロフィール

性別
男性
生誕
1954-09-28 (ロストック(旧東ドイツ、ベツィルク・ロストック))
国籍
ドイツ
言語
ドイツ語
居住地歴
東ドイツ北部(育成、孤児院を経て養子) → ベルリン(2010年頃 - 現在)

経歴

職業
アーティスト, 作家
活動期間
1978年〜
ノミネート
ドイツ本賞(2010年、ショートリスト)

学歴

東ベルリンの美術学校(在籍)
期間: 1978–1980s(中退)
国: 東ドイツ
学位は取得せず、様々な仕事をしながら創作活動に従事

受賞歴

インゲボルク・バッハマン賞
2010
対象作品: 『Rabenliebe』より抜粋『Ich finde dich(君を見つける)』
主催: クラゲンフルト文学祭(Festival of German‑Language Literature)
結果: winner
ドイツ本賞(ショートリスト)
2010
対象作品: 『Rabenliebe』
主催: ドイツ書籍業連盟(German Book Prize 運営)
結果: shortlist
ヴィラ・マッシモ(ローマ)助成
2019
主催: ヴィラ・マッシモ(ドイツ・ローマ)
結果: grant

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Rabenliebe

    幼年期や家族関係の傷跡を主題にした作品。冷たさや欠如といった経験を通じて、愛や再生の可能性を問う力強い語りが特徴である。

    家族孤独トラウマ自己探求

作品

代表作

Rabenliebe(ラーベンリーベ)

2010年 小説

自身の孤児院での育ちと親の逃亡にまつわる経験をモチーフにした自伝的要素の強い長編。見捨てられた子どもの視点から家族と記憶を描く。

家族放棄トラウマ記憶

Schluckspecht(シュルクシュペヒト)

2014年 小説/散文

私的で風刺的な要素を含む作品。作風は直截でブラックユーモアを含む。

ユーモア人間関係

Liebestölpel(リーベストェルペル)

2019年 小説

2019年刊。人間の愚かさや愛の不器用さをユーモラスかつ辛辣に描く作品。

ユーモア社会風刺

Das Kind, das ich war(かつての私)

1994年 回想録/散文

幼少期の回想を基にした短めの作品群。個人的な記憶を扱う。

幼年期記憶

Mein Babylon(マイン・バビロン)

1995年 エッセイ/散文

都市や個人的風景についての随想的作品。

都市個人史

全著作

  • Es war einmal ... – Parodien zur DDR-Literatur (1990)
  • Nix (1990)
  • Die 6. Tonnenleerung (1990)
  • Moppel Schappiks Tätowierungen (1991)
  • Das Kind, das ich war (1994)
  • Mein Babylon (1995)
  • Fallada ich zucke (1996)(共著:Klaus Zylla)
  • Vielleicht kommt Peter noch vorbei (1997)
  • Café Komplott (1998)
  • Oliv ist Arsen oder Pekinger Wüsteneien (1998)(共著:Klaus Bendler)
  • Skorbut (1998)
  • Der Galionsfigurenschnitzer (2000)(共著:Tim von Veh)
  • Das Meer an sich ist weniger (2000)
  • Der Krieg ist doch verloren? (2001)(共著:Bodo Korsig)
  • Sperrzone reines Deutschland. Szenen einer Sommerreise (2001)
  • Mein Salzkammergut. Von Seereisen und Seefahrten (2008)
  • Rabenliebe (2010)
  • Schluckspecht (2014)
  • Liebestölpel (2019)

作品の翻訳

  • 『Ich finde dich / Bad love』英訳(Stefan Tobler 訳) - Bachmann Preis 掲載翻訳

作風・主題

文体
率直で歯に衣着せぬ語り口自伝的要素の強い散文ブラックユーモアと風刺
頻出モチーフ
放棄と養育記憶と過去の再訪海・北ドイツの風景父性像・家族関係

評価・遺産

自身の生い立ちをベースにした作品群で知られ、2010年のインゲボルク・バッハマン賞受賞により広く評価された。東ドイツの経験と個人的トラウマを文学的に処理する作風が特長。

資料所蔵先

  • ドイツ国立図書館所蔵

豆知識

  • 出生直後に両親が東ドイツから逃亡し、彼はしばらく孤児院で育てられた。
  • グレイブディガー(墓掘り)や大工など様々な職を経験している。
  • 1980年代にはパフォーマンスアーティストや詩人として活動していた。
  • 2010年にインゲボルク・バッハマン賞を受賞した。