世界・海外・国外の文学賞

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フィリップ・マイヤー

フィリップ・マイヤー

Philipp Meyer

プロフィール

性別
男性
生誕
1974-05-03 (ニューヨーク市)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ボルチモア(出身) → イサカ(在学) → オースティン(在住/ミチナー・センター) → ニューヨーク市(出生)

経歴

職業
小説家
活動期間
2009年〜
影響を受けた人物
ヴァージニア・ウルフ, ウィリアム・フォークナー, ジェイムズ・ジョイス, アーネスト・ヘミングウェイ, Eudora Welty

学歴

コーネル大学
英語(学部)
学位: BA
国: アメリカ合衆国
在学中に未刊行の長編を執筆
テキサス大学オースティン校(ミチナー・センター)
創作プログラム(MFA)
学位: MFA
国: アメリカ合衆国
ミチナー・フェローシップを受け在学中に『American Rust』の大半を執筆

受賞歴

ロサンゼルス・タイムズ ブック賞
2009
対象作品: American Rust
主催: Los Angeles Times
結果: Winner
Center for Fiction First Novel Prize(候補)
2009
対象作品: American Rust
主催: Center for Fiction
結果: Shortlist
ドビー・パイサノ・フェローシップ
2010
主催: J. Frank Dobie
結果: Recipient
グッゲンハイム・フェローシップ
2010
主催: John Simon Guggenheim Memorial Foundation
結果: Recipient
New Yorker "20 Under 40"
2010
主催: The New Yorker
結果: 選出
Western Heritage Award(Books部門)
2013
対象作品: The Son
主催: National Cowboy & Western Heritage Museum 等
結果: Winner
Writers League of Texas Book Award
2013
対象作品: The Son
主催: Writers League of Texas
結果: Winner
ピューリッツァー賞(フィクション部門)最終候補
2014
対象作品: The Son
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: Finalist
ルシアン・バリエール賞
2014
対象作品: The Son
主催: フランスの文学賞団体
結果: Winner
Prix Littérature-Monde
2015
対象作品: The Son
主催: フランスの文学賞委員会
結果: Recipient
インターナショナル・ダブリン文学賞(ロングリスト)
2011
対象作品: American Rust
主催: International Dublin Literary Award
結果: Longlist
インターナショナル・ダブリン文学賞(ロングリスト)
2015
対象作品: The Son
主催: International Dublin Literary Award
結果: Longlist
フランス芸術文化勲章(オルドル・デ・ザール・エ・デ・レトル) シュヴァリエ
2017
主催: フランス文化省等
結果: Chevalier (Knight)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: American Rust

    米国中西部の衰退する工業地帯を背景に、犯罪と希望、世代間の断絶を描く群像劇。経済的困窮と人間関係の緊張が物語を推進する。

    米国中西部の衰退する工業地帯を背景に、犯罪と希望、世代間の断絶を描く群像劇。

    地域経済犯罪家族社会変動

作品

代表作

American Rust

2009年 小説(現代小説/モダニズム的) 384ページ

アメリカの工業地域を舞台に、経済的に停滞した町で生きる人々の生活と道徳的苦悩を描く第三者視点の小説。意識の流れに近い語りや登場人物の複雑な心理が特徴。

地域社会の衰退経済格差道徳と責任
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] American Rust(ドラマ) (2024)
翻訳
  • アメリカン・ラスト(日本語訳)

The Son

2013年 歴史小説/家族サーガ 608ページ

テキサスの一族三世代を描く壮大な物語。開拓時代の戦いから石油時代まで、暴力・支配・家族の継承を通じてアメリカの成立神話を検証する。

暴力と支配家族の継承アメリカの創造神話
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] The Son(ドラマ) (2017)
翻訳
  • ザ・サン または 息子(日本語訳)

The City

2026年 幻想的ディストピア/現代叙事詩

ダンテの『神曲』を現代的に再構成した長編。終末を背景に複数の視点・入れ子の物語で都市と人類の終焉を描く(刊行予定・資料に基づく情報)。

終末神話的構造都市の崩壊

全著作

  • American Rust(2009)
  • The Son(2013)
  • The City(2026、予定)
  • 短編「What You Do Out Here, When You're Alone」(The New Yorker, 2010)
  • 短編「You Are Right Here」(Texas Observer, 2011)

翻案

  • The Son(AMCによるテレビシリーズ、主演:ピアース・ブロスナン)
  • American Rust(Showtime / Amazonによるテレビ化、主演:ジェフ・ダニエルズ)

作品の翻訳

  • American Rust - 日本語訳(書名表記は版により異なる)
  • The Son - 日本語訳(ザ・サン/息子 等)

作風・主題

文体
モダニズムの影響を受けた文体意識の流れに近い語り多視点・入れ子構造
頻出モチーフ
暴力家族と継承国の成立神話辺境・フロンティア

評価・遺産

フィリップ・マイヤーは『American Rust』『The Son』などで評判を確立し、現代アメリカ文学における暴力・家族・地域衰退を描く作家として評価される。フォークナーやヘミングウェイと比較されることがあり、テレビドラマ化によって大衆文化にも影響を与えた。

大衆文化への影響

  • The Son(AMCのテレビシリーズ化)
  • American Rust(Showtime/Amazonによるドラマ化)

引用

  • 私の影響は基本的にモダニストで、ウルフやフォークナー、ジョイス、ヘミングウェイ、ウェルティなどです。
    出典: インタビュー(Omnivoracious 等) (2010年)

豆知識

  • 16歳で中退しGEDを取得した後、自転車修理工や救急隊員、ボランティア消防士などを経験した。
  • ハリケーン・カトリーナの際に外部の救急隊員としてニューヨークから現地に赴いた。
  • 『The Son』執筆のために鹿の皮なめしや弓猟、銃器訓練など徹底的な史料調査を行った。
  • フランス政府から芸術文化勲章(シュヴァリエ)を受勲している。