世界・海外・国外の文学賞

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ピアーズ・ヴィテブスキー

ピアーズ・ヴィテブスキー

Piers Vitebsky

プロフィール

性別
男性
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
ケンブリッジ(イングランド) → ヤクーツク(ロシア、サハ共和国周辺のフィールドワーク) → インド(ソラ族地域でのフィールドワーク) → トロムソ(ノルウェー、非常勤)

経歴

職業
人類学者, 研究者, 著者, 教授(名誉・非常勤含む)
活動期間
1971年〜
所属
スクット極地研究所(ケンブリッジ大学), トロムソ大学(教授 II/非常勤), サハ(ヤクート)共和国科学アカデミー(名誉会員), 北東連邦大学(名誉教授)
所属団体
サハ(ヤクート)共和国科学アカデミー(名誉会員)

学歴

キングス・カレッジ(ケンブリッジ大学)
古典学・近代中世言語学部
学位: BA
期間: 1968–1971
卒業年: 1971
国: イギリス
学部課程卒業
オックスフォード大学
社会人類学(ディプロマ)
国: イギリス
社会人類学のディプロマ取得
デリー経済学院(所属学生)
期間: 1970年代後半(在籍)
国: インド
短期所属・フィールド準備期間
スクール・オブ・オリエンタル・アンド・アフリカン・スタディーズ(SOAS)
人類学
学位: PhD
期間: 1979–1982
卒業年: 1982
国: イギリス
博士号取得(フィールドワークに基づく研究)

受賞歴

ギルクリスト探検賞
主催: ロイヤル・ジオグラフィカル・ソサエティ
結果: 受賞
キリヤマ賞(ノンフィクション)
2006
対象作品: Reindeer People(英語原題)
主催: Kiriyama Prize 委員会
結果: 受賞
ヴィクター・ターナー賞(民族誌的文章部門)
2007
主催: アメリカ人類学会(Society for Humanistic Anthropology)
結果: 準優勝

受賞・候補エディション

キリヤマ賞 1回登壇
  1. 受賞作: Reindeer People: Living with Animals and Spirits in Siberia

    シベリアのエヴェン族(トナカイ遊牧民)との長期フィールドワークに基づく民族誌。トナカイと共に暮らす社会の生活様式、宗教、儀礼を豊富な事例で描き出す。

    民族誌シベリアトナカイ文化シャーマニズム

作品

代表作

Dialogues with the Dead: 東インド・ソラ族における死者との対話

1993年 民族誌・人類学

東インドのソラ族における死と先祖供養に関する詳細な民族誌。社会的実践や儀礼、死者との対話法を分析する。

死生観先祖信仰儀礼

シャーマン:北極からアマゾンまでの魂の旅

1995年 比較宗教学・民族誌

北極からアマゾンに至るシャーマン実践の比較研究。シャーマニズムの普遍性と地域差、魂の遍歴を描く。

シャーマニズム儀礼魂の観念
翻訳
  • シャーマン(再刊・訳題は国による)

トナカイの人々:シベリアの動物と精霊と共に生きる

2005年 民族誌・環境人類学

シベリアの遊牧民とトナカイ飼育の生活、霊的世界、環境変化への応答を描くフィールドワーク記録。

遊牧動物との関係環境変化

亡き人なしで生きる:ジャングルの宇宙における喪失と救済

2017年 民族誌 380ページ

ジャングル社会における死者の不在と喪失の経験を通じて、再生と救済の儀礼・物語を考察する比較民族誌。

喪失儀礼再生先祖との関係

全著作

  • Dialogues with the Dead: the discussion of mortality among the Sora of eastern India (1993)
  • The Shaman: voyages of the soul from the Arctic to the Amazon (1995)
  • Reindeer People: Living with Animals and Spirits in Siberia (2005)
  • Living without the Dead: Loss and Redemption in a Jungle Cosmos (2017)
  • Indigenous Knowledge: A Handbook of Sora Culture(共著・一部)

翻案

  • ドキュメンタリー「Siberia: after the shaman」等の制作協力
  • BBC2・Channel 4・National Geographicとの映像共同制作

作風・主題

文体
詳細なフィールドノートを基にした叙述的・比較的記述エスノグラフィーにおける物語的アプローチ学術的かつ一般読者にも配慮した明快な文体
頻出モチーフ
アニミズムと精霊シャーマニズムトナカイと動物関係死者・先祖との関係気候変動と環境

評価・遺産

シベリアおよび南アジアの民族誌研究において長年のフィールドワークに基づく重要な知見を提供し、シャーマニズム研究と環境変化に対する先住民の認識に貢献した。学術と一般向け出版、映像制作を通じて幅広い影響を与えている。

関連学会

  • サハ(ヤクート)共和国科学アカデミー(名誉会員)

資料所蔵先

  • スクット極地研究所アーカイブ(ケンブリッジ)に関連資料所蔵

大衆文化への影響

  • 制作協力したドキュメンタリーが国際映画祭やマーガレット・ミード映画祭で上映

豆知識

  • ソ連革命以降、ロシア北部の先住民コミュニティに長期滞在した最初の西洋人の一人とされる。
  • 『The Shaman』は多数の言語に翻訳されている(原文では15言語とされる)。
  • ドキュメンタリー『Siberia: after the shaman』は欧州環境財団の映画祭で第一位を獲得し、マーガレット・ミード映画祭で上映された。