世界・海外・国外の文学賞

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ロバート・アントニ

ロバート・アントニ

Robāto Antoni

プロフィール

性別
男性
生誕
1958-01-01 (アメリカ合衆国)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
バハマ(育った場所) → バルセロナ(滞在) → ニューヨーク市(現住所、在住)

経歴

職業
作家, 教授
活動期間
1991年〜
所属
マイアミ大学(元教員), バーナード大学(教員), コロンビア大学(関連), ザ・ニュー・スクール(教員)

学歴

デューク大学
国: アメリカ合衆国
学部で学んだが専攻詳細不明
ジョンズ・ホプキンス大学(クリエイティブ・ライティング・プログラム)
クリエイティブ・ライティング
国: アメリカ合衆国
クリエイティブ・ライティング・プログラムで学ぶ
アイオワ大学(アイオワ作家養成ワークショップ)
創作
国: アメリカ合衆国
『Divina Trace』の執筆を始めた場所として知られる

受賞歴

コモンウェルス作家賞(最優秀デビュー作)
1992
対象作品: ディヴィナ・トレース (Divina Trace)
部門: Best First Book
主催: コモンウェルス・ファンデーション
結果: Winner
アガ・カーン・フィクション賞
1999
対象作品: My Grandmother's Tale of How Crab-o Lost His Head
主催: The Paris Review
結果: Winner
グッゲンハイム・フェローシップ
2010
対象作品: As Flies to Whatless Boys(史実小説の作業)
主催: ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念財団
結果: Fellow
OCM ボカス賞(カリブ文学、フィクション・総合)
2014
対象作品: As Flies to Whatless Boys
部門: Fiction / Overall
主催: OCM Bocas(ボカス賞運営)
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: My Grandmother's Tale of How Crab-o Lost His Head

    祖母から伝わる物語を中心に据え、家族の記憶とカリブの伝説が入り交じる短編。口承文学的な語り口を活かして、郷愁とアイデンティティ、文化継承の問題を鮮やかに描き出す。

    カリブの文化口承伝承家族幻想
  1. 受賞作: As Flies to Whatless Boys

    『As Flies to Whatless Boys』はカリブの歴史や民俗を背景に、ユーモアと諧謔を交えて個人と共同体の関係を問い直す長編。地域伝承や言語の多層性を活かした語りが特徴。

    歴史アイデンティティカリブ文化ユーモア

作品

代表作

Divina Trace(ディヴィナ・トレース)

1991年 小説(ポストコロニアル、実験的)

架空の島「Corpus Christi」を舞台に、口承や神話、断片的な語りを通して共同体の起源やアイデンティティを探る実験的な小説。

カリブのアイデンティティ口承・民話言語と多声性

Blessed Is the Fruit

1997年 小説

家族史や個人の欲望を描き、カリブの複雑な社会関係と個人の葛藤を探る作品。

家族欲望文化的遺産

My Grandmother's Erotic Folktales

2000年 短編集 / 民話風

祖母を語り手に据えた民話的な短篇集。ユーモアと官能性を交えながら伝承と記憶を描く。

民話記憶ユーモアと官能性

Carnival

2005年 小説

カーニバルを背景に、個人と共同体の儀礼的表現や社会的緊張を描く物語。

カーニバル共同体儀礼

As Flies to Whatless Boys

2013年 歴史小説

歴史的素材を取り入れつつ、カリブの歴史と個人の運命を重ね合わせる大作。2014年OCMボカス賞総合優勝作。

歴史植民地主義と抵抗運命と記憶

全著作

  • Divina Trace(1991)
  • Blessed Is the Fruit(1997)
  • My Grandmother's Erotic Folktales(2000)
  • Carnival(2005)
  • As Flies to Whatless Boys(2013)
  • 編纂・共編:The Archipelago(1996)
  • 共編:Trinidad Noir: The Classics(2017)

作風・主題

文体
実験的な物語構成多声的・口承的語りポストコロニアルな視点
頻出モチーフ
カーニバル島(海)民話・祖母の物語言語の混交

評価・遺産

ロバート・アントニはカリブ文学における実験的かつ多声的な語りを通じて知られ、民族・記憶・言語を巡る作品群で高く評価されている。学術・批評でも取り上げられ、カリブ系作家の重要な一人と見なされる。

引用

  • 私の「架空の世界」は『Corpus Christi』である。
    出典: インタビュー/作家紹介

豆知識

  • 2014年のOCMボカス賞受賞時、賞金US$10,000を他のファイナリストと分け合うと約束した。
  • 『Divina Trace』は完成までに約10年を要し、1992年のコモンウェルス作家賞(最優秀デビュー作)を受賞した。