世界・海外・国外の文学賞

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ロン・パワーズ

ロン・パワーズ

Ron Pāwāzu

プロフィール

性別
男性
生誕
1941-11-18 (ミズーリ州ハニバル、アメリカ合衆国)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ミズーリ州ハニバル(出生地) → イリノイ州シカゴ(Chicago Sun-Times勤務) → バーモント州ミドルベリー(教職・在住) → バーモント州キャッスルトン(在住)

経歴

職業
ジャーナリスト, 小説家, ノンフィクション作家
活動期間
1965年〜
所属
Chicago Sun-Times(シカゴ・サンタイムズ), CBS News Sunday Morning(CBSニュース サンデー・モーニング), Bread Loaf Writers' Conference(ブレッドローフ作家会議), Salzburg Seminar(ザルツブルク・セミナー), Middlebury College(ミドルベリー大学)
影響を受けた人物
マーク・トウェイン(サミュエル・クレメンズ)

受賞歴

ピューリッツァー賞(批評)
1973
対象作品: シカゴ・サンタイムズでのテレビ批評(1972年)
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: 受賞
エミー賞
1985
対象作品: CBS News Sunday Morningでの仕事
主催: エミー賞
結果: 受賞
コルビー賞
2001
対象作品: 『Flags of Our Fathers』(共著)
結果: 受賞
全米書評家協会賞(最終候補)
2005
対象作品: 『Mark Twain: A Life』
主催: 全米書評家協会
結果: 最終候補
PEN/E.O.ウィルソン 文学科学執筆賞(最終候補)
2018
対象作品: 『No One Cares About Crazy People』
主催: PEN America
結果: 最終候補
ワシントン・ポスト ノータブル・ブック
2018
対象作品: 『No One Cares About Crazy People』
主催: ワシントン・ポスト
結果: 選出
People誌 年間トップ10
2018
対象作品: 『No One Cares About Crazy People』
主催: People誌
結果: 選出

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Flags of Our Fathers(Flags of Our Fathers / 我らの父の旗)

    (共著)硫黄島の旗揚げ写真にまつわる6人の兵士の人生を丹念に描き、戦争の実際と英雄化のプロセスを分析する作品。

    第二次世界大戦硫黄島伝記記憶の政治

作品

代表作

ザ・ニューキャスターズ:ニュース・ビジネスはショー・ビジネス

1977年 ジャーナリズム/メディア批評

テレビニュースとニュースキャスターをショービジネスとして分析したノンフィクション。メディアの商業主義やパフォーマンス性を論じる。

メディア批評テレビニュース報道商業主義

フェイス・バリュー

1979年 小説

外見やアイデンティティをめぐるテーマを扱った小説。

アイデンティティ外見個人と公

トゥート・トゥート・トゥッシー、グッドバイ

1981年 小説

初期のフィクション作品の一つ。都市文化や個人の変容を描く。

都市変容

スーパーチューブ:テレビスポーツの台頭

1984年 ノンフィクション/メディア研究

テレビスポーツの発展と商業化を分析した評論的ノンフィクション。

スポーツメディア商業化

ホワイト・タウン・ドローイング:ハニバルへの旅

1986年 エッセイ/旅行記

故郷ハニバルを巡るエッセイ集。マーク・トウェインへの思い出や町の記憶を綴る。

ハニバル記憶マーク・トウェイン郷愁

デンジャラス・ウォーター:マーク・トウェインになった少年の伝記

1999年 伝記

マーク・トウェインの少年時代とその形成過程を描いた伝記。トウェイン研究の一冊。

マーク・トウェイン伝記少年期

トムとハックはもうここに住んでいない:アメリカ心臓部の少年時代と殺人

2001年 ノンフィクション/ノンフィクション(事件記録)

ハニバルで起きた実際の殺人事件を通じて、地域社会と子ども時代の変容を描くノンフィクション。

犯罪地域社会子ども時代ハニバル

マーク・トウェイン:生涯

2005年 伝記

幅広い資料をもとにしたマーク・トウェインの本格的伝記。全米書評家協会賞の最終候補にもなった代表作。

伝記アメリカ文学マーク・トウェイン

フラッグス・オブ・アワ・ファーザーズ(共著)

2000年 歴史/回顧録

硫黄島の旗揚げの物語を描いた回顧録・歴史書。ニューヨーク・タイムズのベストセラー1位になり、のちに映画化された。

第二次世界大戦硫黄島回顧録戦争記憶
映像化・舞台化
  • [映画] フラッグス・オブ・アワ・ファーザーズ(映画) / Clint Eastwood (2006)

誰も気にしない─狂気に苦しむ家族(原題)

2018年 ノンフィクション/回想録

息子たちの統合失調症と家族の苦闘を記した回想録。アメリカの精神保健制度の問題を鋭く照らした作品。

精神疾患家族医療制度回想

全著作

  • ザ・ニューキャスターズ:ニュース・ビジネスはショー・ビジネス
  • フェイス・バリュー
  • トゥート・トゥート・トゥッシー、グッドバイ
  • スーパーチューブ:テレビスポーツの台頭
  • ホワイト・タウン・ドローイング:ハニバルへの旅
  • ザ・ビースト、去勢された者、そしてガラスの目の子ども:80年代のテレビ
  • 遠く離れて:二つのアメリカの町での生活と喪失
  • 残酷な輝き:視覚の時代の散文家のノート
  • デンジャラス・ウォーター:マーク・トウェインになった少年の伝記
  • トムとハックはもうここに住んでいない:アメリカ心臓部の少年時代と殺人
  • マーク・トウェイン:生涯
  • フラッグス・オブ・アワ・ファーザーズ(共著)
  • 戦時爆撃機操縦士の回想:メンフィス・ベルを飛ばした男(共著)
  • ラスト・フラッグ・ダウン(共著)
  • トゥルー・コンパス(共著、エドワード・M・ケネディ回想録)
  • 誰も気にしない─狂気に苦しむ家族(原題)

翻案

  • フラッグス・オブ・アワ・ファーザーズ(書籍→映画、2006年、監督:クリント・イーストウッド)

作風・主題

文体
ノンフィクション寄りの叙述的文体伝記的記述調査報道的アプローチ回想的・エッセイ的な語り
頻出モチーフ
マーク・トウェインとハニバルアメリカ中西部の記憶メディアとテレビ文化家族と精神疾患

評価・遺産

ロン・パワーズはテレビ批評でピューリッツァー賞を受賞した初のテレビ批評家であり、マーク・トウェインに関する研究や家族の精神疾患を描いた回想録、そして『Flags of Our Fathers』の共著などで広く知られる。ジャーナリズムと伝記文学の両面で評価されている。

関連学会

  • ブレッドローフ作家会議
  • ミドルベリー大学(教壇・関連)

大衆文化への影響

  • 『Flags of Our Fathers』を原作とする映画(2006年、監督:クリント・イーストウッド)
  • C-SPAN『In Depth』出演(2006年)やNPR『Fresh Air』などの主要なメディア出演

引用

  • 「ハニバルで小さかった頃、彼(トウェイン)は私にとって神秘的な存在だった。彼の写真や本、イメージは友人の家中にあり、私はよくそこにいた。私はただ彼に触れたかった。ついにはそうすることができた。」
    出典: The Hannibal Courier(インタビュー記事、引用) (1999年)

豆知識

  • テレビ批評家として初めてピューリッツァー賞を受賞した。
  • ジェームズ・ブラッドリーと共著した『Flags of Our Fathers』はニューヨーク・タイムズのベストセラー1位となり、2006年に映画化された。
  • 『No One Cares About Crazy People』では息子たちの統合失調症と家族の苦闘を綴っている。
  • ジム・ヘンソンの伝記はヘンソン家の反対により出版が差し止められた経緯がある。
  • 妻のHonoree Flemingは2023年10月に殺害されたと報じられている。