世界・海外・国外の文学賞

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サリー・マン

サリー・マン

Sally Mann

別名: Sally Turner Munger

プロフィール

性別
女性
生誕
1951-05-01 (バージニア州レキシントン)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
バージニア州レキシントン

経歴

職業
写真家, 作家
活動期間
1970年〜
影響を受けた人物
サイ・トゥオンブリー, 家庭や育ての親(Gee-Gee / Virginia Carter)

学歴

ザ・プットニー・スクール
期間: 〜1969
卒業年: 1969
国: アメリカ合衆国
写真を始めた場所の一つ
ベニングトン大学
国: アメリカ合衆国
一時在籍
フレンズ・ワールド・カレッジ
国: アメリカ合衆国
一時在籍
ホーリンズ大学
創作文学科
学位: BA (summa cum laude), MA
期間: 1970s〜1975
卒業年: 1975
国: アメリカ合衆国
1974年に学士(優等)を取得、1975年に修士(創作)を取得

受賞歴

個人芸術家フェローシップ(国立芸術基金)
1982
主催: 国立芸術基金
結果: 受賞
個人芸術家フェローシップ(国立芸術基金)
1988
主催: 国立芸術基金
結果: 受賞
個人芸術家フェローシップ(国立芸術基金)
1992
主催: 国立芸術基金
結果: 受賞
グッゲンハイム・フェローシップ
1987
主催: ジョン・サイモン・グッゲンハイム財団
結果: 受賞
名誉美術博士号
2006
主催: コーコラン・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン
結果: 授与
名誉フェロー(王立写真協会)
2012
主催: 王立写真協会
結果: 授与
アンドリュー・カーネギー賞(ノンフィクション)
2016
対象作品: 『ホールド・スティル:写真付き回想録』
主催: アメリカ図書館協会(関連)
結果: 受賞
センテナリー・メダル(王立写真協会)
2020
主催: 王立写真協会
結果: 受賞
国際写真殿堂入り
2021
主催: 国際写真殿堂(International Photography Hall of Fame)
結果: 受賞・殿堂入り
プリ・ピクテ賞
2021
主催: Prix Pictet
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

セカンド・サイト

1983年 写真集

初期の作品をまとめた写真集。コルコランでの展示などの作品を含む。

初期実験ランドスケープ

At Twelve: 十代の少女たちの肖像

1988年 写真集

12歳前後の少女たちを捉えたポートレート集。思春期の複雑な感情を表現し、評価と議論を呼んだ。

思春期アイデンティティ

Immediate Family(イミディエイト・ファミリー)

1992年 写真集

自身の家族、特に子どもたちを被写体にした作品群。自然な裸の表現などで大きな論争を引き起こした。

家族母性プライベートと公開の境界

スティル・タイム

1994年 写真集

20年以上にわたる作品を集めたカタログ的な写真集。家族写真とランドスケープが含まれる。

回顧時間

What Remains(ホワット・リメインズ)

2003年 写真集

遺体の写真や分解の記録、南北戦争の戦場、家族の顔など「身体」と「死」を主題にした作品群。

身体記憶

Deep South(ディープ・サウス)

2005年 写真集

コラジオン(湿板)などを用いたアメリカ南部のランドスケープ集。戦場や廃屋、クズザに覆われた風景などを収める。

南部歴史記憶

プラウド・フレッシュ

2009年 写真集

筋ジストロフィーと闘う夫ラリー・マンを撮影した作品群。肉体の脆さと親密さを描く。

病と身体介護

The Flesh and The Spirit(肉と精神)

2010年 展覧会カタログ/写真集

身体を主題とした大規模な展覧会に併せて刊行された作品集。若い頃の未発表カラー写真や新作も含む。

身体家族

ホールド・スティル:写真付き回想録

2015年 回想録/写真集

自伝的回想録と写真を融合した著作。育ち、家族、南部の記憶や写真の役割を綴る。

自伝記憶人種と南部の歴史

Remembered Light: サイ・トゥオンブリーのレキシントン

2016年 写真集

サイ・トゥオンブリーのスタジオや遺物を撮影した写真集。芸術家の痕跡を記録する視点。

芸術家礼賛痕跡

Sally Mann: A Thousand Crossings

2018年 回顧録/作品集

40年にわたる作品を収めた大規模な総覧。多国で巡回した展覧会のカタログに相当する書物。

回顧南部の歴史身体

全著作

  • セカンド・サイト:サリー・マンの写真
  • At Twelve:十代の少女たちの肖像 (1988)
  • Immediate Family(イミディエイト・ファミリー) (1992)
  • Still Time(スティル・タイム) (1994)
  • What Remains(ホワット・リメインズ) (2003)
  • Deep South(ディープ・サウス) (2005)
  • Proud Flesh(プラウド・フレッシュ) (2009)
  • The Flesh and The Spirit(肉と精神) (2010)
  • Hold Still:写真付き回想録 (2015)
  • Remembered Light:サイ・トゥオンブリーのレキシントン (2016)
  • Sally Mann: A Thousand Crossings(総覧) (2018)
  • Art Work (2025)

翻案

  • ブラッド・タイズ:サリー・マンの生と作品
  • What Remains:サリー・マンの生と仕事

作風・主題

文体
大判・湿板(コロジオン)などの伝統的手法を用いた写真表現白黒の力強い表現記憶や私的な体験を映す叙情的視点
頻出モチーフ
家族(特に子ども)南部のランドスケープ死と腐敗記憶と郷愁古いカメラとプロセスの痕跡

健康

  • 背骨の骨折(乗馬事故)
    2006–2008
    2006年の乗馬事故で背骨を骨折し、回復に約2年を要した。その期間にアンブロタイプのセルフポートレート等を制作した。

評価・遺産

母としての私的視点と南部の記憶を基軸に、写真芸術において強い影響力を持つ。作品は美術館に所蔵され国際的評価を受ける一方で、裸の子どもを扱った作品を巡る論争も続いている。

記念館・博物館

  • メトロポリタン美術館 ニューヨーク
  • ナショナル・ギャラリー・オブ・アート ワシントンD.C.
  • ハーシュホーン美術館 ワシントンD.C.
  • ボストン美術館(写真コレクション) ボストン
  • サンフランシスコ近代美術館 サンフランシスコ
  • ホイットニー美術館 ニューヨーク

関連学会

  • 王立写真協会(名誉フェローシップ)

大衆文化への影響

  • タイム誌の「America's Best Photographer(アメリカの最良の写真家)」選出(2001)
  • ドキュメンタリー映画『Blood Ties』『What Remains』の対象
  • 展覧会や出版物を通じた国際的な注目と論争の中心

引用

  • 「私は子供たちの写真が問題になるとは思っていませんでした。私はただ母親として子供たちの成長を写真に残していただけです。」
    出典: ニューヨーク・タイムズ(Mannの発言、1992頃) (1992年)
  • 「彼女の写真は、ノスタルジア、性、死の光の下でエデンのような場所を作り出した。」
    出典: 批評(複数のレビューの要約) (1992年)

豆知識

  • 父親が持っていた5x7カメラの影響で大判写真を多用するようになった。
  • 1994年のドキュメンタリー『Blood Ties』はアカデミー短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。
  • 乗馬事故(2006年)で背骨を骨折し、回復期間にアンブロタイプのセルフポートレートを制作した。
  • 作品『Immediate Family』は裸体を含むことで大きな論争を呼んだ。
  • 2015年の回想録『Hold Still』はナショナル・ブック・アワードの最終候補になった。