-
第60回(1989年) 受賞受賞作: Procedura
サルデーニャを舞台に、同僚の死をめぐる捜査を進める判事の視点で、事件の輪郭よりも人間関係の層が少しずつ浮かび上がる法廷ミステリ。政治的緊張が漂う時代背景の中で、真実の手応えと判断の不確かさが静かにせめぎ合う。
死は一つの事件であると同時に、島の記憶をほどく入口でもある。
227ページ法廷ミステリサルデーニャ司法記憶責任
サルヴァトーレ・マネッツゥ
サルヴァトーレ・マネッツゥ
Salvatore Mannuzzu
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1930-03-07 (ピティリアーノ)
- 死没
- 2019-09-10 (不明) 89歳
- 国籍
- イタリア
- 言語
- イタリア語
- 居住地歴
- ピティリアーノ
経歴
- 職業
- 作家, 政治家, 裁判官
- 活動期間
- 1930年〜2019年
- 影響を受けた人物
- グラツィア・デレッダ, エミリオ・ルッス, ジュゼッペ・デッシ, ガヴィーノ・レッダ, サルヴァトーレ・サッタ
- 影響を与えた人物
- ジュリオ・アンジョーニ, セルジオ・アツェーニ
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1989 | ヴィアレッジョ賞 | プロチェドゥーラ | — | ヴィアレッジョ賞財団 | winner |
ヴィアレッジョ賞
1989
対象作品:
プロチェドゥーラ
主催:
ヴィアレッジョ賞財団
結果:
winner
受賞・候補エディション
作品
代表作
プロチェドゥーラ
1988年 推理小説名前のない語り手の調査判事が、毒殺されたサッサリの弁護士ヴァレリオ・ガラウの殺人者を追う。1978年から1979年にかけてのイタリアのテロリズムの時代を背景とする。
司法サルデーニャテロリズム殺人
映像化・舞台化
- [映画] 不可能な犯罪 / Antonello Grimaldi (2000)
全著作
- プロチェドゥーラ (小説, 1988)
- 蟻の一噛み (小説, 1989)
- 失われた娘 (短編集, 1992)
- モンティフェッロの灰 (小説, 1994)
- 第三の音 (小説, 1995)
- コルプス (詩集, 1997)
- カタログ (小説, 2000)
- アリス (小説, 2001)
- 冬の妖精たち (小説, 2004)
- 失われた少女 (小説, 2011)
- スナッフ または 死の芸術 (小説, 2013)
作風・主題
- 文体
- サルデーニャ文学ヌーヴェルヴァーグ
- 頻出モチーフ
- サルデーニャの風景司法と犯罪
評価・遺産
サルデーニャ文学のヌーヴェルヴァーグまたは文学の春の創始者の一人とされ、ヨーロッパにおけるサルデーニャ叙事の先駆者。
豆知識
- サルデーニャ文学のヌーヴェルヴァーグの創始者の一人。
- Proceduraはgiallo sardo(サルデーニャ推理小説)の起源の一つ。