プレミオ・ヴィアレッジョ=レパーチ(ヴィアレッジョ賞) ぷれみお・ゔぃあれっじょ=れぱーち
第60回(1989年)
文学賞小説詩評論デビュー作/新人賞国際賞(国際部門)特別賞
受賞者
3名
Procedura
サルデーニャを舞台に、同僚の死をめぐる捜査を進める判事の視点で、事件の輪郭よりも人間関係の層が少しずつ浮かび上がる法廷ミステリ。政治的緊張が漂う時代背景の中で、真実の手応えと判断の不確かさが静かにせめぎ合う。
死は一つの事件であると同時に、島の記憶をほどく入口でもある。
227ページ
法廷ミステリサルデーニャ司法記憶責任
作家
イタリア(サルデーニャ出身)の作家。犯罪や司法手続きの緊迫した描写を含む長編『Procedura』で第60回Viareggio賞を受賞。
La camera da letto
家族の世代をまたぐ記憶をたどりながら、出生、愛、喪失、時間の流れを巨大な抒情詩として編み上げた作品。日常の細部と歴史の大きなうねりを同じ視野に収め、詩でありながら家族小説のようにも読める。
一つの家族史が、そのまま一冊の長い詩になる。
701ページ
家族史叙事詩記憶時間抒情
詩人
詩人。詩集『La camera da letto』で第60回Viareggio賞詩部門を受賞(資料に基づく)。
Appunti sui moderni. Foscolo, Leopardi, Manzoni e altri
フォスコロ、レオパルディ、マンゾーニを軸に、近代イタリア文学の形成を歴史的・批評的にたどるエッセイ集。個々の作家を孤立した巨匠としてではなく、言語、地域、思想の交差から読み直していく。
近代イタリア文学を、人物ではなく関係の網として読み直す。
416ページ
文学史批評フォスコロレオパルディマンゾーニ近代イタリア文学
文献学者・文学史家
文学史・文献学の研究者。『Appunti sui moderni. Foscolo, Leopardi, Manzoni e altri』で第60回Viareggio賞(エッセイ部門)を受賞。