世界・海外・国外の文学賞

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サムラート・ウパディヤーイ

サムラート・ウパディヤーイ

Samrat Upadhyay

プロフィール

性別
男性
生誕
1964-01-01 (カトマンズ, ネパール)
国籍
ネパール, アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
ヒンドゥー教
居住地歴
カトマンズ(ネパール) → ベレア(オハイオ州、アメリカ合衆国) → ブルーミントン(インディアナ州、アメリカ合衆国)

経歴

職業
小説家, 短編作家, 大学教授
活動期間
1984年〜
所属
インディアナ大学(ブルーミントン校), ボールドウィン=ウォレス大学
影響を受けた人物
チェーホフ(比較として言及)

受賞歴

ホワイティング賞
2001
主催: ホワイティング財団
結果: Winner
Kiriyama Prize(キリヤマ賞)
2004
対象作品: 『The Guru of Love』
部門: Fiction
主催: Kiriyama Prize
結果: Finalist
Society of Midland Authors Award(成人向けフィクション部門)
2007
対象作品: 『The Royal Ghosts』
主催: Society of Midland Authors
結果: Winner
DSC Prize for South Asian Literature(DSC賞)
2012
対象作品: 『Buddha's Orphans』
主催: DSC Prize
結果: Longlist
Aspen Words Literary Prize(アスペン・ワーズ賞)
2018
対象作品: 『Mad Country』
主催: Aspen Words
結果: Shortlist
PEN Open Book Award(PENオープンブック賞)
2015
対象作品: 『The City Son』
主催: PEN America
結果: Shortlist

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Royal Ghosts

    ネパール社会を舞台にした短編集。伝統と近代化、個人の不在感や幽霊めいた寓話性を通じて社会の変容を描く物語群である。

    短編ネパール社会幽霊

作品

代表作

『Arresting God in Kathmandu』

2001年 短編小説集 208ページ

9編の短編からなるデビュー作。ネパールの都市生活や家族、欲望、宗教と近代化の衝突を描く。

家族都市生活宗教と近代化

『The Guru of Love』

2003年 長編小説 320ページ

初の長編小説。ネパールの恋愛と倫理、家族関係を描き、2003年のニューヨーク・タイムズの注目書に選ばれた。

愛と倫理家族の複雑さ伝統と変化

『The Royal Ghosts』

2006年 短編集 224ページ

9編の短編を収めた作品集。権力、記憶、家族史と個人の物語が交錯する。

記憶権力と階級家族の軋轢

『Buddha's Orphans』

2010年 長編小説 320ページ

世紀を越える政治的動乱を背景に、孤児のラジャと彼が運命づけられた恋人ニルの物語を通して世代と喪失を描く物語。

世代喪失と再生社会変動

『The City Son』

2014年 短編集 176ページ

都市に生きる人々を描いた短編集。移民や家族、都市化による変化が織り込まれる。

移民都市化家族

『Mad Country』

2017年 短編集 240ページ

政治と個人の生活が衝突するネパールの近年を舞台にした短編集。

政治的混乱個人の選択社会的変容

全著作

  • 『Arresting God in Kathmandu』 (2001)
  • 『The Guru of Love』 (2003)
  • 『The Royal Ghosts』 (2006)
  • 『Buddha's Orphans』 (2010)
  • 『The City Son』 (2014)
  • 『Mad Country』 (2017)

作風・主題

文体
現実主義的な筆致簡潔で観察的な文体人物内面への繊細な描写
頻出モチーフ
家族の絆と断絶移民・離散宗教と日常田舎と都市の対比

評価・遺産

サムラート・ウパディヤーイは、英語で作品を書くネパール生まれの作家として西側で最初に知られる存在の一人であり、ネパールの社会と個人の関係を繊細に描いたことで国際的な評価を得ている。現代ネパール文学を英語圏に紹介した先駆者の一人と見なされる。

引用

  • (サンフランシスコ・クロニクルは彼を)「仏教的なチェーホフのようだ」と評した。
    出典: サンフランシスコ・クロニクル(書評) (2001年)

豆知識

  • 英語で作品を書くネパール生まれの作家として西側で最初に出版された例の一人とされる。
  • 2001年にホワイティング賞を受賞した。
  • インディアナ大学で創作講座の教授を務めた。