デイトン文学平和賞
1回登壇
-
第7回(2012年) 特別賞
ティム・オブライエン
Tim O'Brien
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| マカレスター大学 | — | 政治学 | BA | 1964–1968 | アメリカ合衆国 |
| ハーバード大学 | — | — | — | 1970年代初頭(在学期間不明) | アメリカ合衆国 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1973 | ニューヨーク・タイムズ 優秀書籍賞(Outstanding Book of 1973) | If I Die in a Combat Zone, Box Me Up and Ship Me Home | — | The New York Times | 受賞 |
| 1979 | ナショナル・ブック賞(小説部門) | Going After Cacciato | — | National Book Foundation | 受賞 |
| 1987 | ベトナム退役軍人芸術賞(Vietnam Veterans of America Excellence in the Arts Award) | — | — | Vietnam Veterans of America | 受賞 |
| 1995 | ジェームズ・フェニーア・クーパー賞(最優秀歴史小説) | In the Lake of the Woods | — | Society of American Historians | 受賞 |
| 2012 | リチャード・C・ホルブルック功労賞(Dayton Literary Peace Prize) | — | — | Dayton Literary Peace Prize Foundation | 受賞 |
| 2013 | プリツカー軍事図書館文学賞(Pritzker Military Library Literature Award) | — | — | Pritzker Military Museum & Library | 受賞(賞金受領) |
| — | パープルハート勲章 | — | — | アメリカ合衆国陸軍 | 受章 |
| 2010 | 名誉人文学博士(L.H.D.) | — | — | ウィッティアー大学 | 授与 |
ベトナム戦争を題材に、記憶とフィクションの境界を問いかける作品群で知られる。短編集『The Things They Carried』は戦争文学の金字塔となり、戦争の経験を文学的に表現した。
ベトナム戦争に従軍した体験を綴った回顧録。若き兵士としての視点から戦争の日常を描き、戦争体験がその後の人生に与えた影響を考察する。
ベトナム戦争を舞台にした小説で、師団を脱走してパリを目指す兵士の幻想的で寓話的な旅を描く。現実と幻想が入り混じる構成が特徴。
半自伝的な短編連作集。兵士たちが“運んだ”物理的荷物と心理的重荷を通して、戦争の現実と記憶、物語の真実性を探る。
オブライエンはベトナム戦争文学における重要な作家であり、『The Things They Carried』は現代戦争フィクションの古典と評される。教育者としても後進に影響を与え、資料はハリー・ランサム・センターに所蔵されている。
「story-truth(物語の真実)は時にhappening-truth(出来事の真実)よりも真実であることがある。」
「歩兵がそこにいたというだけで戦争について重要なことを教えられるだろうか。私はそうは思わない。彼は戦争物語を語ることができるだけだ。」