世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ティッサ・アベーセカラ

ティッサ・アベーセカラ

Tissa Ananda Abeysekara

別名: Tissa Ananda de Fonseka / Thissa Abeysekara

プロフィール

性別
男性
生誕
1939-05-07 (マハラガマ(スリランカ))
死没
2009-04-18 (コロンボ(スリランカ)) 69歳
国籍
スリランカ
言語
シンハラ語, 英語
居住地歴
ハヴロックタウン(グリーンランズ)、コロンボ → マハラガマ(出生地)

経歴

職業
映画監督, 脚本家, 俳優, 作家, 映画プロデューサー, 政治活動家
活動期間
1955年〜2009年
所属
Lanka Sama Samaja Party(ランカ・サマ・サマジャ党), 国立映画公社(National Film Corporation) 元会長, Sri Lanka Television Training Institute(テレビ研修所) 元所長, Foundation of SAARC Writers and Literature(FOSWAL) スリランカ担当チーフコーディネーター, Sri Lanka Rupavahini Corporation(国営放送)理事, University of Visual and Performing Arts(視覚・舞台芸術大学)評議員, National Heritage Trust of Sri Lanka(国立遺産信託)理事
所属団体
Foundation of SAARC Writers and Literature(FOSWAL), Lanka Sama Samaja Party(ランカ・サマ・サマジャ党)
影響を受けた人物
レスター・ジェームズ・ペリース, エディリウェーラ・サラッチャンドラ, マーティン・ウィクラマシンハ(作品原作者として)
影響を与えた人物
スリランカの映画製作者たち(世代), シンハラ語/英語作家

学歴

ダルマパーラ・ヴィディヤラーヤ(Dharmapala Vidyalaya)
国: スリランカ
幼少期は家庭教師で教育を受けた後、ダルマパーラ校で学ぶ。学校ではサッカーチームのキャプテンや生徒代表を務めた。
コロンボ大学(名誉博士)
学位: 名誉博士
卒業年: 2007
国: スリランカ
2007年にコロンボ大学から名誉博士号を授与。

受賞歴

グラティーン賞(Gratiaen Prize)
1996
対象作品: Bringing Tony Home
主催: Gratiaen Trust
結果: 受賞
カラ・スリ(Kala Suri)
1998
部門: 国家栄誉
主催: スリランカ政府
結果: 受賞
デシャバンドゥ(Deshabandu)
2005
部門: 国家栄誉
主催: スリランカ政府
結果: 受賞
大統領賞(助演男優賞)
1978
対象作品: Veera Puran Appu(劇中の役:クダポーラ・テロ)
部門: 演技
主催: スリランカ大統領府(映画祭)
結果: 受賞
サラスヴィヤ賞(Sarasaviya Awards)
1983
対象作品: Maha Gedara(監督賞)
部門: 監督 / 脚本
主催: Sarasaviya
結果: 受賞
SAARC文学賞
主催: Foundation of SAARC Writers and Literature
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Bringing Tony Home

    『Bringing Tony Home』は、帰郷と贖罪を主題にした重層的な物語。家族の再生や過去の罪の清算、戦後社会の傷跡を背景に、映像的な描写で人間関係を鮮やかに描く。

    帰郷贖罪家族戦後
  1. 受賞作: 映画脚本・文学作品(受賞業績)

    脚本と文学の双方で活躍し、スリランカの社会や歴史を題材にした物語を手がけた。映画界への貢献と物語構築力が高く評価された。

    映画脚本歴史社会

作品

代表作

Bringing Tony Home

1995年 中編小説 / ノヴェッタ

三つの部からなる物語で、故郷や記憶、個人的な喪失と再生を描く英語での代表作。

郷愁喪失アイデンティティ

Viragaya(映画)

1988年 ドラマ(映画)

マーティン・ウィクラマシンハの小説を映画化した作品。深い心理描写で高い評価を受け、シンハラ映画の傑作と評される。

個人の内面道徳と孤独

Maha Gedara(Mahagedara)

1983年 ドラマ(映画)

監督・脚本を務めた作品で、家族と社会的葛藤を扱う。監督賞などを受賞。

家族社会

Karumakkarayo

1980年 映画(文芸)

ガナダサ・アマラセカラの小説を基に監督として映画化。ドキュメンタリー出身の経験を活かした映像表現が特徴。

社会的摩擦人間の葛藤

全著作

  • Ipanella(短編)
  • Pitagamkarayo(テレドラマ)
  • Ayale Giya Sithaka Satahan(エッセイ)
  • Rupa-Svarupa(映画論)
  • Cinema Sithuvili(映画の芸術)
  • Bringing Tony Home(英語ノヴェッタ、1995)
  • In My Kingdom of the Sun and the Holy Peak(短編集、2004)
  • Roots, Reflections and Reminiscences(回想録、2007)
  • Wiwurtha Arthikaya, Rupavahiniya, Chithrapata Sansthawa Saha Sinamawe Arbudayaya(1991)
  • Wiragaya(脚本、1993)
  • Guru Gedara(脚本、2011)

翻案

  • Viragaya(小説の映画化、監督・脚本)
  • Karumakkarayo(小説の映画化、監督)
  • Maha Gedara(監督・脚本)

作品の翻訳

  • Bringing Tony Home(英語で発表)

作風・主題

文体
映画的で視覚的な描写簡潔でリズムのある語り口心理描写に重点を置く
頻出モチーフ
郷愁家族と社会の関係記憶とアイデンティティ

健康

  • 心筋梗塞
    2009年(入院時)
    2009年に心筋梗塞で入院後、同年4月18日に死亡

評価・遺産

ティッサ・アベーセカラはスリランカ映画と文学に多大な影響を残した。脚本家・監督・作家としての業績は高く評価され、英語・シンハラ語双方で重要な作品を残した。国家的栄誉や文学賞を受賞し、追悼印や回顧上映などを通じてその功績は継承されている。

関連学会

  • Foundation of SAARC Writers and Literature(FOSWAL)

資料所蔵先

  • 国立映画公社アーカイブ(National Film Corporation archives)
  • スリランカ国立図書館・資料室(関連資料)

大衆文化への影響

  • 大規模な追悼式および映画回顧上映が行われ、記念切手が発行された

引用

  • BBCは「彼が残した空白は、洗い流された絵画を見てその美しさが二度と再現され得ないことを理解する時にのみ理解されるだろう」と述べた。
    出典: BBC(追悼記事) (2009年)

豆知識

  • 公式の情報源では子供は5人と記載されているが、本文では1人の娘と1人の息子と記述されており、情報に差異がある。
  • 2009年の葬儀は国内でも非常に多くの参列者を集めた大規模なものと報じられた。
  • 2013年に追悼記念切手が政府によって発行されたとされる(出典必要)。