世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ウンディネ・ラジェヴィチューテ

ウンディネ・ラジェヴィチューテ

Undinė Radzevičiūtė

プロフィール

性別
女性
生誕
1967-06-16 (リトアニア)
国籍
リトアニア
言語
リトアニア語
居住地歴
ヴィリニュス(リトアニア)

経歴

職業
小説家, 広告クリエイティブ
活動期間
2003年〜
所属団体
リトアニア作家連合

学歴

ヴィリニュス芸術アカデミー
国: リトアニア

受賞歴

EU文学賞
2015
対象作品: 魚とドラゴン
主催: 欧州連合(EU)
結果: winner
リトアニア作家連合賞
2018
対象作品: Kraujas mėlynas(青い血)
主催: リトアニア作家連合
結果: winner

受賞・候補エディション

作品

代表作

Strekaza

2003年 中編小説(ノヴェラ)

初の出版作品。短編に近い中編で、人物の内面と社会的圧力を描く作品。

個人と社会同一視と適応

Frankburgas

2010年 小説

2010年刊。個人と伝統、社会的期待に関する短編的要素を持つ作品。

伝統と個人社会的圧力

Baden Badeno nebus

2011年 短編集

2011年の短編集。収められた物語は共通の動機と登場人物を共有し、個人の破壊へと向かう社会的圧力を描く。

社会的適応自己喪失

180

2015年 探偵的要素を含む小説

歴史物から逸脱した作品で、勝利が崩壊に変わる過程や償いの試みが死を招く様を探る小説。

敗北と償い運命の逆転

魚とドラゴン

2013年 歴史小説

二つの並行する物語から成る歴史小説。一方は清朝のイタリア人画家カスティリオーネをめぐる中国を舞台にした筋、もう一方はヴィリニュスの中華街で生きる三世代の女性を描く。東西の文化衝突を主要テーマとする。

東西文化の衝突移民とアイデンティティ世代間の物語
翻訳
  • ドイツ語翻訳
  • ロシア語翻訳
  • 英語翻訳
  • イタリア語翻訳

Kraujas mėlynas

2017年 小説

2017年刊。著者の家系のルーツを探る作品で、血縁や歴史の探求を通じて個人史を描く。

家族史ルーツの探求

美と悪の図書館

2020年 小説

2020年刊。表題が示すように美と悪の境界や倫理、記憶を扱う作品。

美と悪記憶と倫理

全著作

  • Strekaza(2003)
  • Frankburgas(2010)
  • Baden Badeno nebus(2011)
  • 180(2015)
  • Žuvys ir drakonai(魚とドラゴン、2015)
  • Kraujas mėlynas(青い血、2017)
  • Grožio ir blogio biblioteka(美と悪の図書館、2020)

作品の翻訳

  • ドイツ語
  • ロシア語
  • イタリア語
  • スペイン語
  • 英語
  • ハンガリー語
  • クロアチア語
  • セルビア語
  • ブルガリア語
  • ラトビア語
  • エストニア語
  • フィンランド語

作風・主題

文体
ミニマリスト的切れ味の良い簡潔な文体描写を削ぎ落とす筆致
頻出モチーフ
社会的適応と個の崩壊東西文化の衝突家族とルーツ

評価・遺産

ラトビアやバルト地域のルーツを含む家系や東西文化の対立を扱う作家として評価され、EU文学賞受賞を通じて国際的な注目を集めた。ミニマリスティックな文体で現代リトアニア文学に独自の位置を占める。

関連学会

  • リトアニア作家連合

豆知識

  • 長年広告業界(Saatchi & Saatchi、Leo Burnett)で働いていた。
  • 母方はクールランド(ラトビア)の出で、バルト・ドイツ系やポーランド系のルーツを持つ。
  • 作品は多数の言語に翻訳されている。