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第24回(2020年) 受賞
ヴァフラム・マルティロシャン
ヴァフラム・マルティロシャン
Vahram Martirosyan
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1959-07-27 (ギュムリ)
- 国籍
- アルメニア
- 言語
- アルメニア語, ロシア語, ハンガリー語, フランス語
- 居住地歴
- エレバン(ヤレヴァン州立大学、ブラスオフ大学、居住・活動) → ブダペスト(ハンガリー、留学) → ニューデリー(インド、調査滞在、2006) → モスクワ(シナリオ講座受講、2007–2008)
経歴
- 職業
- 作家, 脚本家, ジャーナリスト, 翻訳者, 編集者, 教員
- 活動期間
- 1980年〜2025年
- 所属
- アルメニア作家連合(文学顧問として関与), ヤレヴァン州立大学(講師), ARテレビ(副社長、事務局長代行、1996-1999), メディア・イニシアティブ・センター(Lratunメディア博物館プロジェクトリーダー、2011–2021)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| エレバン州立大学(ヤレヴァン州立大学) | アルメニア語学(フィロロジー)学部 | アルメニア語学(フィロロジー) | — | 1976-1981 | アルメニア |
| エレバン・ヴァレリー・ブラスオフ国立大学(言語・社会科学大学) | 大学院課程(心理学・教育学) | 心理学・教育学 | — | 1981-1983 | アルメニア |
| エレバン州立大学(YSU) | 大学院(ロシア文学) | ロシア文学 | 候補論文(Candidate's thesis) | 1983-1984 | アルメニア |
| ブダペスト(交換プログラム) | ハンガリー語・文学コース | ハンガリー語・文学 | — | 1987-1988 | ハンガリー |
| ニューデリー(調査滞在) | 開発ジャーナリズム研究 | — | — | 2006 | インド |
| モスクワ(シナリオ・監督コース) | シナリオ・演出コース | — | — | 2007-2008 | ロシア |
エレバン州立大学(ヤレヴァン州立大学)
アルメニア語学(フィロロジー)学部
/ アルメニア語学(フィロロジー)
期間:
1976-1981
卒業年:
1981
国:
アルメニア
学部でアルメニア文学・フィロロジーを専攻
エレバン・ヴァレリー・ブラスオフ国立大学(言語・社会科学大学)
大学院課程(心理学・教育学)
/ 心理学・教育学
期間:
1981-1983
卒業年:
1983
国:
アルメニア
大学院課程修了
エレバン州立大学(YSU)
大学院(ロシア文学)
/ ロシア文学
学位:
候補論文(Candidate's thesis)
期間:
1983-1984
卒業年:
1984
国:
アルメニア
アレクサンドル・ブロークのアルメニア語翻訳に関する候補論文を1986年に擁護
ブダペスト(交換プログラム)
ハンガリー語・文学コース
/ ハンガリー語・文学
期間:
1987-1988
卒業年:
1988
国:
ハンガリー
作家・翻訳者交換プログラムによる留学
ニューデリー(調査滞在)
開発ジャーナリズム研究
期間:
2006
卒業年:
2006
国:
インド
インドの「開発ジャーナリズム」についての調査研究
モスクワ(シナリオ・監督コース)
シナリオ・演出コース
期間:
2007-2008
卒業年:
2008
国:
ロシア
卒業制作は長編映画用脚本「Adolf Hitler: Life After Death」
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | バリント・バラッシ記念ソード賞 | — | — | Balint Balassi Memorial Award(授与団体) | Winner |
バリント・バラッシ記念ソード賞
2020
主催:
Balint Balassi Memorial Award(授与団体)
結果:
Winner
受賞・候補エディション
作品
代表作
『ソガンク(地すべり)』
2000年 小説(現代文学)2000年刊。アルメニア国内でベストセラーとなり、国家・個人の揺らぎや社会変動を描く。フランス語などに翻訳され国際的にも紹介された。
社会変動アイデンティティポストソヴィエトのトランジション
映像化・舞台化
- [映画] 『ソガンク(地すべり)』
翻訳
- フランス語版『Glissement de Terrain』
- 英語一部翻訳(章1-2)
- ハンガリー語訳(章の抜粋)
『十字架のために変装する』
2002年 歴史小説歴史を題材にした小説。宗教や歴史認識を巡る物語。
歴史宗教記憶
『フクロウたち』
2005年 中編小説集中編小説の短編集。多様な語り口で社会と個人の断片を描く。
社会断片個人の孤立
『モスクワの恋』
2015年 小説モスクワを舞台にしたラブストーリーと社会描写を重ねた作品。
都市生活愛文化間の交差
『綿の壁(Cotton Walls)』
2019年 小説2019年刊。個人と社会の隔たりを象徴的に描く長編。
隔離社会批評
『アルメニア史からの発掘(Excavations from Armenian History)』
2024年 エッセイ集アルメニア史に関するエッセイ集。稀少な資料や視覚資料を用いて歴史を再検討する試み。
歴史再検討資料研究
全著作
- 『ソガンク(地すべり)』 (2000)
- 『十字架のために変装する』 (2002)
- 『フクロウたち』 (2005)
- 『脱出、約束の地から』 (2004)
- 『モスクワの恋』 (2015)
- 『綿の壁』 (2019)
- 『アルメニア史からの発掘』 (2024)
翻案
- 『ソガンク(地すべり)』の映画化(KinoCenter、アルメニア)
- 『チャレンツ』8部作テレビ映画(脚本、Sharm Company)
作家による翻訳
- ゲルギー・ペトリ詩集『Without(Without)』ハンガリー語→アルメニア語(翻訳)
- ヤーノシュ・ピリンスキー詩集(ハンガリー語→アルメニア語、翻訳)
- ジェノー・レイトー『14カラットの車』(ハンガリー語→アルメニア語、翻訳)
- ポール・ヴェルレーヌ他(フランス語詩集、翻訳・編纂)
作品の翻訳
- 『ソガンク』→フランス語『Glissement de Terrain』(2006–2007)
- 『ソガンク』→英語部分翻訳(2005、章1-2)
- 『ソガンク』→ハンガリー語訳(抜粋、2003)
- いくつかの作品→ロシア語訳(雑誌掲載)
作風・主題
- 文体
- 現代アルメニア小説の語り口社会的リアリズムと風刺断片的で多声的な構成
- 頻出モチーフ
- 記憶と歴史の発掘メディアと政治個人と国家の軋轢
評価・遺産
ヴァフラム・マルティロシャンは2000年代初頭からの重要な現代アルメニア作家であり、『ソガンク』などの作品で国内外に知られる。作家活動に加え翻訳・脚本・メディア保存プロジェクトに関わり、アルメニアの文化的およびメディア史の解釈に寄与した。
大衆文化への影響
- 『ソガンク(地すべり)』の映画化により大衆文化での認知を拡大
豆知識
- 1978年にベイルートのアルメニア共同体を支持するデモを組織した。
- ハンガリー語とハンガリー文学を学んだ経験があり、ハンガリー文学の翻訳を行っている。
- 2001年に雑誌『Bnagir』を創刊し、非順応的な文化の拠点となった。