世界・海外・国外の文学賞

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ヴァスコ・グラサ・モウラ

ヴァスコ・グラサ・モウラ

Vasco Graça Moura

プロフィール

性別
男性
生誕
1942-01-03 (フォス・ド・ドウロ、ポルト、ポルトガル)
死没
2014-04-27 (リスボン、ポルトガル) 72歳
国籍
ポルトガル
言語
ポルトガル語, フランス語, 英語
居住地歴
ポルト(出生・幼少期) → リスボン(後年、職業活動) → パリ(カルースト・グルベンキアン財団勤務期)

経歴

職業
作家, 翻訳者, 政治家, 弁護士
活動期間
1963年〜2014年
影響を受けた人物
ダンテ・アリギエーリ, ルネサンス詩人(ペトラルカ等), ライナー・マリア・リルケ, ルシスト的・古典主義的伝統(カモンイスら)

学歴

リスボン大学
法学部 / 法学科
国: ポルトガル

受賞歴

サンティアゴ・ダ・エスパーダ軍事勲章
主催: ポルトガル共和国
結果: 受章
インファンテ・ドン・エンリケ勲章(グラン・クルス)
主催: ポルトガル共和国
結果: 受章
国家的・文化的勲章(略称:GCSE 等)
主催: ポルトガル共和国
結果: 受章

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯業績(Golden Wreath受賞)

    受賞は彼の多面的な文芸活動、翻訳や評論を含む文化的貢献を評価したものである。歴史と個人的経験を織り交ぜた抒情的表現と欧州文化への関与が高く評価された。

    翻訳文化間対話歴史叙情

作品

代表作

Modo Mudando

1963年

初期詩集。実験的かつ伝統的要素を織り交ぜた作品群。

個人の記憶形式と伝統

Quatro Últimas Canções

1987年 小説

成熟期の長編。時間と記憶、喪失を扱う作品。

喪失回想時間

A Morte de Ninguém

1998年 小説

存在と匿名性をめぐる物語。実存的テーマを含む。

実存匿名性

Poesia Reunida (vol.1)

2012年 詩集

長年の詩作をまとめた代表的な詩集の一巻。

伝統と現代性ポルトガル文化

全著作

  • Modo Mudando (1963)
  • Semana Inglesa (1965)
  • O Mês de Dezembro e Outros Poemas (1976)
  • Quatro Últimas Canções (1987)
  • A Morte de Ninguém (1998)
  • Poesia Reunida, vol.1 (2012)
  • Poesia Reunida, vol.2 (2012)

作家による翻訳

  • ダンテ『神曲』のポルトガル語訳
  • リルケ『ドゥイノの悲歌』と『オルフェへのソネット』の翻訳
  • コルネイユ『ル・シッド』の翻訳
  • シェイクスピア『ソネット集』の翻訳

作風・主題

文体
古典主義的要素と現代的実験の融合博識で引用の多い文体形式へのこだわり(ソネット等)
頻出モチーフ
記憶と時間海や航海のイメージ(ポルトガルの海洋史との関係)文化的同一性と歴史

健康

  • がん
    晩年まで(断続的)
    長期の闘病の末に死去。創作活動に影響を与えた可能性がある。

評価・遺産

ヴァスコ・グラサ・モウラは詩人、翻訳者、随筆家、政治家としてポルトガル文化に多面的な貢献をした。特にダンテやリルケなどの重要作品のポルトガル語訳や、詩作における形式へのこだわりで知られ、文化政策や欧州議会での活動を通じて公的文化活動にも関与した。

豆知識

  • 欧州議会の議員(1999–2009)を務めた。
  • カルースト・グルベンキアン財団の図書館ディレクターをパリで務めたことがある。
  • ダンテ、リルケ、シェイクスピアなど多くの古典作品の翻訳を行った。
  • 3度結婚した(1964年、1985年、1987年)。
  • 2014年にがんのため72歳で死去。