世界・海外・国外の文学賞

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ヴィンセント・シーン

ヴィンセント・シーン

Vinsonto Shīn

プロフィール

性別
男性
生誕
1899-12-05 (アメリカ合衆国 イリノイ州 パナ)
死没
1975-03-16 (イタリア レッジューノ(アローロのフラツィオーネ)) 75歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
イリノイ州パナ(出生) → シカゴ(大学在学) → ニューヨーク(記者活動) → イタリア レッジューノ(晩年)

経歴

職業
ジャーナリスト, 小説家, 翻訳者, 脚本・ナレーション執筆者
活動期間
1920年〜1975年
所属
ニュー・ヨーク・ヘラルド・トリビューン(記者として), ダブルデイ(出版に関わる作品あり)
影響を受けた人物
グレンウェイ・ウェスコット, イヴァー・ウィンターズ, エリザベス・マドックス・ロバーツ, ジャネット・ルイス

学歴

シカゴ大学
期間: 1910s–1920s(在籍年不明)
国: アメリカ合衆国
在学中に文学サークルに属し、Glenway Wescottらと交流。

受賞歴

ナショナルブック賞(最も優れた伝記部門)
1935
対象作品: パーソナル・ヒストリー(Personal History)
部門: Most Distinguished Biography
主催: ナショナル・ブック・アワード(当時の主催団体)
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Personal History(自伝)

    記者としてのヨーロッパ取材や戦間期の政治・文化への観察、自身の成長の記憶を織り込んだ自伝的回想録。個人的体験を通して、1930年代の知的風景が立ち上がる。

    旅と取材の記憶が、時代そのものの肖像になる。

    403ページ
    回想録ジャーナリズム国際情勢旅行記ヨーロッパ

作品

代表作

パーソナル・ヒストリー:青年と革命(Personal History)

1935年 回想録/伝記

シーン自身の青春期から政治的・社会的出来事への関わりを綴った回想録。個人的体験を通じて20世紀前半の歴史とジャーナリズムの現場を描く。

ジャーナリズム政治個人史戦間期のヨーロッパ
映像化・舞台化
  • [映画] 国外特派員(Foreign Correspondent) / Alfred Hitchcock (1940)

剣ではなく(Not Peace but a Sword)

1939年 ルポルタージュ/ノンフィクション

1938年3月から1939年3月までの1年間にプラハ、マドリード、ロンドン、パリ、ベルリンで体験した政治的出来事の個人的記録と分析。

ヨーロッパの危機外交・戦争の兆候現場報道

全著作

  • American Among the Riffi(1926)
  • New Persia(1927)
  • Anatomy of Virtue(1927)
  • Gog and Magog
  • The Tide(1933)
  • Personal History: Youth and Revolution(1935)
  • Sanfelice(1936)
  • The Pieces of a Fan(1937)
  • A Day of Battle(1938)
  • Not Peace but a Sword(1939)
  • Between the Thunder and the Sun(1943)
  • Lead, Kindly Light: Gandhi & the Way to Peace(1949)
  • Oscar Hammerstein I: Life and Exploits of an Impresario(1955)
  • Dorothy and Red(1963)

翻案

  • 『国外特派員』(1940年、アルフレッド・ヒッチコック監督)─『Personal History』を下敷きにしたフィクション映画

作家による翻訳

  • 『マダム・キュリー』(Ève Curie著、シーン訳、1939)

作風・主題

文体
現場主義的な報道文体回想を交えた叙述ノンフィクションと文学の融合(リテラリー・ジャーナリズム)
頻出モチーフ
旅と現地観察政治・戦争の記述個人と歴史の交差

評価・遺産

ヴィンセント・シーンは20世紀前半の現地報道とリテラリー・ジャーナリズムを代表する作家の一人であり、回想録『Personal History』でナショナルブック賞を受賞。彼の回想録やルポは映画化や翻訳を通じて広く知られ、戦間期・第二次世界大戦前夜のヨーロッパを伝える重要な記録と評価される。

資料所蔵先

  • シェーン文書(シラキュース大学)
  • ヴィンセント・シーンとルース・ファルケナウ書簡(シカゴ大学特別コレクション)

大衆文化への影響

  • アルフレッド・ヒッチコック監督作『国外特派員』(1940年)は『Personal History』を下敷きにしたフィクション映画として知られる。

豆知識

  • 『Personal History』は1935年のナショナルブック賞(最も優れた伝記)を受賞した。
  • 彼の回想録はアルフレッド・ヒッチコックの映画『国外特派員』の題材の一部となった。
  • スペイン内戦でニューヨーク・ヘラルド・トリビューンの記者として活動した経歴がある。
  • Ève Curieの『Madame Curie』を英訳した翻訳者でもある。
  • エドナ・セント・ヴィンセント・ミレイら文学者と交流があった。