ナショナル・ブック・アワード
ナショナル・ブック・アワード
アメリカ合衆国の主要な年次文学賞。National Book Foundationが運営し、5部門で毎年授与される。
- 創設年
- 1936
- 主催
- National Book Foundation (ナショナル・ブック・ファンデーション)
- カテゴリー
- 研究・翻訳・学術
- 選考方式
- 推薦
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 締切時期
- 5月頃
- 発表時期
- 9〜11月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
National Book Awards(NBA)はアメリカの年次文学賞で、National Book Foundation が運営する。出版社が春にノミネーションを提出し、各部門ごとに5名の審査員パネルが選考を行う。2013年以降は各カテゴリで9月にロングリスト(10点)、10月にファイナリスト(5点)、11月に受賞者を発表する形式が定着している。受賞者には賞金と彫刻、ファイナリストには賞金とメダルが贈られる。翻訳文学部門は2018年に再導入され、2018年以降は翻訳作品を対象としている。2024年からは米国市民権を必須としない応募資格に改められた。
賞品
- 主賞品
- 各部門の受賞者は賞金 $10,000(USD)とブロンズ彫刻を受け取り、ファイナリストには賞金 $1,000(USD)、メダル、審査員による賞辞が授与される。生涯功績(Medal for Distinguished Contribution)には別途賞金 $10,000 が付与される。
- 賞金
- 10,000 USD
- ファイナリスト賞金 $1,000(USD)
- ブロンズ彫刻(受賞者)
- メダル(ファイナリスト)
- 審査員による賞辞(citation)
- Medal for Distinguished Contribution(生涯功績賞)には別途 $10,000
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| ノミネーション(出版社) | 出版社が春にノミネートを提出。パネルは作家、図書館員、書店員、文芸評論家などで構成される(原則5名)。パネルは特定作品のノミネーションを出版社に要請する場合がある。 | — | ノミネーション自体は一覧で公開されないが、これが選考の出発点となる(提出は春)。 |
| ロングリスト(Longlist) | 各カテゴリの審査パネルが候補を絞る。2013年以降は各カテゴリ10点のロングリストを9月に発表する。 | — | 毎年9月(2013年以降)にロングリストを発表。 |
| ファイナリスト(ショートリスト) | 同じ各カテゴリの審査パネルがロングリストから5点を選出する(各パネル5名)。 | ロングリスト(10点)から5点を選出(約50%) | 毎年10月にファイナリスト(各カテゴリ5点)を発表。 |
| 受賞(授賞式) | 各パネルの議長が、11月の授賞式で受賞者を発表する。審査はパネル議論と投票で決定される。 | ファイナリスト5名から1名(約20%) | 11月のNational Book Awards Ceremony(授賞式)で各部門の受賞者を発表。 |
| 生涯功績賞(Medal / Literarian) | National Book Foundation が生涯功績受賞者を選出(別途委員会や理事会による選考)。 | — | 授賞式で発表。Medal for Distinguished Contribution には賞金が付与される。 |
選考基準
- 文学的完成度(文体、構成、表現の質)
- 独創性・創造性
- テーマの深さ・社会文化的な影響
- 作品としての完成度(編集、翻訳の質を含む)
- 翻訳部門では翻訳の質と原作の文学性
応募のヒント
推奨
- 出版社を通じて期限内に正確なノミネーションを提出する(出版社のみがノミネート可能)
- 出版日が指定期間(前年12月1日〜当年11月30日)内であることを確認する
- 審査員が読みやすいように校正・装丁・版面の完成度を高める
- 翻訳部門に応募する場合は翻訳の質と原作の文学性を強調する資料を用意する
- 出版社と連携して審査員に送付する献本(郵送)を確実に行う
注意
- 作者自身が直接申請しようとする(出版社がノミネートする制度のため)
- 応募要件(出版期間、版元情報等)を満たしていないまま提出する
- 提出資料に誤りや不備があるまま送付する
- 締切や発送時期を守らない
審査員から
- 作品の独自性と表現の完成度を重視する(流行や宣伝だけでなく文学的価値が重要)
- 翻訳部門では原文と翻訳の両方の質を評価するので、翻訳者の情報や翻訳方針を明確にすること
- 編集・校正が不十分だと作品の評価に影響するため、出版物としての完成度を高めること
- 明確で礼儀正しい提出物は審査上の印象を良くする
関連の賞
- Pulitzer Prize (ピューリッツァー賞)
- American Book Awards
- Booker Prize
- Costa Book Awards (旧 Whitbread)
- Governor General's Award
- Gelett Burgess Children's Book Awards
- Commonwealth Writers Prize
- Innovations in Reading Prize
公式情報
https://www.nationalbook.org/national-book-awards/過去の受賞者
アメリカの小説家・エッセイスト。環境問題や社会正義を主題にした作品で知られ、『ポイズンウッド・バイブル』(The Poisonwood Bible)などの代表作がある。長年にわたる文学的貢献が評価されている。
アメリカの詩人、作家。1993年にアメリカ合衆国の桂冠詩人(Poet Laureate)を務め、歴史や個人的記憶、人種を題材にした詩作で知られる。詩集やエッセイで幅広く評価されている。
ホロコースト生還者の父ヴラデックの証言を、息子アートとの対話とともにたどるグラフィックノベル。ユダヤ人をネズミ、ナチスを猫として描き、家族史、記憶、罪悪感、世代間の断絶を重ね合わせながら、圧倒的な視覚表現で戦争の記憶を刻む。
父の記憶をたどりながら、ホロコーストの影を描き直す。
アメリカの漫画家。グラフィックノベルの代表作『MAUS』で知られ、視覚表現と歴史叙述の交差を通じて漫画の地位向上に貢献した功績が評価され生涯功績賞を受けた。
移民経験や多文化主義に対する文学的な貢献と教育活動を通じた文学界への寄与を称える生涯功績賞。
日系アメリカ人作家。実験的な物語構造と移民・多文化主義を主題にした作品で知られ、教育活動やコミュニティへの貢献も評価される。生涯功績賞を受賞した。
2020年のNational Book Awardのこの記録は、Walter Mosleyの単一作品ではなく、長年の小説と評論の業績をたたえる生涯功績として扱う。
一冊の作品ではなく、ミステリーを中心に幅広い分野で築いた作家人生が評価された。
アメリカの小説家。イージー・ロウリンなどのシリーズで知られるほか、人種や社会問題を扱った作品で高い評価を得ている。多岐にわたる創作と業績が評価され受賞した。
2019年の National Book Award におけるエドマンド・ホワイトは、単一作品ではなく生涯功労の文脈で顕彰された。したがって、この envelope では特定の受賞作に対応する ISBN は設定せず、長年にわたる小説・回想録・批評の業績を対象として記録する。
特定の一冊ではなく、クィア文学を広げてきた作家としての歩みが顕彰された。
アメリカの作家。自伝的作品や評論を通じてLGBT文学の発展に寄与し、文化・社会的対話に多くの影響を与えた。長年の業績を称えられ受賞した。
二〇一八年の全米図書賞では、イサベル・アジェンデがアメリカ文学への顕著な貢献をたたえる功績メダルを受けた。特定の一冊ではなく、『精霊たちの家』以後の長い創作活動、ラテンアメリカの歴史と家族史を結びつける物語世界、フェミニズムと社会正義への関心が評価対象となった。
一冊の受賞作ではなく、物語を通じて文学的遺産を広げてきた作家への生涯功績の表彰。
チリ系の作家で、魔術的リアリズムや家族史を描くことで国際的に高い評価を受ける。多くの国で読まれるベストセラー作家としての業績が称えられ受賞した。
短編と長篇で示した独自の視点と文体、地域社会への洞察に対する生涯功績賞。文学界への継続的な貢献が評価された。
アメリカの小説家・短編作家。鋭い観察と地方性の描写で知られ、『ブロークバック・マウンテン』の原作短編などが代表作。長年の文学的業績を評価され受賞した。
伝記・ノンフィクションを通じてアメリカの政治や都市生活の実像を浮かび上がらせた長年の業績を称える生涯功績賞。
丹念な取材と長期にわたる研究に基づく伝記作品で知られるノンフィクション作家。都市計画や政治権力の構造を明らかにした業績が高く評価され、功績メダルが授与された。
ポストモダン文学を代表する作家としての長年の創作活動と批評的影響を称える生涯功績賞。社会洞察に富む作品群が評価された。
アメリカの小説家。メディア、消費文化、テクノロジーと人間性を鋭く描く作風で知られる。『ホワイトノイズ』などを始めとする作品群と文学界への影響が評価され受賞した。
アメリカ文学への長年の貢献をたたえる功績メダルで、特定の一冊ではなく作家としての蓄積が評価された。
一冊の受賞作ではなく、長年の創作全体への表彰。
アメリカの作家。SFやファンタジーの分野で思想的に深い作品を多数発表し、『闇の左手』『ゲド戦記』などで国際的評価を得た。ジャンルの枠を越えた文学的貢献に対して授与された。
米国文学への長年の貢献と影響を称える生涯功績賞。作家としての一貫した業績と代表作、文学界への寄与が評価された受賞である。
アメリカの小説家。歴史と社会の交差を描く作風で知られ、『ラグタイム』などの代表作がある。長年にわたる文学的業績が評価され、2013年に功績メダルが授与された。
落ち目のギャングがハリウッド映画の世界に足を踏み入れることで起きる騒動を描く犯罪小説。軽妙な会話とテンポの良い展開でブラックコメディの要素を帯びた物語を展開し、代表作の一つとなった。
アメリカの犯罪小説作家。簡潔でテンポの良い会話文とリアルな人物描写を特徴とし、多くの作品が映画化された。独特の語り口でミステリー/ハードボイルド界に影響を与え、2012年に生涯功績メダルを受賞。
日常的イメージと哲学的省察を交錯させながら自己と認識の問題を探る詩集。難解でありながら美的完成度の高い詩篇群が収められ、現代詩における言語と意識の可能性を示した代表作。
20世紀後半のアメリカ詩を代表する詩人の一人。言語の実験性と複層的イメージを用いた詩作で国際的に評価され、詩の表現可能性を押し広げた業績に対し2011年に生涯功績メダルを授与された。
初期の宇宙開発とテストパイロットたちを描くノンフィクション。英雄視される人物の栄光と矛盾、アメリカの技術と名誉欲を鮮やかに描き出し、個人と国家の物語を重層的に描写する長編記録文学。
ニュー・ジャーナリズムの代表的人物であり、文化現象を鋭く切り取るノンフィクションと小説を著した。華やかな文体と社会風俗描写で知られ、2010年に生涯功績メダルを受章した。
アメリカ建国期を背景に、アーロン・バーやアレクサンダー・ハミルトンらの人物を通して権力と歴史を描く長編。史実と創作を組み合わせ、既成の歴史叙述に挑む政治的視座を提供する作品。
建国期アメリカの権力闘争を、虚実を交えて描き直す。
アメリカの小説家・劇作家・論客。鋭い政治批評と風刺を織り交ぜた著作で知られ、歴史小説やエッセイを通して米国文化と政治を批評した。幅広い活動に対して2009年に生涯功績メダルを受賞。
中国系移民の母の物語と自身の成長を織り交ぜた作品。伝承や夢と現実が混じり合う語りで女性の声と移民の記憶を探り、文化的断絶と個人の自己形成を詩的に描き出す回想的テキスト。
中国系アメリカ人の作家。自伝的要素と民話や伝承を織り交ぜた独自の語りで移民経験や女性のアイデンティティを探り、アメリカ文学に新たな視点を導入した。2008年に生涯功績メダルを受賞。
夫の突然の死と重病に直面した著者が喪失と悲嘆を綴る回想録的随筆。理性と感情が交錯する中での記憶と儀礼、そして生の意味を静かに見つめる作品で、普遍的な喪失の経験を描写する。
アメリカのエッセイスト兼小説家。鋭い観察力と冷静な文体で社会や個人の経験を描き、現代アメリカ文化の分析者として高く評価された。2007年に生涯功績メダルを受賞。
個人的および歴史的なトラウマを象徴的イメージで探る詩集。自己探求と社会批評を重ね合わせ、フェミニズムや記憶、権力構造を詩的に問い直す作品群で、詩の形式と政治的主張を融合させている。
アメリカの詩人でフェミニスト思想の重要な発信者。政治やジェンダー、個人の経験を結びつけた詩作と随筆で知られ、20世紀後半から現代詩に大きな影響を与えた。2006年に生涯功績メダルを受賞。
実在の死刑囚の事件を基にしたノンフィクション的長編。犯罪の過程と司法の反応、被告や周囲の人々の心理を克明に描き、事実と文学的手法を融合させてアメリカ社会の深層を照射する大作。
アメリカの小説家・評論家。戦後文学を代表する人物の一人で、ノンフィクションと小説の境を越える手法で知られる。政治・文化への鋭い観察を通じて幅広い影響を与え、2005年に生涯功績メダルを受賞。
思春期の少女マーガレットが、宗教や身体の変化、友人関係といった成長の悩みに向き合う姿を率直に描いた作品。ユーモアと共感を込めて、思春期特有の不安と希望を繊細に表現するヤングアダルト小説。
アメリカの児童文学・ヤングアダルト作家。思春期の心理や家族関係を率直に描き、多くの世代に支持される。教育現場でも議論を呼ぶ作品が多く、2004年に生涯功績メダルを受賞。
シャイニング (The Shining) は Stephen King の受賞作です。
シャイニング (The Shining) は、受賞作として読み継がれている。
アメリカの小説家。ホラーやサスペンスを中心に数多くのベストセラーを執筆し、ポピュラー文化に大きな影響を与えた。豊富な長編と短編で知られ、2003年に生涯功績メダルを受賞。
2002年の全米図書賞では、Philip Rothがアメリカ文学への顕著な貢献を称える生涯功績メダルを受けた。小説家としての長年の仕事が評価の中心であり、単一の書籍を対象とするものではない。
作品ではなく、文学文化を支えてきた生涯の仕事への表彰。
アメリカの小説家。自伝的要素とユーモアを交えた作品群で知られ、『ポートノイの不満』などで国際的評価を得た。
2001年の全米図書賞では、Arthur Millerがアメリカ文学への顕著な貢献を称える生涯功績メダルを受けた。劇作家、脚本家としての長年の仕事が評価の中心であり、単一の書籍を対象とするものではない。
作品ではなく、文学文化を支えてきた生涯の仕事への表彰。
アメリカの劇作家。『セールスマンの死』などで知られ、20世紀アメリカ演劇を代表する人物の一人。
2000年の全米図書賞では、Ray Bradburyがアメリカ文学への顕著な貢献を称える生涯功績メダルを受けた。作家、SF作家、脚本家としての長年の仕事が評価の中心であり、単一の書籍を対象とするものではない。
作品ではなく、文学文化を支えてきた生涯の仕事への表彰。
アメリカの作家。『華氏451度』『火星年代記』などの作品で知られ、幻想文学・SFの分野で広く影響を与えた。
オプラ・ウィンフリーのアメリカ文学への顕著な貢献を讃える受賞記録で、単独の書籍ではない。出版文化への影響力と読書推進の功績が評価されている。
本そのものではなく、文学文化への影響をたたえる記録。
アメリカのテレビ司会者・メディア実業家。『オプラ・ウィンフリー・ショー』で大きな影響力を持ち、文化的影響力を有する人物。
1998年の全米図書賞の生涯功労メダルは、ジョン・アップダイクの米文学への顕著な貢献に対して授与されたもので、単一の受賞作を特定する対象ではない。
個別作品ではなく、作家としての総体的な業績が評価された。
アメリカの小説家。中流家庭の日常や個人的葛藤を描いた作品群で知られ、『ラビット』シリーズなどで高い評価を得た。
1997年の全米図書賞では、Studs Terkelがアメリカ文学への顕著な貢献を称える生涯功績メダルを受けた。作家、ラジオ司会者、口述歴史家としての長年の仕事が評価の中心であり、単一の書籍を対象とするものではない。
作品ではなく、文学文化を支えてきた生涯の仕事への表彰。
アメリカの作家・口述歴史家。労働者や一般市民の声を集めたインタビュー集で知られ、口述歴史の分野で評価された。
トニ・モリスンの単一作品を対象とする受賞ではなく、作家としての業績全体をたたえる表彰。小説群を通じた黒人女性の経験の描写と、アメリカ文学への貢献が評価された。
一冊ではなく、長い作家人生そのものをたたえる授賞。
アメリカの小説家。黒人の経験を深く描いた作品群で国際的に評価され、1993年にノーベル文学賞を受賞した。
アメリカ文学への顕著な貢献をたたえるメダルで、単独の書籍ではない。
作品ではなく、作家人生全体への表彰。
アメリカの歴史家・伝記作家。アメリカ史や著名な人物の伝記を多数執筆し、一般向けの歴史普及に貢献した。
1994年の全米図書賞では、Gwendolyn Brooksがアメリカ文学への顕著な貢献を称える生涯功績メダルを受けた。詩人、作家としての長年の仕事が評価の中心であり、単一の書籍を対象とするものではない。
作品ではなく、文学文化を支えてきた生涯の仕事への表彰。
アメリカの詩人。都市生活やアフリカ系アメリカ人コミュニティを題材にした詩で知られ、1950年にピューリッツァー賞を受賞した。
1993年の全米図書賞では、Clifton Fadimanがアメリカ文学への顕著な貢献を称える生涯功績メダルを受けた。編集者、司会者、文芸評論家としての長年の仕事が評価の中心であり、単一の書籍を対象とするものではない。
作品ではなく、文学文化を支えてきた生涯の仕事への表彰。
アメリカの編集者・文芸評論家・放送司会者。ラジオやテレビで文学紹介を行い、一般読者への文学普及に貢献した。
1992年の全米図書賞では、ジェームズ・ラフリンがアメリカ文学への顕著な貢献を称える生涯功績メダルを受けた。詩人・出版者としての長年の仕事が評価の中心であり、単一の書籍を対象とするものではない。
作品ではなく、文学文化を支えてきた生涯の仕事への表彰。
アメリカの詩人で出版者。New Directionsの創設者として文学出版に貢献し、その功績により生涯功労メダルを受賞。
1991年の全米図書賞では、ユードラ・ウェルティがアメリカ文学への顕著な貢献を称える生涯功績メダルを受けた。小説家としての長年の仕事が評価の中心であり、単一の書籍を対象とするものではない。
作品ではなく、文学文化を支えてきた生涯の仕事への表彰。
アメリカの作家。短編や小説で広く知られ、アメリカ文学への長年の貢献に対して生涯功労メダルが贈られた。
この受賞は特定の書籍への賞ではなく、ソール・ベローのアメリカ文学全体への生涯にわたる貢献を称えるものである。カナダ出身のアメリカの小説家ベローは、ピューリッツァー賞、1976年ノーベル文学賞、全米芸術勲章を受賞した20世紀アメリカ文学の巨人である。全米図書賞フィクション部門を3度受賞した唯一の作家であり、1990年には全米図書財団から生涯功績を讃えるメダルが贈られた。
現代社会の混乱と個の尊厳をユーモアと知性で描いた、20世紀アメリカ文学の最重要作家。
アメリカの小説家。ノーベル文学賞受賞者でもあり、長年にわたる文学活動と業績に対して生涯功労メダルが贈られた。
1989年の全米図書賞では、ダニエル・ブースティンがアメリカ文学への顕著な貢献を称える生涯功績メダルを受けた。歴史家・作家としての長年の仕事が評価の中心であり、単一の書籍を対象とするものではない。
作品ではなく、文学文化を支えてきた生涯の仕事への表彰。
アメリカの歴史家・作家。アメリカ文化と歴史に関する著作で知られ、長年の貢献により生涯功労メダルを受賞。
1988年の全米図書賞では、ジェイソン・エプスタインがアメリカ文学への顕著な貢献を称える生涯功績メダルを受けた。編集者・出版者としての長年の仕事が評価の中心であり、単一の書籍を対象とするものではない。
作品ではなく、文学文化を支えてきた生涯の仕事への表彰。
アメリカの編集者・出版者。編集・出版分野での長年の貢献により、National Book Awardの生涯功労メダルを受賞。
テキサスの農地で暮らす一家のひと季節を描く農村小説。土地と労働、家族の支え合いが、素朴で力強い筆致で積み重ねられ、生活の重みと希望が同時に伝わる。
土に触れる暮らしの重みと手応えを描く。
作家。報道によれば『Hold Autumn In Your Hand』で1941年の書籍賞を受賞したとされる。季節描写を通じた人間ドラマに定評があると報じられている。
アララト山周辺やその歴史・文化を背景にした作品とされる小説。評論家の間で高く評価されたが、広い読者層には届きにくかったと報道された。
アメリカの作家。批評家から評価されたが十分な商業的評価を得られなかった作品が注目されることがあった。
世界各地での植物採集や園芸への取り組みを綴った回想録的著作。植物導入の経緯や各地での体験、園芸文化に関する観察を豊富なエピソードで伝える。
植物を求めて世界を歩いた記録。
アメリカの植物学者・園芸研究者。世界各地からの植物導入や園芸の普及に貢献し、旅の回想や植物に関する著作で知られる。
若い医師が医療倫理と商業主義のはざまで揺れる姿を描き、制度の不正や妥協を鋭く告発する小説。個人の良心を軸に社会の病理を描き出す点が、長く読み継がれてきた理由になっている。
若き医師の葛藤から、医療と社会の病理が浮かび上がる。
スコットランド出身の医師で小説家。医療現場の実情を題材にした作品で知られ、『The Citadel』は医療制度や倫理を鋭く描いた代表作。
マリー・キュリーの生涯と研究を、娘であるエーヴ・キュリーが追った伝記。科学への献身だけでなく、家族としての姿や時代背景まで含めて、人物像を立体的に描き出す。
科学者マリー・キュリーの姿を、娘の視点から立体的に描く。
マリー・キュリーの娘で、ジャーナリスト・作家。母の伝記『Madame Curie』により国際的な注目を集めた。科学者の人間像を伝える力に定評がある。
記者としてのヨーロッパ取材や戦間期の政治・文化への観察、自身の成長の記憶を織り込んだ自伝的回想録。個人的体験を通して、1930年代の知的風景が立ち上がる。
旅と取材の記憶が、時代そのものの肖像になる。
アメリカのジャーナリスト・作家。欧州の出来事を取材・記録した随筆や回想録で知られる。1930年代の国際情勢を自身の経験とともに綴った自伝的著作で注目された。
アン・モロー・リンドバーグが、1931年の極東飛行をもとに、北方航路の旅、空から見た景色、異文化への驚きを繊細に綴った旅行記。航空の経験が、そのまま内省的な文学になる。
空を渡る旅が、見知らぬ世界へのまなざしを開く。
アメリカの作家・飛行士。チャールズ・リンドバーグの妻としても知られ、旅行記やエッセイで高く評価された。航空を通じた異文化体験の記述が特色。