世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ワリード・ターヘル

ワリード・ターヘル

Walid Taher

プロフィール

性別
男性
生誕
1969-01-01 (エジプト、カイロ)
国籍
エジプト
言語
アラビア語
居住地歴
アド・ドキ(育った場所) → マアディ(移住) → カイロ(現住所・活動拠点)

経歴

職業
作家(児童文学), 児童書デザイナー, イラストレーター, 新聞のジャーナリスト画家, 美術家(造形作家), アートディレクター
活動期間
1990年〜
所属
アル・ショルーク(新聞), ダール・アル・ショルーク(出版社), アル・ドストール(新聞), ナフデト・ミスル(新聞), ユニセフ(UNICEF), 世界保健機関(WHO)
ノミネート
『セブン・ソウルズ』が2012年シェイク・ザイード賞(児童・青少年文学部門)長期候補(ロングリスト), 『船員バラカットの島』が2019年Etisalat賞(最優秀演出部門)ノミネート

学歴

美術学部
デコール(インテリアデザイン)学科
国: エジプト
出典では「美術学部デコール学科」を卒業とあるが、所属大学名は明記されていない。

受賞歴

エジプト青少年図書委員会 プロフェッショナル部門
2001
対象作品: 私の新しい友だち(My New Pal)
主催: The Egyptian Board on Books for Young People
結果: Second place
Etisalat賞(アラブ児童文学)
2010
対象作品: ノクタ・アル=ソダ(The Black Spot)
主催: Etisalat Award
結果: Winner
アナ・リンド財団 年次アラブ児童書賞(Read Here, There and Everywhere)
2011
対象作品: 動物たちの夢(Animals' Dreams / Ahlam Al-Hayawanat)
主催: アンナ・リンド財団
結果: Winner

受賞・候補エディション

作品

代表作

私の新しい友だち

2001年 児童書

ターヘルの最初期の児童書。子ども同士の関係や発見をやさしい語りで描く。

友情子どもの視点発見

フィーゾは今幸せ

2003年 児童書

キャラクターを通じて感情の変化や日常のユーモアを描く絵本。

感情ユーモア日常

愚か者たち

2007年 児童/ヤング

風刺的な要素を含む作風で、社会的な観察を子ども向けの表現に落とし込む作品。

風刺社会観察

黒い点

2009年 児童書

ターヘルの代表作の一つ。問いかけを重視する作風で、子どもに考える余地を与える。

問いかけ想像力主体性

美しい私の文字

2010年 児童書

文字や書くことへの興味を喚起する、視覚的に工夫された絵本。

文字教育芸術性

動物たちの夢

2010年 児童書

動物の視点から夢や想像を描く詩的な絵本。アナ・リンド財団の賞を受賞。

想像力自然

セブン・ソウルズ

児童/ヤング

詳細不明。2012年のシェイク・ザイード賞(児童・青少年部門)長期候補に選出。

船員バラカットの島

児童書

2019年にEtisalat賞・最優秀演出部門にノミネートされた作品。

全著作

  • 私の新しい友だち(Sahibi El Jadid)
  • フィーゾは今幸せ(Fizo Asbaha Saidan)
  • 愚か者たち(Al-Aghbiyaa)
  • 黒い点(Al-Noqta Al-Soda)
  • 美しい私の文字(Horoufy Al-Gamila)
  • 動物たちの夢(Ahlam Al-Hayawanat)

作風・主題

文体
子どもを対話の相手として扱う問いかけ中心の文体絵と文章の相互作用を重視する視覚的アプローチユーモアと風刺を織り交ぜた表現
頻出モチーフ
子どもの視点想像力と夢日常の発見

評価・遺産

ワリード・ターヘルはアラブ圏における児童文学の執筆・装丁・挿絵で知られ、複数の国際賞を受賞・ノミネートされた。美術家としての個展や世界各地でのワークショップも行い、児童書の視覚表現に影響を与えている。

関連学会

  • エジプト青少年図書委員会

引用

  • 子どもは周囲と関わることで固有の経験を持っている。だから私は答えを教え込むよりも問いを投げかけ、子どもを物語に関与させることを重視する。
    出典: インタビュー記事(出典:Alittihadほか) (2018年)

豆知識

  • 児童書を40点以上出版している。
  • 『黒い点』で2010年にEtisalat賞を受賞した。
  • 『動物たちの夢』で2011年にアナ・リンド財団の児童書賞を受賞した。
  • 1999年、『スイカ(The Watermelon)』の挿絵でエジプト青少年図書委員会のコンペで1位を獲得した。
  • 個展を6回開催しており、うち4回はエジプトで、2回はフランスで行われた。
  • フランスの出版社『Le Port a Jauni』と二言語(アラビア語・フランス語)での児童書シリーズ制作プロジェクトに参加している。