世界・海外・国外の文学賞

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ウォルター・M・ミラー・ジュニア

ウォルター・M・ミラー・ジュニア

Walter M. Miller Jr.

プロフィール

性別
男性
生誕
1923-01-23 (フロリダ州ニュー・スミルナ・ビーチ)
死没
1996-01-09 (フロリダ州デイトナビーチ) 72歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
カトリック
居住地歴
フロリダ州ニュー・スミルナ・ビーチ(出生地) → テネシー州(大学在学) → テキサス州(大学在学) → フロリダ州デイトナビーチ(晩年・死没地)

経歴

職業
小説家, 短編作家, 脚本家(テレビ)
活動期間
1951年〜1996年

学歴

テネシー大学
国: アメリカ合衆国
テキサス大学
国: アメリカ合衆国

受賞歴

ヒューゴー賞(短編部門)
1955
対象作品: ザ・ダーフステラー(短編)
主催: ヒューゴー賞(世界SF協会)
結果: 受賞
ヒューゴー賞(長編部門)
1961
対象作品: 『ア・カンティクル・フォー・ライボウィッツ』
主催: ヒューゴー賞(世界SF協会)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

ヒューゴー賞 1回登壇
  1. 受賞作: A Canticle for Leibowitz

    核戦争後の修道院を軸に、知識の継承と文明の循環を長い時間のスケールで描くポストアポカリプス小説。

    崩壊した世界で、本は未来への手がかりになる。

    313ページ
    SF終末後宗教知識の継承

作品

代表作

『ア・カンティクル・フォー・ライボウィッツ』

1959年 SF(ポストアポカリプス) 268ページ

核戦争後の世界を舞台に、聖職者と学者たちが過去の技術知識を保存・記録しつつ文明再建に向き合う姿を描く長編。宗教と科学、記憶の継承と倫理が主要なテーマとなる。

宗教と科学の対立文明の再建記憶と記録倫理と技術
映像化・舞台化
  • [ラジオドラマ] 『ア・カンティクル・フォー・ライボウィッツ』(WHA/NPR版) (1981)
  • [ラジオドラマ] 『ア・カンティクル・フォー・ライボウィッツ』(BBC放送版) (1992)

全著作

  • 『ア・カンティクル・フォー・ライボウィッツ』 (1959)
  • 『セイント・ライボウィッツと野馬の女』 (1997、未完原稿をテリー・ビッソンが完成)
  • 『Conditionally Human』(短編集、1962)
  • 『The View from the Stars』(短編集、1965)
  • 『The Best of Walter M. Miller Jr.』(オムニバス、1980)

翻案

  • WHA/NPRによる『ア・カンティクル・フォー・ライボウィッツ』ラジオドラマ (1981)
  • BBCによるラジオ放送(1992)

作品の翻訳

  • 『ア・カンティクル・フォー・ライボウィッツ』(日本語訳あり)

作風・主題

文体
宗教的・哲学的テーマを扱う寓意的で沈痛なトーンのSF静謐で省察的な文体
頻出モチーフ
宗教と科学の衝突再生と忘却修道院と儀式技術の記録保存

健康

  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
    第二次世界大戦後〜数十年
    戦争体験に起因する長期的な精神的影響で創作活動や私生活に影響を与えたと報告される
  • うつ病
    晩年
    晩年に深刻な抑うつ状態に陥り、最終的に自殺に至った

評価・遺産

ウォルター・M・ミラー・ジュニアは宗教的・道徳的問題を深く掘り下げた『ア・カンティクル・フォー・ライボウィッツ』で知られる。ポストアポカリプスSFの古典として評価され、SF界や宗教と科学の対話に持続的な影響を与えている。

資料所蔵先

  • 米国議会図書館(関連資料)

大衆文化への影響

  • 『ア・カンティクル・フォー・ライボウィッツ』はラジオ化や研究対象として取り上げられ、ポストアポカリプスSFの参照点となっている

豆知識

  • 第二次世界大戦中、イタリアで50回以上の爆撃任務に従事した
  • 1955年に短編『ザ・ダーフステラー』でヒューゴー賞を受賞した
  • 1959年発表の『ア・カンティクル・フォー・ライボウィッツ』で1961年にヒューゴー賞(長編)を受賞した
  • 晩年は家族や関係者との接触を避ける隠遁的な生活を送った
  • 1996年に自ら命を絶った(妻の死の直後)