世界・海外・国外の文学賞

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ウィリアム・デンビー

ウィリアム・デンビー

Uiriamu Denbī

プロフィール

性別
男性
生誕
1922-12-25 (ピッツバーグ、ペンシルベニア州、アメリカ合衆国)
死没
2013-05-23 (サグ・ハーバー、ロングアイランド、ニューヨーク州、アメリカ合衆国) 90歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ピッツバーグ(出生) → クラークスバーグ(育成) → ナッシュビル(フィスク大学在学) → ローマ(長年の在住) → トスカーナ(別荘滞在) → スタテンアイランド(College of Staten Island 教職) → サグ・ハーバー(最終居住地)

経歴

職業
小説家, 俳優, 翻訳者, 脚本家, 助監督, 大学教員
活動期間
1950年〜2013年
影響を受けた人物
ロバート・ヘイデン

学歴

ウエストバージニア州立大学(短期在学)
英語(短期履修)
期間: 1940年代(短期間)
国: アメリカ合衆国
マーガレット・ウォーカーとともに短期間学んだが中断
フィスク大学
英語
期間: 1940年代(~1947)
卒業年: 1947
国: アメリカ合衆国
詩人ロバート・ヘイデンが師
ローマ大学(サピエンツァ)
美術・美術史
期間: 1947年以降(ローマ滞在)
国: イタリア
イタリアで美術・美術史を学ぶため渡欧

受賞歴

アニスフィールド=ウルフ賞(生涯業績賞)
2006
主催: Anisfield-Wolf Book Awards
結果: 受賞(Lifetime Achievement)

受賞・候補エディション

作品

代表作

ビートルクリーク(Beetlecreek)

1950年 存在主義的小説

ウェストバージニアを舞台とし、白人老年男性、ギャングに関与する若い黒人少年、そして不健全な関係にある芸術家の複雑な人種関係を描く初期の小説。

人種関係自己探求郷愁

ザ・キャタコームズ(The Catacombs)

1965年 実験的小説/半自伝

ローマで生活する作家ビル・デンビーの経験を追う半自伝的で実験的な小説。ブラック作家の文学的境界を広げた作品とされる。

ローマでの生活アイデンティティ創作と孤独

ラブ・ストーリー・ブラック(Love Story Black)

1978年 小説

1978年に発表されたデンビーの第三長編。人種や関係をめぐる物語。

人間関係人種問題

ブルーボーイ(Blueboy)

1980年 小説

1980年発表の作品。詳細なあらすじは資料で限られる。

キング・コームス(King Comus)

2007年 小説

2007年に完成したが生前は未刊行で、2017年11月に遺作として刊行された。Jeff Biggersによって『再発見された年の小説』と評された。

回顧文化的記憶

全著作

  • Beetlecreek(1950)
  • The Catacombs(1965)
  • Love Story Black(1978)
  • Blueboy(1980)
  • King Comus(2007、2017年刊行)

翻案

  • 助監督:Europa '51(1952)/出演:Anna's Sin(1953)等、イタリア映画に関わる業績

作家による翻訳

  • L'occhio selvaggio(1967)翻訳

作風・主題

文体
実験的な文体存在主義的傾向半自伝的要素
頻出モチーフ
ローマでの生活人種と階層孤独と自己探求

評価・遺産

ウィリアム・デンビーは、イタリア滞在を含む国際的な経験と実験的な文体で知られるアフリカ系アメリカ人作家である。『The Catacombs』などで文学的境界を広げ、2006年にはアニスフィールド=ウルフ賞で生涯業績を受賞。遺作『King Comus』は死後再評価され、再発見の対象となった。

資料所蔵先

  • ウィリアム・デンビー文書(デューク大学デビンスタイン希少書・原稿ライブラリ)

大衆文化への影響

  • Jeff Biggers による『King Comus』の再評価(HuffPostで「REDISCOVERED NOVEL OF THE YEAR」と評される)
  • イタリア映画界での翻訳・脚本・助監督などの活動により、映画業界と文学界をつなぐ役割を果たした。

豆知識

  • 1953年にイタリア人作家ルチア・ドルディと結婚し、1955年に息子ジェームズ・ガブリエレ・デンビーが誕生した。
  • イタリアでフェデリコ・フェリーニやロベルト・ロッセリーニらと仕事をし、映画の英語翻訳や助監督として携わった。
  • 1969年から1980年代後半までスタテンアイランド大学(CUNY)で英語を教職。
  • 2006年にアニスフィールド=ウルフ賞の生涯業績賞を受賞。
  • 遺作『King Comus』は2007年に完成するも死後の2017年に刊行された。