世界・海外・国外の文学賞

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ヤー・ギャシ

ヤー・ギャシ

Yaa Gyasi

プロフィール

性別
女性
生誕
1989 (ガーナ・マンポング)
国籍
ガーナ, アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ガーナ(マンポング) → オハイオ州(父の留学) → イリノイ州(在住) → テネシー州(在住) → アラバマ州ハンツビル(育ち) → ニューヨーク州ブルックリン(在住)

経歴

職業
小説家, 作家
活動期間
2012年〜
所属
Royal Society of Literature(International Writerプログラム参加)
所属団体
Royal Society of Literature(International Writerプログラム)
影響を受けた人物
トニ・モリスン, ガブリエル・ガルシア=マルケス, ジェームズ・ボールドウィン, エドワード・P・ジョーンズ, ジュンパ・ラヒリ

学歴

スタンフォード大学
文学部 / 英文学科(英語)
学位: BA
国: アメリカ合衆国
英文学専攻で学士号取得
アイオワ大学(アイオワ作家ワークショップ)
創作科(MFAプログラム) / 創作ワークショップ
学位: MFA
国: アメリカ合衆国
創作の修士号(MFA)取得

受賞歴

ジョン・レナード賞(National Book Critics Circle)
2016
対象作品: Homegoing(ホームゴーイング)
主催: National Book Critics Circle
結果: 受賞
National Book Foundation's 5 Under 35
2016
主催: National Book Foundation
結果: 選出
アメリカン・ブック・アワード
2017
対象作品: Homegoing(ホームゴーイング)
主催: Before Columbus Foundation
結果: 受賞
Granta - Best of Young American Novelists
2017
主催: Granta
結果: 選出
PEN/Hemingway Award(デビュー小説賞)
2017
対象作品: Homegoing(ホームゴーイング)
主催: PEN/Hemingway
結果: 受賞
Vilcek Prize for Creative Promise in Literature
2020
主催: Vilcek Foundation
結果: 受賞
Great Immigrants Award
2020
主催: Carnegie Corporation of New York
結果: 受賞
Women's Prize for Fiction(ショートリスト)
2021
対象作品: Transcendent Kingdom(トランセンドゥント・キングダム)
主催: Women's Prize for Fiction
結果: 候補(ショートリスト)
Royal Society of Literature - International Writer
2023
主催: Royal Society of Literature
結果: 選出

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Homegoing

    Yaa Gyasiによる『Homegoing』。African American Historical FictionやLGBTQ historical fictionを軸に、sagaまで射程に入れるノンフィクション。

    African American Historical Fictionのなかで、LGBTQ historical fictionが立ち上がる。

    468ページ
    African American Historical FictionLGBTQ historical fictionsagaliterary fictionhistorical fiction
  1. 受賞作: Homegoing

    ガーナの二人の姉妹の運命の分岐から始まり、その子孫がガーナとアメリカで辿る数世代の物語を描く。奴隷制や植民地主義、記憶の継承を多声的に綴る壮大な家族叙事詩。

    家族史奴隷制植民地主義記憶アイデンティティ

作品

代表作

Homegoing(ホームゴーイング)

2016年 歴史小説 / 家族叙事詩

18世紀のガーナを起点に、半姉妹の系譜を七世代にわたって描く長編。植民地主義、奴隷制、アメリカでの人種差別と世代を超えたトラウマがテーマとなる。

家族の系譜世代的トラウマ植民地主義奴隷制アフリカ系・アメリカ系のアイデンティティ

Transcendent Kingdom(トランセンドゥント・キングダム)

2020年 現代小説 / 家族文学

ガーナからアラバマへ移住した家族を背景に、神経科学を学ぶ主人公ギフティが麻薬中毒や抑うつ、信仰と科学の葛藤を巡って過去と向き合う物語。

移民経験中毒と回復抑うつ・精神衛生信仰と科学の対立家族関係

Bad Blood(短編)

2021年 短編

『The 1619 Project: A New Origin Story』に収録された短編。人種差別と医療にまつわる歴史的な暴力が個人の心身に与える影響を描く。

人種差別と医療歴史的トラウマ母性と不安

全著作

  • Homegoing(2016)
  • Transcendent Kingdom(2020)
  • 短編「Bad Blood」(The 1619 Project 所収、2021)

作風・主題

文体
複数世代・複数視点の構成簡潔かつ力強い描写歴史と現在を行き来する物語構造
頻出モチーフ
世代を超える記憶家族の遺伝と負債移民とアイデンティティトラウマの継承

評価・遺産

ヤー・ギャシはデビュー作『Homegoing』で国際的評価を獲得し、世代や民族の物語を通じて植民地主義とその余波を描いたことで現代文学に重要な足跡を残している。若手作家の有望株として多数の賞や選出を受け、移民・黒人文学の議論を広げた。

関連学会

  • Royal Society of Literature(International Writer選出)

大衆文化への影響

  • The 1619 Project に短編を寄稿(2021)

引用

  • 「白人よ、黒人作家はあなたの特効薬ではない」
    出典: The Guardian(エッセイ) (2021年)

豆知識

  • 『Homegoing』は出版前に複数のオファーを受け、最終的にKnopfからの七桁ドルの前払金で契約した。
  • 17歳のときにトニ・モリスンの『Song of Solomon』を読んで作家を志したと語っている。
  • 子どもの頃に『Reading Rainbow』の若い作家コンテストで賞を受け、その賞状にレヴァー・バートンが署名していたことを記憶している。
  • 家族は1991年にアメリカに移住し、ハンツビル(アラバマ)で育った。