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アーサー・イヴォー・ウィンターズ

アーサー・イヴォー・ウィンターズ

Arthur Yvor Winters

プロフィール

性別
男性
生誕
1900-10-17 (イリノイ州シカゴ)
死没
1968-01-25 (カリフォルニア州ロスアルトス) 67歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
シカゴ(出生〜1919) → サンタフェ(療養期間) → ロスアルトス(スタンフォード在勤期以降) → ボールダー(コロラド大学在学)

経歴

職業
詩人, 文学批評家, 大学教授
活動期間
1920年〜1968年
所属
スタンフォード大学英文学部(教員)
影響を受けた人物
アーヴィング・バビット(Irving Babbitt), イマジズム(Imagism)や初期モダニズムの詩人たち, ネイティブ・アメリカンの詩(詩型や主題面での影響)
影響を与えた人物
ロバート・ピンスキー, ロバート・ハス, ドナルド・ホール, フィリップ・レヴィーン, エドガー・バウワーズ

学歴

シカゴ大学
期間: 1917–1918
国: アメリカ合衆国
1917–18の四学期に在学。学位取得はしていない。
コロラド大学(ボールダー校)
学位: BA, MA
期間: 1923–1925
卒業年: 1925
国: アメリカ合衆国
1925年に学士号と修士号を取得。
スタンフォード大学
英文学部 / 英文学
学位: PhD
期間: 1930–1934
卒業年: 1934
国: アメリカ合衆国
1934年に博士号取得後、同大学の教員として長年在職。

受賞歴

ボリンゲン詩賞
1961
対象作品: Collected Poems(詩集)
主催: ボリンゲン委員会(Bollingen Prize Board)
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯業績

    詩論と詩作を通じて形式的厳密さと道徳的価値を訴えた。難解な表現よりも明晰な言語と論旨を重視し、20世紀の英米詩論に対して影響力ある立場を築いた。

    詩論形式倫理現代詩批評

作品

代表作

Diadems and Fagots

1921年 詩集

イーヴォー・ウィンターズの初期詩集の一つ。初期のモダニスト的実験と古典的形式への志向が混在している。

イメージ主義形式と秩序

Primitivism and Decadence: A Study of American Experimental Poetry

1937年 批評・随筆

アメリカの実験的詩を批判的に検討し、原理としての理性と形式の重要性を主張した評論集。

批評理性と形式

Collected Poems

1952年 詩集(選集)

彼の主要な詩作品を収めた代表的な詩集。1960年に改訂版が出され、1961年にボリンゲン賞受賞の対象となった。

秩序と道徳観念の明晰化

全著作

  • Diadems and Fagots (1921)
  • The Immobile Wind (1921)
  • The Magpie's Shadow (1922)
  • Notes on the Mechanics of the Image (1923)
  • The Bare Hills (1927)
  • The Proof (1930)
  • The Journey and Other Poems (1931)
  • Before Disaster (1934)
  • Primitivism and Decadence (1937)
  • Maule's Curse (1938)
  • Poems (1940)
  • The Giant Weapon (1943)
  • The Anatomy of Nonsense (1943)
  • Edwin Arlington Robinson (1946)
  • In Defense of Reason (1947)
  • To the Holy Spirit (1947)
  • Three Poems (1950)
  • Collected Poems (1952, revised 1960)
  • The Function of Criticism (1957)
  • On Modern Poets (1959)
  • The Early Poems of Yvor Winters, 1920–1928 (1966)
  • Forms of Discovery (1967)
  • Uncollected Essays and Reviews (1976)
  • The Collected Poems of Yvor Winters (1978, intro by Donald Davie)
  • Uncollected Poems 1919–1928 (1997)
  • Uncollected Poems 1929–1957 (1997)
  • Yvor Winters: Selected Poems (2003, 編者: トム・ガン)

作風・主題

文体
ネオクラシック的な明晰さと形式性韻律とリズムへの強い志向批評では論理的・分析的な文体
頻出モチーフ
形式と秩序感情の分解と統制倫理・理性

健康

  • 結核
    1918–1920
    療養のためサンタフェで2年間過ごし、その間に初期詩作を行った。
  • 喉頭癌(咽頭がん)
    1967–1968
    1968年に喉頭癌のため死去。晩年の活動に影響を与えた。

評価・遺産

イーヴォー・ウィンターズは20世紀アメリカの詩と文学批評に重要な影響を与えた人物であり、形式と理性を重視する批評立場を確立した。多くの詩人を指導し、ボリンゲン詩賞を受賞するなど評価を受けた。

資料所蔵先

  • スタンフォード大学図書館(Winters関係資料)
  • ロスアルトス歴史博物館(地域資料)

引用

  • 詩は第一に我々に新しい知覚を与え……新しい経験を生み出すべきである。
    出典: Primitivism and Decadence(出典として引用) (1937年)
  • 感情の分解を表現するために形式の崩壊を用いるという主張は、単なる詭弁に過ぎない。詩的形式は分解を止め、感情を秩序づける手段である。
    出典: Primitivism and Decadence(抜粋) (1937年)

豆知識

  • 1929〜1931年に妻と共に文芸誌『Gyroscope』を編集した。
  • 1932〜1934年に『Hound & Horn』の編集に関わった。
  • 1952年の『Collected Poems』の改訂版(1960改訂)がボリンゲン詩賞(1961年)受賞の対象となった。
  • 多くの著名詩人(ロバート・ピンスキー、ロバート・ハス、ドナルド・ホール等)を教え、指導した。