アガサ賞 あがさしょう
Edition 28 (2015)
Winners
6 peopleコンビニ強盗で学費を工面するデルと、ひょんなことから彼の相棒になるルイーズの逃避行を、6つの連作で描く。犯罪の危うさとロマンスの軽やかさが同居し、旅の先々で二人の関係が少しずつ形を変えていく。
逃げる二人が、少しずつ自分たちの物語を作っていく。
短編・長編を行き来する作家。2015年は話題作でBest First Novelを受賞した。
デボラ・ノット・シリーズ第20作。父の農地で死体が見つかり、家族の土地をめぐる古い対立と現在の捜査が重なっていく。
家族の土地に、長く残る秘密が浮かび上がる。
老練のミステリ作家。地域社会を丹念に描く作風で、長編部門での受賞歴がある。
メアリ・ラッセルとシャーロック・ホームズが、日本からオックスフォードへとつながる事件に巻き込まれるシリーズ第13作。歴史的背景と冒険の推進力が、国をまたぐ謎解きを支える。
日本とオックスフォードを結ぶ、静かな陰謀の糸。
メアリー・ラッセルとシャーロック・ホームズのシリーズで知られる作家。歴史と推理を巧みに融合させる。
アルフレッド・ヒッチコック・ミステリー・マガジン掲載の短編。クリスマス前後のユーモアと不穏さをひとつの読み味にまとめた作品として受け止められている。
クリスマスの気配の中で、不穏な気配が少しずつ膨らむ。
巧みな短編で知られる作家。ウェットなユーモアやアイロニーを含む作品群が評価されている。
ディテクション・クラブと黄金時代の推理小説史をたどるノンフィクション。作家たちの相互関係と、作品群が古典になるまでの流れを丁寧に掘り下げる。
推理小説の黄金時代を、人物と作品の両面から読み解く。
探偵小説史や黄金時代の研究で知られる評論家・作家。ジャンル史に関する著作が評価されノンフィクション賞を受賞。
アンドィと仲間たちが、学校の鳥観察活動をきっかけに町の謎へ踏み込んでいく児童向けシリーズ第3作。幽霊の噂と墓地の手がかりが重なり、身近な冒険として読み進めやすい。
鳥を探すはずが、町の秘密を追うことになる。
児童・YA向けの作家。軽快な語りとテンポの良い謎解きが特色で、シリーズ作品が高評価を得る。