ジョン・ニューベリー・メダル(ニューベリー賞) じょん・にゅーべりー・めだる
第26回(1947年)
受賞者
6名持ち主の少女に置き去りにされた人形ミス・ヒッコリーが、ニューハンプシャーの果樹園でひとり冬を越え、森の生きものたちとの出会いを通して自分の居場所を見つけていく。素朴な自然描写と、勇気としなやかさをたたえた古典的ファンタジー。
ひとり残された小さなお人形が、冬の果樹園で生きる場所を探していく。
児童向けの童話や民話的作品で知られる作家。想像力豊かなテキストが特徴。
カンザスを離れてコロラドの果樹園に移り住んだ一家の一年を通して、少女エレンが新しい土地の暮らしに馴染み、季節の変化とともに少しずつ大人になっていく姿を描く。
新しい土地で暮らしを立ち上げる家族と、そこで成長していく少女エレンの姿を、四季のうつろいとともに温かく描く。
巨大なセコイアの木ワウォナが、種から大樹へと育ち、やがて人間の脅威にさらされるまでの長い歳月を自ら語る。セコイアの歴史を挟み込みながら、自然の持続と人間の介入を静かに対置する作品。
5,000年に及ぶセコイアの生涯を通して、自然と時間の大きさを描く。
夫妻で絵本・児童書を制作したコンビ。絵と物語を融合させた作品が多い。
第二次世界大戦直後のフランスの村を舞台に、少年ジョニーが家族旅行の先で思いがけない謎に巻き込まれていく児童向け冒険小説。フランス語、飛行機づくり、そして逃亡したスパイと隠された財宝の手がかりが重なり、異国の夏の緊張と成長が軽快な語り口で描かれる。
戦後フランスの夏が、少年ジョニーに思いがけない冒険を連れてくる。
多作の作家であり、時に別名(Cyrus Fisher)を用いて児童向け作品を発表した。
12世紀のグラストンベリー修道院を舞台に、足の不自由な少年ヒューが、友人ディッコンや謎めいたブレリスとともに、聖杯伝説につながる宝の気配を追う歴史冒険譚。
グラストンベリー修道院で始まる、聖杯伝説と少年たちの冒険を描いた歴史小説。
中世風の冒険や伝承を題材にした児童文学で知られる作家。
ある家族の農場を星座たちが世話する、空と大地の気配が交差する幻想的な児童小説。素朴な田園描写のなかに、やわらかなユーモアと宇宙的な想像力が重なっている。
星座たちが農場を見守る、静かで不思議な児童幻想譚。
短編や児童文学的要素のある作品で知られる作家。文体の繊細さが特徴。