World Literary Awards

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オーウェル賞 おーうぇるしょう

Edition 30 (2023)

Political fiction (books)Political writing (non-fiction books)Political journalismInvestigative reporting (Exposing Britain's Social Evils)Reporting HomelessnessYouth (Orwell Youth Prize)Blogging (historical, 2009–2012)

Winners

7 people
トム・クルー とむ くるー 受賞
The New Life

歴史の精度と官能の熱気が両立した、濃密な政治小説として評価されている。時代言語の再現や人物造形の確かさが支持される一方で、密度の高さを強く感じる読者もいる。

ヴィクトリア朝の自由と欲望を、緻密で熱のある筆致で読み替える。

376 pages
19世紀英国同性愛と解放歴史小説政治的闘争文学と社会改革
作家

イギリスの作家。デビュー作で社会的・歴史的テーマを扱い注目を集めた。

Peter Apps ぴーたー あっぷす 受賞
Show Me the Bodies: How We Let Grenfell Happen

緻密な調査と当事者の証言を積み上げ、Grenfell の悲劇を制度と規制の失敗として描き出す。冷静な筆致が強みで、重い題材ゆえに読後の負荷も大きい。

壊れるべくして壊れたものを、感情を煽らずに告発する。

304 pages
グレンフェル規制緩和住宅と格差調査報道制度的失敗
ジャーナリスト・作家

調査報道を手がけるジャーナリスト。公共の安全や行政の責任を追及する報道で注目される。

ゲイリー・ヤウンジ げいりー やうんじ 受賞
ジャーナリズム(論考・報道)

三つの作品を通じて、英国における人種と不平等、そして歴史の記憶の扱いを問い直す。書き下ろしの文と既発表の文章をつなぎ、声の温度を保ちながら政治的な争点を立ち上げる。

歴史の記憶と人種をめぐる問いを、複数の媒体をまたいで立体的に描く。

人種と不平等歴史の記憶エッセイポッドキャスト政治的論説
ジャーナリスト・作家

人種・社会正義をテーマに長年執筆するジャーナリスト。洞察に富んだコラムや報道で知られる。

Shanti Das しゃんてぃ だす 受賞
Migrant care workers

英国の介護現場で起きている債務拘束と搾取を、取材系列として明らかにする。制度の隙間に置かれた移民労働者の声を軸に、雇用と人権の問題を具体的に掘り下げる。

移民労働者の搾取とケア危機を、継続取材の形で可視化する。

介護労働移民労働人権調査報道社会的不正
ジャーナリスト

観察報道で移民介護労働者の労働条件を掘り下げた記者。被害の可視化に寄与した。

マーク・タウンゼント まーく たうんせんど 受賞
Child asylum seekers

Home Office に預けられた子どもたちの失踪と連れ去りを、調査報道として追跡する。機関の怠慢と監督不全を、具体的なケースを通じて告発する構成になっている。

子どもたちの失踪を、制度の盲点として描き出す。

子どもの保護移民と庇護調査報道制度の失敗公共責任
ジャーナリスト

移民や人権問題を継続的に追うジャーナリスト。子どもの亡命申請を巡る報道で注目された。

Freya Marshall Payne ふれや まーしゃる ぺいん 受賞
Reporting Homelessness(選考対象報道)

隠れたホームレス経験と、女性の住まいの不安定さに焦点を当てる。個人的な経験を研究と結びつけ、見えにくい困難を言葉にするところが核になっている。

見えにくいホームレス経験を、個人の記憶と調査の両面から掘り下げる。

ホームレス女性の住まい隠れた困窮記憶と調査社会保障
ジャーナリスト

ホームレス問題を取材し、現場の実態を報じた記者。Reporting Homelessness部門で表彰された。

Daniel Lavelle だにえる らべる 受賞
Reporting Homelessness(選考対象報道)

元ケア経験者としての視点から、路上生活や住まいの喪失を取材している。個人の体験に寄りかかりながらも、制度が人を追い込む構造を見失わない。

体験に根ざした取材で、路上生活の現実を静かに伝える。

ホームレス路上生活ケア経験社会的排除体験報道
ジャーナリスト

ホームレスや社会的弱者に関する継続的な取材で評価された記者。地域課題を可視化する報道に尽力した。