オーウェル賞 おーうぇるしょう
第32回(2025年)
Political fiction (books)Political writing (non-fiction books)Political journalismInvestigative reporting (Exposing Britain's Social Evils)Reporting HomelessnessYouth (Orwell Youth Prize)Blogging (historical, 2009–2012)
受賞者
4名
Heart, Be at Peace(ハート・ビー・アット・ピース)
共同体の声を重ねながら、経済危機後の小さな町に残る傷と回復を描く小説として評価されている。視点の多さが豊かさになる一方、進行の穏やかさをゆるやかに感じる読者もいる。
町の記憶を、二十一の声で編み上げる。
208ページ
アイルランド群像劇家族共同体ポスト経済危機
小説家
アイルランド出身の小説家。地域社会や日常の細部を通して人間の内面を描く作風で知られる。
Looking at Women, Looking at War(女性と戦争を見つめて)
戦争の只中で書かれた断片的な記録を、死後に編み直した構成が強い余韻を生む。未完であることがむしろ切迫感と誠実さを際立たせていると評価されている。
終わり切らない記録が、戦争の現在形を突きつける。
320ページ
ウクライナ戦争証言女性たち戦争犯罪断片的な記録
作家
ウクライナの作家。戦争や人間の記憶を巡る作品やルポルタージュで知られる。
ジャーナリズム(論考・報道)
四つの作品を通じて、出生主義、軍人遺族、急性精神病、放送ドキュメンタリーという異なる入口から人間の生の脆さを描く。取材対象をセンセーショナルに扱わず、感情と構造を両方見せる点が軸になっている。
異なる題材を通して、人間の脆さと制度の輪郭を見せる。
出生主義精神医療家族と喪失ドキュメンタリー長編報道
The Mirror
ホームレス女性の可視化されにくい実態を、取材とチャリティーとの連携で掘り下げる。大衆向けの媒体でありながら、ステレオタイプを避けて丁寧に状況を伝える点が評価されている。
見えにくい女性のホームレス問題を、広い読者に届く形で伝える。
ホームレス女性隠れた困窮調査報道チャリティー連携社会問題