世界・海外・国外の文学賞

← PEN/ヘミングウェイ賞(デビュー小説賞)に戻る

PEN/ヘミングウェイ賞(デビュー小説賞) ぺん/へみんぐうぇいしょう(でびゅーしょうせつしょう)

第47回(2022年)

デビュー小説長編小説短編集アメリカ文学フィクション賞

受賞者

5名
Torrey Peters 受賞
Detransition, Baby

トランスジェンダー当事者と元パートナー、そして新たな子どもを巡る複雑な人間関係を通じて、母性・性別・親権を問い直す現代劇。ユーモアと鋭い観察で社会規範に挑む問題作。

トランスジェンダー家族形成母性ジェンダー
作家

トランスジェンダー当事者としての視点を作品に取り入れる作家。家族とジェンダーをめぐる鋭い社会描写で注目を集めた。

Avni Doshi 候補
Burnt Sugar

母と娘の歪んだ関係と消えない記憶、復讐心が現在を侵食する様を描く心理的長編。介護や虐待の記憶がテーマとなり、倫理とアイデンティティを問いかける。

母娘関係記憶復讐介護
作家

インド出身の作家。母娘関係と記憶を鋭く描いた『Burnt Sugar』で国際的に注目された。

Dear Miss Metropolitan

都市の複数の人物を通じてアイデンティティや希望、失望を描く物語。周縁化された人々への洞察が深く、短篇的要素を含む構成が特徴。

都市アイデンティティ階級人間関係
作家

短編・長編で都市の人間模様を描く作家。多様な登場人物を通して社会の周縁にある声を描写する。

The Love Songs of W.E.B. Du Bois

アフリカ系アメリカ人の家族史と個人史を織り交ぜ、アメリカの人種的記憶と愛、忘却を詩的かつ歴史的に描き出す大著。世代や場所を横断する叙事性が特徴。

家族史人種記憶詩的叙事
詩人・小説家

詩人・小説家。アフリカ系アメリカ人の家族史と歴史を壮大に描く作風で知られる。

The Five Wounds

ニューメキシコの家族を舞台に、宗教的儀式や身体の傷を通して赦しと再生を描く長編。ユーモアと悲哀が混在する人間ドラマが展開される。

家族宗教赦し再生
作家

短編などで高い評価を受ける作家。家族や宗教、贖罪をテーマにした作品が特徴。