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プレミオ・ヴィアレッジョ=レパーチ(ヴィアレッジョ賞) ぷれみお・ゔぃあれっじょ=れぱーち

第32回(1961年)

文学賞小説評論デビュー作/新人賞国際賞(国際部門)特別賞

受賞者

2名
アルベルト・モラヴィア あるべると もらゔぃあ 受賞
La noia

モラヴィアの代表作のひとつで、若い画家ディーノの倦怠、階級意識、欲望が絡み合う心理劇として読まれている。富や肉体関係では空虚を埋められず、自己と現実のずれが少しずつ崩れていく過程が鋭く描かれる。

倦怠を消し去ろうとするほど、ディーノは自分の空虚さに向き合わされる。

336ページ
倦怠と虚無ブルジョワ社会の閉塞欲望と自己崩壊
小説家

20世紀イタリアを代表する作家の一人。存在や疎外、ブルジョワ社会の虚無を描く作品で知られる。

ロレンツァ・マッツェッティ ろれんつぁ まっつぇってぃ 受賞
Il cielo cade

ロレンツァ・マッツェッティ自身の子ども時代を下敷きに、戦時下の家族と日常を子どもの視点でたどる自伝的長編として受け止められている。遊び心のある語りの中に、差別と暴力が静かに侵入してくる構成が強い印象を残す。

子どもの想像力が支える日常の向こう側で、戦争の現実が少しずつ姿を現す。

172ページ
子どもの視点戦時下の家族記憶と喪失
作家・映画監督

作家であり映画監督。戦時体験をもとにした自伝的作品で知られる。