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アルベルト・モラヴィア

アルベルト・モラーヴィア

Aruberuto Morāvia

別名: Alberto Pincherle

プロフィール

性別
男性
生誕
1907-11-28 (ローマ(イタリア王国))
死没
1990-09-26 (ローマ(イタリア)) 82歳
国籍
イタリア
言語
イタリア語, フランス語, ドイツ語
宗教
無神論
居住地歴
ローマ → コルティナ・ダンペッツォ → ブレッサノーネ → カプリ島 → フォンディ

経歴

職業
小説家, ジャーナリスト, 劇作家, エッセイスト, 映画批評家
活動期間
1929年〜1990年
所属
PENインターナショナル(1959-1962会長), Nuovi Argomenti(創刊者), Il porcospino(創設者)
影響を受けた人物
ジョズエ・カルドゥッチ, ジョヴァンニ・ボッカッチョ, フョードル・ドストエフスキー, ジェームズ・ジョイス
影響を与えた人物
ピエル・パオロ・パゾリーニ
ノミネート
ノーベル文学賞(1949-1965年に13回ノミネート)

受賞歴

ストレガ賞
1952
対象作品: I Racconti
主催: Strega賞委員会
結果: Winner
マルゾット賞
1957
対象作品: Racconti romani
主催: マルゾット財団
結果: Winner
ヴィアレッジョ賞
1961
対象作品: La noia
主催: ヴィアレッジョ賞委員会
結果: Winner
モンデッロ賞
1982
主催: モンデッロ財団
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: I racconti

    『I racconti 1927-1951』は、アルベルト・モラヴィアが20代から40代にかけて書いた短編をまとめた作品集で、中産階級の閉塞や人間関係の欺瞞、欲望と倦怠の入り混じる感覚を描く。個々の物語は独立しながらも、都市生活の息苦しさと倫理的な摩擦を共通の空気として抱えている。

    都会の日常に潜む倦怠と摩擦を、短編のかたちで積み重ねる。

    632ページ
    短編集中産階級欲望都市生活倫理的葛藤
  1. 受賞作: La noia

    モラヴィアの代表作のひとつで、若い画家ディーノの倦怠、階級意識、欲望が絡み合う心理劇として読まれている。富や肉体関係では空虚を埋められず、自己と現実のずれが少しずつ崩れていく過程が鋭く描かれる。

    倦怠を消し去ろうとするほど、ディーノは自分の空虚さに向き合わされる。

    336ページ
    倦怠と虚無ブルジョワ社会の閉塞欲望と自己崩壊

作品

代表作

無関心

1929年 小説

中産階級の母と二人の子供の道徳的退廃を現実的に分析した作品。

道徳的退廃中産階級の無関心
映像化・舞台化
  • [映画] 無関心 / Francesco Maselli (1964)
翻訳
  • Time of Indifference

順応者

1951年 小説

ファシズムに対する反ファシスト小説。

ファシズム順応
映像化・舞台化
  • [映画] コンフォーミスト / Bernardo Bertolucci (1970)
翻訳
  • The Conformist

二人の女

1957年 小説

戦時中の母娘の物語。

戦争母娘
映像化・舞台化
  • [映画] 二人の女 / Vittorio De Sica (1960)
翻訳
  • Two Women

全著作

  • Gli indifferenti (1929)
  • Le ambizioni sbagliate (1935)

翻案

  • Agostino (1962, Mauro Bolognini)
  • 軽蔑 (1963, Jean-Luc Godard)
  • 退屈 (1963, Damiano Damiani)

作風・主題

文体
事実的で冷たく精密なスタイル19世紀叙事詩の伝統に基づく洗練された構文
頻出モチーフ
現代の性社会的疎外実存主義ブルジョワジーの不満

健康

  • 骨結核
    9歳から14歳(5年間)
    5年間ベッドに横たわることになり、独学で読書に没頭。

評価・遺産

イタリア現代文学の巨匠で、性、社会的疎外をテーマに描き、多くの作品が映画化。ノーベル文学賞の常連候補。

大衆文化への影響

  • 多くの小説が名監督により映画化された。

引用

  • 私たちを強制されることが性格を形成する。私たちの自由意志で行うことではない。
    出典: Accrocca引用 (1958年)
  • 作家は信念にかかわらず生き残る。
    出典: Burnside (2011年)

豆知識

  • 本名はアルベルト・ピンケルレ。ペンネームは祖母の出身地モラヴィアから。
  • ファシスト党員の叔父と反ファシストのいとこがいる複雑な家系。
  • 無神論者。