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プレミオ・ヴィアレッジョ=レパーチ(ヴィアレッジョ賞) ぷれみお・ゔぃあれっじょ=れぱーち

第61回(1990年)

文学賞小説評論デビュー作/新人賞国際賞(国際部門)特別賞

受賞者

3名
Luisa Adorno 受賞
Arco di luminara

戦後イタリアの静かなブルジョワ家庭を舞台に、エトナ山麓の家で過ごす夏とローマでの暮らしを通して、家族の記憶や世代の継承を描く小説。会話の機微と軽やかな諧謔が、家庭の内部に流れる時間を細やかに立ち上げる。

エトナ山麓の夏の記憶が、家族の会話とともに静かに重なっていく。

227ページ
家族記憶シチリアローマ戦後イタリア
作家

イタリアの作家。短編や小説を手がけ、1990年に小説『Arco di luminara』でヴィアレッジョ賞(フィクション部門)を受賞した。記憶や人物の内面を繊細に描く作風が特徴。

Preghiera del nome

信仰や祈りをめぐる感覚を、断片的で凝縮した言葉に落とし込んだ詩集。固定した意味や呼び名から離れ、名前そのものの響きや反復のなかに、精神の緊張と静かな高揚が立ち上がる。

名を呼び、名を反復する行為が、ことばをそのまま詩へと変えていく。

144ページ
詩集祈り宗教的感覚反復言葉
詩人

イタリアの詩人。詩集『Preghiera del nome』で1990年にヴィアレッジョ賞(詩部門)を受賞した。

Le realtà del Caravaggio

カラヴァッジョの生涯と作品を、文献・図像・同時代文化の交差点から読み解く美術史モノグラフ。暴力と救済、自然主義と宗教性の緊張をたどりながら、画家の創作を歴史的な文脈のなかで立体的に捉える。

カラヴァッジョの絵画世界を、文献と図像の両面から掘り下げる。

442ページ
美術史カラヴァッジョ図像解釈バロック宗教画
美術史家

美術史・美術評論の分野で活動するイタリアの研究者・評論家。1990年に『Le realtà del Caravaggio』でヴィアレッジョ賞(エッセイ部門)を受賞。