プレミオ・ヴィアレッジョ=レパーチ(ヴィアレッジョ賞) ぷれみお・ゔぃあれっじょ=れぱーち
第63回(1992年)
文学賞小説詩評論デビュー作/新人賞国際賞(国際部門)特別賞
受賞者
3名
Le pietre volanti
画家の語り手が、ひとつの絵とそこから始まる対話を手がかりに、自分の形成、孤独、そして偶然に支配される世界の手触りをたどっていく小説。現実の確かさが少しずつ揺らぎ、芸術と生のあいだの不安定さが前景化する。
ひとつの絵が、偶然と孤独をめぐる物語の入口になる。
271ページ
小説偶然孤独芸術家小説自己形成
小説家
イタリアの小説家。幻想的で風刺的な作風を持ち、1992年に『Le pietre volanti』でヴィアレッジョ賞(フィクション部門)を受賞した。
A mosca cieca
短い詩篇が、日常の断片やことばの手触りをすくい上げながら、見えるものと見えないものの境目をたしかめていく詩集。遊戯性がありながらも、語の精度と抑制によって世界の輪郭を浮かび上がらせる。
目隠しの遊びのなかで、言葉は世界の輪郭を探り当てる。
51ページ
詩集言語知覚日常抑制
詩人
イタリアの詩人。詩集『A mosca cieca』で1992年ヴィアレッジョ賞(詩部門)に挙げられた。
Il passato, la memoria, l'oblio. Sei saggi di storia delle idee
記憶術の歴史を手がかりに、記憶と想像力、忘却の役割をあらためて考え直す思想史エッセイ集。古典的な技法が単なる遺物ではなく、近代以後も姿を変えながら生き続けていることを示す。
記憶は化石ではなく、姿を変えて何度も現れる。
208ページ
思想史記憶忘却想像力エッセイ
思想史研究者
思想史・歴史の分野で活動する研究者・評論家。『Il passato, la memoria, l'oblio. Sei saggi di storia delle idee』で1992年にヴィアレッジョ賞(エッセイ部門)を受賞した。