ウルフソン歴史賞 うるふそんれきししょう
第136回(2024年)
受賞者
6名20世紀の南アジアを通時的に描き、植民地支配、独立、国境画定、移住と社会変容などを横断的に分析する。多様な資料を用いて地域の政治的・社会的変動を総合的に再検討する歴史叙述。
南アジアの近現代史を研究する歴史学者。帝国期から独立・移民に至る地域の長期的変化を総合的に論じる業績がある。
イングランドとムガル帝国の接触を早期近代の文脈で検証し、外交・交易・法制度・文化交流がどのように帝国的関係の土台を形成したかを明らかにする。英印関係の起源を問い直す歴史研究。
イングランドとムガル期インドの交流を研究する学者。早期近代の文化接触や法・外交関係を扱う研究がある。
トランスアトランティック奴隷貿易における商人たちの役割とその経済的・組織的変容を論じ、商業的慣行が奴隷交易の構造や規模にどのように影響したかを明らかにする研究。
英国の国民保健サービス(NHS)の創設と発展を歴史的に追い、政策決定、医療提供、公共の期待の変化を通じて制度の成立と課題を明らかにする総合的通史。
ウィニー・マンデラとネルソン・マンデラの結婚関係を軸に、二人の個人的・政治的軌跡とその相互作用を描き、南アフリカの政治史と個人の物語の交差を浮き彫りにする伝記的研究。
南アフリカを題材にしたノンフィクションで知られる作家・ジャーナリスト。個人史を通じた社会分析に定評がある。
1942年から2022年にわたるドイツの社会的・政治的変容を長期視野で描き、戦争期・分断・再統合といった主要な出来事が社会記憶や日常生活に与えた影響を分析する歴史的叙述。
近現代の社会史や消費史を研究する歴史学者。経済と日常生活の相互作用をテーマにした著作がある。