ワールド・ファンタジー賞 わーるどふぁんたじーしょう
第50回(2024年)
受賞者
10名Ace Books と Roc Books の編集長として、長年にわたりファンタジーと SF の出版を支えた Ginjer Buchanan への生涯功労賞。
編集者としてジャンルの土台を支えた功績に向けられた賞。
英国の出版社 Jo Fletcher Books を率い、ホラー、ファンタジー、SF の出版に長く携わってきた Jo Fletcher への生涯功労賞。
編集者、出版社、批評家としての長年の仕事をたたえる。
1950年代フロリダの改革学校を舞台に、幽霊を見る力を持つ少年が人種差別と暴力の恐怖に向き合う長編。
幽霊が見える少年の視点から、南部の暴力史を掘り下げる。
『Spin a Black Yarn』に収録された中篇で、家の中に潜む気配と家族の記憶が重なり合う怪異譚。
家の怪異が、家族の過去と結びついていく。
『New Suns 2』に収録された短編で、王の衣装を仕立てる職人が、侵略と生存のはざまで静かに抵抗する物語。
仕立ての仕事を通じて、支配に対する静かな抵抗を描く。
世界中の新作ウィッチ・ストーリーを集めたアンソロジーで、民話、ホラー、幻想譚の幅を横断する。
魔女というモチーフを、現代の多様な作家が再解釈する。
不可能な状況に置かれた人間たちの関係性を軸に、宇宙的な不穏さと温かさを同時に立ち上げる短編集。
怖さと人間味が共存する、鋭いデビュー短編集。
ファンタジー・イラストレーションとペインティングを手がける Audrey Benjaminsen の活動への評価。
作品そのものではなく、幻想的なビジュアル表現への賞。
Locus Magazine は、SF・ファンタジー・ホラー出版界の動向を扱う月刊誌として長く機能してきた。
書評、ニュース、インタビュー、受賞情報を束ねる業界誌。
オンラインの SF/F 雑誌として、物語、詩、エッセイ、ポッドキャスト、アートを掲載する Uncanny Magazine への特別賞。
作品単体ではなく、マガジン全体の継続的な編集力が評価された。