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ノーマル・ピープル

アイリッシュ・ブック・アワーズ

ノーマル・ピープル

Sally Rooney

アイルランド西部の町で育ったコネルとマリアンの関係を、高校時代から大学生活へと追う長編小説。親密さとすれ違い、階級差、自己肯定感の揺らぎを、抑制された会話と繊細な心理描写で描き出す。

恋愛階級成長自己形成

作品情報

惹かれ合いながらも離れようとする二人の数年を、会話の余白まで含めて描く恋愛小説。

『ノーマル・ピープル』は、学校では人気者のコネルと孤立したマリアンが、互いに強く惹かれながらも何度も離れていく物語である。大学進学によって二人の立場は変化し、家族、階級、心の傷が関係に影を落とす。恋愛小説でありながら、若者が自分の価値をどう測り、他者にどう救われ、傷つけられるのかを静かに掘り下げる作品。

レビュー要約

  • 簡潔な文体と会話の切れ味、登場人物の不器用な親密さが強く支持されている。痛みを伴う関係性を淡々と描くため、感情移入しやすい一方で、距離感の冷たさを重く感じる読者もいる。

書籍情報

出版社
早川書房
発売日
2023-01-06
ページ数
344ページ
言語
日本語
サイズ
13.1 x 1.9 x 18.8 cm
ISBN-13
9784152101907
ISBN-10
4152101903
価格
2530 JPY
カテゴリ
本/文学・評論/評論・文学研究/外国文学研究/英米文学

苦しいけれど、とても美しい小説。 未完成な人間だからこそ生まれる苦しみと、未完成な人間だからこそ見える光。 ……西加奈子(作家)さん 圧倒的な新しさと、誰の心をも射ぬく普遍性。 サリー・ルーニーは、まさに「新しい古典(ニュー・クラシック)」。 ……岸本佐知子(翻訳家)さん 『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』著者による待望の2作目! 英語圏で150万部突破、世界40言語以上での刊行が決定した、新世代作家による長篇小説。 Hulu/BBCドラマ化。 ■あらすじ マリアンとコネルは幼馴染だった。 マリアンは一匹狼だがコネルは学校の人気者。 コネルの母親はマリアンの家でお手伝いとして働いていたが、二人は高校では素知らぬふりをする。 だがお互いに惹かれ合い、付き合うことにした二人は、高校卒業前にふとしたことがきっかけで別れてしまう。 結局ダブリンの同じ大学に通うことになったが、マリアンが新しい交友関係でのびのびと羽ばたく一方、コネルはなかなか大学に馴染めずにいた。 出身家庭の格差やすれ違い、ちょっとした誤解で引き裂かれ、お互いを傷つけ合い、慰め合うマリアンとコネルの関係の行方は――。

サリー・ルーニー アイルランドの作家。1991年生まれ。トリニティ・カレッジ・ダブリンで英文学を学び、その後同大学院で米文学の修士号を得る。2017年に発表したデビュー長篇の『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』(早川書房刊)は、サンデー・タイムズ文学賞新人賞を受賞。テレグラフ紙、オブザーバー紙、Vogue、Elleの年間ベストブックおよび「サンデー・タイムズ、21世紀の100冊」にも選出され、著者は一躍文学界のスターとなった。2018年に発表した2作目となる本書は、英国最高峰のブッカー賞の候補となり、英語圏で150万部突破を記録、40言語以上での刊行が決定している。2021年に3作目となる最新長篇 Beautiful World, Where Are You(早川書房近刊)を刊行した。ダブリン在住。

レビュー

  • An excellent edition!

    I can't read this, nor will I be able to read this for a long time, but the edition sure is beautiful if you're like me and love the story.

  • 絵が素敵

    スタイリッシュで洗練された内容

  • シザーハンズみたいな

    愛とは、温室育ちのトマトみたいに生易しいものではない。手に入れるためには競争相手を蹴落とす人もいるし、傷つき立ち直れなくなる人もいる。加えていやらしいことに人によっては相手を傷つける行為なんていうのは一体全体愛なんて呼ばないかもしれない。読者からすると、もっと楽な接し方、伝え方があるとは目に見えてわかるけれど、それは安全地帯からの話で、当事者にとっては望遠鏡の裏側から見た世界しか広がっていないかもしれない。そんな経験を積み重ねることが成長するということだと思うし、一生の中で一瞬でも相手に愛を感じ、相手から愛されていると感じた経験がある人は、幸せだと私は思う。

  • 男と女はこれの繰り返し。

    お洒落な表紙に惹かれて買ったわたくしが馬鹿でした。甘い恋愛小説とは程遠い本で、血反吐はきながら週末読み終えてしまいました。コネルのマリアンに対する仕打ちがひどいのよ。でも若い男ってこうなのよ。苦しみながらもクールに対応するマリアンの大人びた成熟ぶりよ。もうわたくしは子育てもひと段落したおばさまですが二十歳前後でこの本を読める今の若い方がうらやましいです。男と女はこうやってお互いちょっとしたすれ違いで傷つけ合いながらくっついたり離れたりを繰り返して生きていくの。若い方たちには是非こちらで予習してからこれからの人生を生きていただきたいわね。

  • 翻訳が...

    自分に合わないだけかもしれませんが、日本語が全然良くないです。それなりの値段もするのに、翻訳がひどいです。

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