ピグマリオン (光文社古典新訳文庫 Aハ 5-1)
言語と階級、教育の役割を通じて個人の変容と社会の偏見を問う戯曲。花売り娘イライザの階級上昇を題材に、アイデンティティと言語の関係をユーモアと鋭い風刺で描く。
作品情報
言葉を変えることは、人の輪郭を変えることでもある。
花売り娘イライザがヒギンズの教育を受け、発音とふるまいを変えていく過程を通して、階級社会の規範と個人の自立を問う。軽妙な会話の裏で、言葉が人間関係をどう組み替えるかが鋭く描かれる。
書籍情報
- 出版社
- 光文社
- 発売日
- 2013-11-08
- ページ数
- 297ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 10.8 x 1.2 x 15.2 cm
- ISBN-13
- 9784334752811
- ISBN-10
- 4334752810
- 価格
- 1012 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/戯曲・シナリオ/イギリス・アメリカ
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レビュー
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おもしろかった
本を読んでから、ミュージカル見たけど感動した
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余韻
レディーとは…「(自身が)どう振舞うか ではなく、(周囲から)どう扱われるのか」 愛とは…「必要とされること」 作中のヒロイン(イライザ)が得た教養を 端的に象徴する劇中のセリフには、分厚い 哲学書にも勝る「余韻」がありますね。 1950年代には翻案(結末を変更)されて 「マイ・フェア・レディ」となったのも、 数奇な運命。後日談の最後の段落の含み… 台本として書かれたものなので、観る側が 受け入れやすい表現媒体で用意されること が望ましい名作です。
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外見とアイデンティティー
ショーの戯曲においては、我々の外見こそが、社会的階級を示すものとして何度も描かれている。例えば、貧しい花屋の娘は、その身なりによって貧困層と識別される。ピカリングも指摘していたように、外見こそ、彼らのアイデンティティーそのものなのである。しかし、劇中においては、そうした外見に基づくアイデンティティーが相対的なものであり、変更可能であるという点が何度も繰り返される。その顕著な例が、イライザであろう。彼女は外見を変えることで、貴族階級の全員を欺く。ただし、イライザは本当に変わってしまったのだろうか。いったい、彼女が元のイライザに戻れることは可能であるのだろうか。我々のアイデンティティーがいかに不確かであるかを、この作品は世に問うている。
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原作はより近代的
ミュージカルの『マイフェアレディ』はきらびやかさが強調されていて、ロマンス。こちらはより近代的で納得の結末。冒頭にヒギンスのモデルについて、物語の最後に後日談が収録されていて親切な作り。
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よく訳されている
コックニー発音を日本語で表現するのは非常に難しいと思いますが、うまく訳してあると思います。
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良いです
学校の先生に勧められ購入しました。 とても良い本です
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面白い
戯曲ならではの軽快な言葉のやり取りから、自由という重い問題を考えさせられる。 「これが面白いんだろう」という、古い本の権威に促された読みではなく、次が気になり、ページを捲る手が止まらない、言い方は悪いかもしれないが通俗小説的な読みが出来る。
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ありがとうございました
よかったです。
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