世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

エイドリアン・ミッチェル

エイドリアン・ミッチェル

Adrian Mitchell

プロフィール

性別
男性
生誕
1932-10-24 (ロンドン(ハムステッド・ヒース付近))
死没
2008-12-20 (ロンドン(北ロンドンの病院)) 76歳
国籍
イギリス
言語
英語

経歴

職業
詩人, 小説家, 劇作家, 文化活動家, ジャーナリスト(初期)
活動期間
1953年〜2008年
影響を受けた人物
ウィリアム・ブレイク, (影響を与えた前任詩人・伝統)
影響を与えた人物
イギリスの左派・抗議系詩人たち

学歴

Monkton Combe School(ジュニアスクール)
国: イギリス
初期教育。児童期に最初の劇を書いた。
Dauntsey's School
国: イギリス
寄宿生として在籍。ここで友人と劇を制作。
クライスト・チャーチ(オックスフォード大学)
英語学 / 英文学科
学位: BA
国: イギリス
英文学を専攻。詩のサークル会長や雑誌のリテラリー編集を務めた。J.R.R.トールキンの息子に教えられた。

受賞歴

エリック・グレゴリー賞
1961
主催: Society of Authors
結果: winner
PEN 翻訳賞
1966
主催: PEN
結果: winner
東京フェスティバル テレビ映画賞
1971
主催: Tokyo Festival
結果: winner
CLPE ポエトリー賞
2005
対象作品: 『Daft as a Doughnut』
主催: Centre for Literacy in Primary Education (CLPE)
結果: shortlist

受賞・候補エディション

作品

代表作

『To Whom It May Concern』

1964年 反戦詩・パフォーマンス詩

ベトナム戦争のテレビ映像に対する辛辣な反応として書かれた代表作。初めてCNDの集会で朗読され、人々の抗議行動と結びついた。

反戦政府批判メディア風刺

『Heart on the Left: Poems 1953–1984』

1997年 詩集(選集)

1953年から1984年までの詩を集めた代表的選集。ラルフ・スティードマンの装丁で知られる。

政治と社会批判個人的情感ユーモアと風刺

『Tyger: A Celebration Based on the Life and Works of William Blake』

1971年 戯曲/舞台作品(祝祭劇)

ウィリアム・ブレイクの生涯と作品に基づく舞台作品。ナショナル・シアターのために書かれた。

ロマン主義創造性反権威

『The Lion, the Witch and the Wardrobe(舞台脚本版)』

1998年 舞台脚本・ミュージカル

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによる1998年の舞台制作のための脚色。家族向けの音楽舞台作品。

児童文学の翻案冒険と成長
映像化・舞台化
  • [舞台] 『ライオンと魔女と衣装ダンス』 (1998)

全著作

  • If You See Me Comin'(小説、Jonathan Cape、1962)
  • Poems(Jonathan Cape、1964)
  • Ride the Nightmare(Cape、1971)
  • Tyger: A Celebration Based on the Life and Works of William Blake(Cape、1971)
  • Heart on the Left: Poems 1953–1984(Bloodaxe、1997)
  • Tell Me Lies: Poems 2005–2008(Bloodaxe、2009)
  • Daft as a Doughnut(Orchard Books、2009)
  • Shapeshifters: Tales from Ovid's Metamorphoses(Frances Lincoln、2009)

翻案

  • ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによる『ライオンと魔女と衣装ダンス』舞台(1998)

作風・主題

文体
口語的で直接的な語り口風刺的かつ政治的な詩風子供向けの語りやリズム感を重視した作品も多い
頻出モチーフ
反戦・平和主義政府・権力への批判動物と自然ユーモアと皮肉

健康

  • 肺炎
    2008(晩年)
    2008年末に肺炎を患い、疑わしい心臓発作の後に死亡したとされる。

評価・遺産

エイドリアン・ミッチェルは戦後イギリスを代表する抗議詩人の一人であり、反戦・平和運動や左派の集会で広く詩を朗読した。子供向け作品や舞台脚本も含む幅広い創作で知られ、現代英詩における大衆的かつ政治的な声として評価されている。

引用

  • 「ほとんどの人々は、ほとんどの詩を無視している。なぜならほとんどの詩が、ほとんどの人々を無視しているからだ。」
    出典: 著作や随筆の序文(Mitchellの言葉)

豆知識

  • 1964年のCND(核廃絶運動)の集会で『To Whom It May Concern』を朗読し広く知られるようになった。
  • 一時期New Statesmanの詩編集者を務め、ビートルズの最初のインタビューを掲載した。
  • 2002年に『Shadow Poet Laureate(影の詩人桂冠)』として半ば冗談めかしてノミネートされた。