フェネオン賞
1回登壇
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第6回(1954年) 受賞受賞作: Les Gommes
ヌーヴォー・ロマンの代表的実験的小説。物語構造や記述の客観性を問い、読者に解釈を委ねる作風が特徴。
実験文学記憶物語構造
アラン・ロブ=グリエ
Alain Robbe-Grillet
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| パリ=グリニョン国立農学研究所(Institut national agronomique Paris-Grignon) | — | — | 農業工学(農学技術者) | 1940年代まで(1945年卒) | フランス |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1953 | プルミエ賞(Prix Fénéon) | Les Gommes(『消しゴム』) | — | Prix Fénéon 運営団体 | 受賞 |
| 1962 | ルイ・デリュック賞 | L'Immortelle(映画) | — | ルイ・デリュック賞選考委員会 | 受賞 |
| 1961 | ゴールデン・ライオン(作品として) | L'Année dernière à Marienbad(『去年マリエンバドで』) | — | ヴェネツィア国際映画祭 | 受賞(作品として) |
| 2004 | アカデミー・フランセーズ選出 | — | — | アカデミー・フランセーズ | 選出(会員) |
ヌーヴォー・ロマンの代表的実験的小説。物語構造や記述の客観性を問い、読者に解釈を委ねる作風が特徴。
本賞はロブ=グリエの前衛的な小説手法と長年の文学的貢献に対して贈られた。彼の作品は語りの解体や視覚性の強調を通じて小説表現の境界を押し広げ、20世紀後半の文学に大きな影響を与えた。
表面的には探偵小説の形式を借りつつ、運命や自己言及、反復とズレを用いて読者に物語を組み直させる実験的小説。
主人公が故郷の島に戻り、ある少女の死と関係するかもしれない自身の内面と欲望を巡って進行する物語。語りの曖昧さと欠落が特徴。
名のない嫉妬する夫の視点が暗示的に描かれる作品。反復的な観察と細部の記述によって心理が形作られていく。
アラン・レネと共同で手掛けた脚本。記憶と時間の曖昧さを主題とする実験的映像作品で、公開当時大きな注目を浴びた。
語りと文体の実験を続ける中期以降の作品。語学教育用に編まれた版(Le Rendez-vous)と関連する部分がある。
意図的に伝統的と称した自伝的作品。自身の経歴や思索を比較的伝統的形式で記述したもの。
アラン・ロブ=グリエはヌーヴォー・ロマンを代表する作家であり、文学と映画の両分野で形式実験を行った。記述の表面性や反復を用いた手法は、20世紀後半の文学とアート映画に大きな影響を与えた。
まるで誰も聞いていないかのようだった。