世界・海外・国外の文学賞

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アルバート・L・マレー

アルバート・エル・マレー

Albert L. Murray

プロフィール

性別
男性
生誕
1916-05-12 (ノコミス(アラバマ州エスカンビア郡)、アメリカ合衆国)
死没
2013-08-18 (ハーレム(ニューヨーク市)、アメリカ合衆国) 97歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語

経歴

職業
作家, 文芸評論家, 音楽評論家, 小説家, 随筆家, 伝記作家, 教授
活動期間
1939年〜2013年
所属
バーンardカレッジ(ライティング助教授), ジャズ・アット・リンカーン・センター(共同設立者)
影響を受けた人物
ラルフ・エリソン, デューク・エリントン, ロマール・ビアーデン
影響を与えた人物
スタンリー・クラウチ, ウィントン・マルサリス
ノミネート
ナショナル・ブック・アワード(最終候補) - 1971

学歴

タスキーギー学院(Tuskegee Institute)
教育学部 / 教育
学位: B.S.
期間: 在学〜1939年
卒業年: 1939
国: アメリカ合衆国
奨学金で在籍し教育学の学位を取得
ミシガン大学
期間: 一時在籍(大学院課程)
国: アメリカ合衆国
大学院課程に短期間在籍したが、学位取得は不明
ノースウェスタン大学
期間: 在学(1941年)
卒業年: 1941
国: アメリカ合衆国
追加の大学院課程を履修
パリ大学
期間: 在学(1951年)
卒業年: 1951
国: フランス
大学院での学修を行った記録あり
ニューヨーク大学
英語
学位: M.A.
期間: 在学〜1948年
卒業年: 1948
国: アメリカ合衆国
GIビルを利用して修士号(英語)を取得

受賞歴

ASCAP ディームス・テイラー賞
1977
対象作品: Stomping the Blues
主催: ASCAP財団
結果: 受賞
ハーパー・リー賞(初代受賞)
1998
主催: アラバマ作家フォーラム
結果: 受賞
名誉博士(Litt.D)
1975
主催: コルゲート大学
結果: 授与
名誉博士(D.H.L.)
1995
主催: スプリングヒル・カレッジ
結果: 授与

受賞・候補エディション

作品

代表作

ジ・オムニ・アメリカンズ

1970年 エッセイ/文化批評

人種関係やアメリカ文化を論じたエッセイ集。『アメリカは黒人と白人の国ではなく、多色の国である』とする視点を示した。

人種関係アメリカ文化アイデンティティ

とても古い場所への南行

1971年 ノンフィクション/旅行記・文化論

アメリカ南部の文化と歴史を報告的に描いた作品。人種と地域性に深く切り込む。ナショナル・ブック・アワードの最終候補にもなった。

南部文化記憶人種

ザ・ヒーロー・アンド・ザ・ブルース

1973年 音楽批評/ノンフィクション

ブルースとアメリカ文化の関係を論じ、音楽が文化的・社会的文脈で果たす役割を分析する随筆集。

ブルース音楽文化アメリカ文化

トレイン・ホイッスル・ギター(スコーターシリーズ)

1974年 小説

スコーターという分人(分身)を主人公に、子供時代から音楽家・作家としての成長を描く小説。後続のスコーター連作につながる。

成長音楽自己

ストンピング・ザ・ブルース

1976年 音楽史/批評

ブルースの歴史と形式、演奏法を文化史的に分析した著作。1977年のASCAPディームス・テイラー賞を受賞。

ブルース音楽史文化分析

全著作

  • ジ・オムニ・アメリカンズ (1970)
  • とても古い場所への南行 (1971)
  • ザ・ヒーロー・アンド・ザ・ブルース (1973)
  • トレイン・ホイッスル・ギター (1974)
  • ストンピング・ザ・ブルース (1976)
  • ザ・スパイグラス・ツリー (1991)
  • ザ・ブルー・デビルズ・オブ・ナダ (1996)
  • ザ・セブン・リーグ・ブーツ (1996)
  • トレーディング・トゥエルブス:ラルフ・エリソンとアルバート・マレーの書簡集 (2000)
  • コンジュゲーションズ・アンド・リイテレーションズ:詩 (2001)
  • ブライアーパッチ・ファイル:文脈、手続き、アメリカン・アイデンティティについて (2001)
  • ザ・マジック・キーズ (2005)

翻案

  • ドキュメンタリー『Bearden Plays Bearden』(1980年)に出演

作風・主題

文体
エッセイ的で対話的な文体音楽的リズムを取り入れた文章文化史的・批評的アプローチ
頻出モチーフ
ジャズとブルース南部の記憶と風景アメリカの多様性とアイデンティティ

健康

  • 心臓疾患
    1962年(発見) - 以後
    1962年の診察で心臓病の兆候が見つかり、アメリカ空軍を退役する原因となった

評価・遺産

アルバート・マレーは人種、音楽、アメリカ文化に関する独自の批評で知られ、ジャズとブルースを軸にした文化分析で後進に大きな影響を与えた。ジャズ・アット・リンカーン・センターの共同設立など実務面での貢献も大きく、彼の随筆は2016年にLibrary of Americaから復刻された。

大衆文化への影響

  • ドキュメンタリー『Bearden Plays Bearden』に出演
  • ジャズ・コミュニティや批評界で繰り返し参照される存在

引用

  • 「アメリカ合衆国は実際には黒人と白人の国ではない。多色の人々の国である。」
    出典: 『The Omni-Americans』序文 (1970年)

豆知識

  • 出生後に養子縁組された(実母はスジー・グラハム)。
  • ラルフ・エリソンとは学生時代からの親友であり、相互に影響を与え合った。
  • ジャズ・アット・リンカーン・センターの共同設立者の一人である。
  • 1962年の心臓疾患の発見により空軍を退役した。
  • 1998年にハーパー・リー賞の初代受賞者となった。