世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

アンッティ・トゥーリ

アンッティ・トゥーリ

Antti Tuuri

プロフィール

性別
男性
生誕
1944-10-01 (カウハヴァ(南ポフヤンマー))
国籍
フィンランド
言語
フィンランド語
居住地歴
カウハヴァ(出生地) → ヘルシンキ

経歴

職業
作家, 翻訳家, 技術者
活動期間
1969年〜

学歴

国: フィンランド
工学系の学位を取得し、エンジニアとして働いた経歴がある(出典: 紹介文)

受賞歴

J. H. エルッコ賞
1971
対象作品: Asioiden suhteet と Lauantaina illalla
主催: J. H. エルッコ賞選考委員会
結果: 受賞
ノルディック理事会文学賞
1985
対象作品: Pohjanmaa
主催: ノルディック理事会
結果: 受賞
フィンランディア賞
1997
対象作品: Lakeuden kutsu
主催: フィンランド文学基金/フィンランディア賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Pohjanmaa

    オストロボスニアの一日を通して、地域の誇りと対立、家族や共同体の関係を描くフィンランド小説。方言と風土の手触りが物語全体を支えている。

    地方の誇りと対立が、ひとつの一日に凝縮される。

    地域文学家族共同体伝統社会変化
  1. 受賞作: Lakeuden kutsu

    Antti TuurinのPohjanmaa系列の最終章。フロリダから戻った男を軸に、故郷、家族、地域の価値観、変わりゆく時代が濃く描かれる。

    フロリダから戻る男を通して、故郷と時代の変化を描く。

    363ページ
    小説故郷家族オストロボスニア社会変化

作品

代表作

Pohjanmaa

小説

南ポフヤンマー(オストロボスニア)を舞台にした群像劇的な小説で、地域社会の人間関係や葛藤を描く作品。

郷土人間関係地域社会
翻訳
  • 英語訳: A Day in Ostrobothnia

Lakeuden kutsu

1997年 小説

1997年にフィンランディア賞を受賞した長編小説。平野地域の生活や歴史的背景を織り込みながら人物の運命を描く。

農村伝統歴史

Ikitie

小説

『アイティエ(Ikitie)』は移民や民族の運命を扱った作品で、映画『The Eternal Road』の原作にもなった。

移民民族運命
映像化・舞台化
  • [映画] The Eternal Road

Rukajärven tie

戦争小説

継続戦争(1941–44)を背景にした作品で、映画『Ambush(Rukajärven tie)』の原作のひとつとして知られる。

戦争記憶歴史
映像化・舞台化
  • [映画] Rukajärven tie (Ambush)

Talvisota

戦争小説

1939–1940年の冬戦争を題材とした作品。映画『Talvisota(The Winter War)』の原作となった小説に基づく作品群の一部。

戦争国民意識記憶
映像化・舞台化
  • [映画] Talvisota (The Winter War)

全著作

  • Pohjanmaa
  • Lakeuden kutsu
  • Ikitie
  • Rukajärven tie
  • Talvisota

翻案

  • Rukajärven tie(映画『Ambush』)
  • Talvisota(映画『The Winter War』)
  • Ikitie(映画『The Eternal Road』)

作家による翻訳

  • アイスランドのサガの翻訳

作品の翻訳

  • Pohjanmaa の英語訳

作風・主題

文体
簡潔で硬質な文体地域社会を冷静に描き出すリアリズム
頻出モチーフ
郷土(南ポフヤンマー)戦争とその記憶移民と世代の物語

評価・遺産

アンッティ・トゥーリは南ポフヤンマーを中心とした地域文学を代表する作家であり、複数の主要文学賞受賞と映画化を通じてフィンランド国内外で広く知られている。移民や戦争、郷土史を題材とした作品群は学術的評価と大衆的関心を集めている。

大衆文化への影響

  • 複数の小説が映画化され、フィンランド映画界でも知られる原作者の一人となっている

豆知識

  • もともと工学の学位を取得し、エンジニアとして働いた経験がある。
  • 多数の作品が映画化されている(例: Rukajärven tie、Talvisota、Ikitie)。
  • 既婚で妻はメルヤ・ヒエタハルユ=トゥーリ。ヘルシンキ在住。