世界・海外・国外の文学賞

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アーノルド・ゲンテ

アーノルド・ゲンテ

Arnold Genthe

プロフィール

性別
男性
生誕
1869-01-08 (プロイセン王国、ベルリン(現ドイツ))
死没
1942-08-09 (アメリカ合衆国、ニューヨーク市) 73歳
国籍
ドイツ, アメリカ合衆国
言語
ドイツ語, 英語
居住地歴
ベルリン(出生) → サンフランシスコ(移住・活動拠点) → カーメル・バイ・ザ・シー(短期間滞在) → ニューヨーク市(1911年以降)

経歴

職業
写真家, 教育者
活動期間
1895年〜1942年
所属
ボヘミアン・クラブ(メンバー), ホテル・デル・モンテの美術ギャラリーボード(理事)
所属団体
ボヘミアン・クラブ
影響を受けた人物
アドルフ・メンツェル(藝術家・親戚の交流), フランシス・マコーマス(同行・風景制作での交流)

学歴

イェーナ大学
哲学部(系統としてのフィロロジー) / フィロロジー(言語学・古典学系)
学位: 博士(フィロロジー)
期間: 〜1894
卒業年: 1894
国: ドイツ
1894年にフィロロジーの博士号を取得。以後アメリカで写真を学び実践。

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Genthe's Photographs of San Francisco's Old Chinatown

    サンフランシスコ旧チャイナタウンを記録した写真集。移民史と都市文化の層を、写真と解説で保存する資料的価値の高い一冊。

    失われた街の輪郭を、写真で静かに残す。

    133ページ
    写真移民史チャイナタウン都市史

作品

代表作

古いチャイナタウンの写真(Pictures of Old Chinatown)

1908年 写真集・記録写真

主にサンフランシスコのチャイナタウンを記録した写真集。1906年震災前の街の貴重な姿を伝える。

チャイナタウンの社会像都市記録文化的他者の表象

舞踊の書(The Book of the Dance)

1916年 写真集・舞踊研究

ダンサーや舞踊に関する写真と図版を収めた作品。舞踊家たちの姿を記録している。

舞踊身体表現肖像

イザドラ・ダンカン:二十四の研究(Isadora Duncan: Twenty Four Studies)

1929年 写真集・舞踊家研究

イザドラ・ダンカンをはじめとする舞踊家を撮影したスタディ集。舞踊家の動きや表情に焦点を当てる。

舞踊家の肖像動きの記録

私の記憶(As I Remember)

1936年 回想録・写真エッセイ

生涯や仕事、サンフランシスコの地震や写真家としての経験について綴った回想録。

回想写真史都市災害の記録

全著作

  • Pictures of Old Chinatown(1908) — 文:ウィル・アーウィン、写真:アーノルド・ゲンテ
  • The Book of the Dance(1916)
  • Impressions of Old New Orleans(序文:グレース・キング、約1926年)
  • Isadora Duncan: Twenty Four Studies(1929)
  • As I Remember(約1936年)
  • Highlights and Shadows(約1937年)

作風・主題

文体
ピクトリアリズム的な肖像写真記録的・報告的な都市写真オートクロームによる初期カラー写真の実験
頻出モチーフ
チャイナタウンの街並みと住民舞踊家と身体表現ポートレート(有名人・社交界)愛猫「バザー(Buzzer)」

健康

  • 心臓発作(致命的)
    1942-08
    1942年に心臓発作で逝去。これにより活動は終了。

評価・遺産

アーノルド・ゲンテはサンフランシスコのチャイナタウンや1906年震災の記録、著名人のポートレートで知られる写真家。オートクロームによる早期のカラー写真実験を行い、地域の歴史的記録やポートレート写真の発展に大きく寄与した。

記念館・博物館

  • アメリカ議会図書館(Gentheコレクション) アメリカ合衆国ワシントンD.C.
  • ニューヨーク歴史協会(The Arnold Genthe Photograph Collection) アメリカ合衆国、ニューヨーク
  • サンフランシスコ近代美術館(所蔵) カリフォルニア州サンフランシスコ

資料所蔵先

  • アーノルド・ゲンテ写真コレクション(ニューヨーク歴史協会)
  • アメリカ議会図書館・写真版画部(Gentheコレクション)

大衆文化への影響

  • ゲルボが撮影したグレタ・ガルボのポートレートは彼女の映画キャリアを後押ししたと評される。
  • 1906年地震の写真はサンフランシスコ史の資料として広く参照される。

引用

  • ポイントロボスの糸杉と岩、変わりゆく夕焼け、砂丘の影はカラー実験の豊かな場を提供した。
    出典: 自身の回想・住宅に関する記述(1906年頃の記述) (1906年)

豆知識

  • 愛猫バザー(Buzzer)が肖像写真に頻繁に登場した。
  • サンフランシスコのチャイナタウンを撮影した約200点の写真が現存する。
  • 1906年の地震と火災でスタジオは被災したが、その後再建した。
  • オートクロームによる初期カラー写真の先駆者の一人とされる。