アメリカン・ブック・アワード あめりかんぶっくあわーど
Edition 6 (1985)
Winners
19 people都市の周縁にある黒人女性の経験を、記憶と身体感覚の断片から立ち上げる詩集。日常の場面と歴史の気配が重なり、密度の高い言葉で共同体の輪郭を描く。
Chicagoの声と記憶が躍動する、Angela Jacksonの初期代表作。
詩や小説を手掛ける作家。黒人コミュニティの経験を描く。
サンフランシスコ旧チャイナタウンを記録した写真集。移民史と都市文化の層を、写真と解説で保存する資料的価値の高い一冊。
失われた街の輪郭を、写真で静かに残す。
歴史写真家。サンフランシスコのチャイナタウンを写した写真で知られる。
サンフランシスコ旧チャイナタウンの写真を、歴史的資料として読み直す写真史的著作。都市の記憶と移民史を、注釈と図版で掘り起こす。
写真が、失われかけた街の記憶を再び立ち上げる。
アジア系アメリカ史の研究者。歴史資料の収集・解説で知られる。
詩集/散文を含む作品。多文化的な視点で自己と歴史を問い、記憶と想像力を結びつける。
詩と散文を横断する作風を持つ作家。文化の境界を扱う。
自伝的短編集。メキシコ系アメリカ人としての少年時代の経験を活写し、家族と地域の記憶を描く。
メキシコ系アメリカ人作家。少年期や地域の生活を描く短編や詩で知られる。
法と戦争をめぐる研究書。戦時における司法と正義の問題を歴史的に検証する。
法と政治史に関する著作で知られる研究者。
架空の保留地を舞台に、複数の家族と世代の記憶が交差する連作長編。愛と喪失、伝承と現代の軋轢を重層的に描く。
家族の語りが重なり、土地の記憶が立ち上がる。
先住民の歴史や家族を題材にした作品で知られる小説家。
アメリア・イアハートをめぐる象徴と想像力を軸に、喪失と移動の感覚を探る実験詩集。断片的な構成が、飛行と消失のイメージを際立たせる。
飛ぶことと消えることのあいだを、詩が往復する。
実験的詩や前衛詩を手掛ける詩人。
70歳を迎えた作家が、老い、喪失、創作への意欲を率直に書き留めた日記文学。静かな観察と内省が自然体で続く。
年齢を重ねた視線が、日々の輪郭をやわらかく照らす。
日記文学や詩で知られる作家。老年期の内省的作品が評価される。
長い沈黙ののちに発表された詩集で、歴史的記憶と政治的感受性を前景化する。個人史と文化史が複層的に交差する。
沈黙の後に戻ってきた声が、政治と記憶を結び直す。
ビート以後の実験詩に影響を与えた詩人。
障害のある若者レイの現実を追うノンフィクション寄りの物語。制度の隙間で生きる人間への共感と、社会批評が同居する。
ひとりの人物の旅路から、制度と尊厳の問題が浮かび上がる。
教育現場に根差した経験を作品にする教育者・作家。
ラティーナの少女エスペランサが、貧困やジェンダー、階級の圧力のなかで自分の居場所を探す連作的な長編。短い断章が、成長の痛みと希望を鮮やかに伝える。
小さな断章が、ひとりの少女の世界を広げていく。
メキシコ系アメリカ人の作家。短編・詩でラティーナの生活を描く。
黒人女性の身体感覚、怒り、愛、連帯を、政治性の強い言葉で押し広げる詩集。日常の会話のリズムがそのまま力になる。
怒りと愛が、同じ口調で立ち上がる。
黒人詩の重要な声の一人。政治性と個人の声を両立させる詩作で知られる。
都市の声と個人的記憶を織り合わせた詩集。ストリート詩の感触を保ちながら、共同体の歴史をユーモアと切実さで浮かび上がらせる。
街の気配が、そのまま詩の息づかいになる。
サンフランシスコの詩人コミュニティで知られる詩人。
先住民の記憶と土地の感覚を、簡潔で濃密な詩のかたちに結びつけた小さな詩集。共同体の歴史と個人の声が、静かな切実さの中で響き合う。
土地の記憶が、短い行のなかで強く立ち上がる。
先住民詩の編集や創作に関わる詩人。